思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

屏東の女子高生と米血糕

2015-06-30 09:31:07 | 2015年の旅行記
ともあれ久しぶりの高雄に着いたのだが、時間が5時10分と早すぎ(0時40分に台北を出たんだし、6時過ぎてから着くと勝手に思っていた)、朝ご飯を食べるにも早すぎるし(開いている店も少ないし、そもそも昨晩食べ過ぎてそんな気では無い)、今夜のホテルが駅の近くなので今のうちに場所だけ確認しておこうと歩いてみた。ホテルは地図通りの場所にあったが(稀に予約サイトに提供の地図が間違っていることあり、数年前のバンコクでは深夜と言うこともあって泣かされた)周囲の環境が…。1本離れたところに古い旅社があり、こんなボロボロの宿はさすがに廃業しているだろうなと近づいてみたら胸の開いたドレスを着たくたびれた女が何人も。予約したホテルも安かったしこういう場所かあ…。これは今夜のホテルでも「夜のお誘い」があるかもしれんな。



結局高雄駅に戻り、電車に乗ってみることにした。屏東方面は初めて台湾に来て以来乗ったこと無いなと思ったのでそっちにしよう。改札口でイージーカードをかざして入場。自動改札機が並ぶものの磁気券専用で、IC乗車券は有人通路に設けられたリーダーのみというのが残念。普及率が低いのかなと思ったが、改札を通る人の半数はICだったし、自動改札機の更新まではこの状態かなと。





5時57分発屏東行き区間車は新型電車の8両編成でした。まるで特急電車のような正面。



内装はセミクロスになっていて、地下鉄の車両みたいな座席配置。朝の郊外行きなので他の客はおらず、睡眠不足を補うとどやどや乗って来た。何のことは無い、終点の屏東に到着し、折り返しに乗車する通勤通学客が乗ってきたのでした。



駅舎の後ろには高架駅。今は電化区間がここまでですが、いずれ高架化のうえ潮州まで延伸され”台鉄捷運化”されるそうだ。近代化は致し方ないが懐かしい感じが残る台湾の鉄道もそろそろ見納めかな?韓国もKTX開業前は古き日本の国鉄みたいな雰囲気だったけど、今では地方の駅まで画一的な近代駅舎となり、車両も面白くなくなってきた。



近所のセブンイレブンで台湾式の甘い緑茶を買って飲み



そばの寺院を参拝。出ると通学途中の女子高生がぞろぞろ。台湾の女子高生好きだな。日本の女子高生はどこへ行っても短いスカートとローファーばかり。あれはあれで昔幅を利かしたルーズソックスよりはるかにいいけど(今思えばあんな足太く見えるものがなぜ流行ったのだろう)、こっちはジャージのズボンか膝が見える程度のハーフパンツの体操着で、靴も運動靴かハイカットのスニーカー。なんだかどの子も素朴な子に見えていいわ。



しばらく歩いていると雑多なエリアに突入。屏東の夜市だそうで、このような地方都市にもナイトマーケットがあるんですね。朝なのでゴーストタウン状態かと思ったら、何軒か粥屋が空いていて、バイクでやってくるオッチャンが食事してた。興味があるけど、さすがにここはディープすぎる。



結局街歩きして腹が減ったので、駅に戻って構内のセブンイレブンでおでん購入。朝なのであまり味が染みていませんが、そのぶん汁が濁ることはなく澄んでいます。厚揚げに卵焼きと、台湾人が大好きと言う米血糕。なんでも米に殺したばかりの鴨やアヒルの血を混ぜて固めて、蒸したものだそうです。これだけ聞いたらゲテモノのような気がしますけど、血のようなものは殆ど感じられません。コンビニのおでんですから本当に血を使っているのでしょうかね?