思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

屏東から枋寮へ

2015-07-01 11:06:01 | 2015年の旅行記
おでんを食べ終えてまだ8時、屏東に来たと言っても別に見るような街でなし、高雄に戻るのも馬鹿馬鹿しくなったので折角なのでもう少し先に進もう。



ここから先はイージーカードが使えませんので券売機で切符を購入。



次の区間車の終点駅、枋寮まで買ってみました。59元なのでそこそこ距離はあります。日本みたいに「○○→××円区間」ではなく、きちんと駅名が印字されるんですね。



待合室には空襲時の避難先案内図。かなり年代物でほかの駅などでは見たこと無いなあ。とはいえこの街だったら中共が艦船から艦砲射撃してきたらひとたまりもないだろう。



枋寮行きは気動車だとばかり思っていたら、やって来たのは客車の長大編成。機関車の後ろに客車7両と電源車が繋がっている。期せずして客車に乗れてうれしい。



残念乍ら窓は開かず、座席もリクライニング。かつては長距離の優等用だったのが都落ちしたのでしょう。でも冷房も効き過ぎるくらい冷えており、座席をちょいと傾ければたちまち睡魔が。電車と違ってガシャーンと言う衝撃ののちぐいっと引かれるような発車の感じもいいです。窓側にはドリンクホルダーがありますがペットボトルは入りません。実はこれ、昔は優等列車には専属の係がいて、乗客にはお茶が振る舞われました。そのお茶はガラスの蓋つき容器に入れていたそうで、それ用のホルダーなんです。だから車端には給湯器があったりして。



銘板を見ると民国69年製、西暦だと1980年になるはずなので35年選手ですね。



途中駅で特急の待避や交換などで長時間停車もあり、1時間余りで枋寮に到着。天気は快晴です。



田舎の駅って感じで



なぜか運賃表や時刻表は真っ白。その代りに別の場所にパソコンで作成したような運賃表・時刻表があるので、大きいのは更新するのは面倒になったのかも。



世が世なら日本最南端の駅だそうです。今はもう少し南に駅がありますけど。



駅にあった一番意味不明な看板。台湾最南端でリゾート地の墾丁へのバスを案内する日本語の看板ですけど
「うっぷんを晴らす駅の後ろで前方の7-11は左を向いてつきあって切符を買います」
何が言いたいのか分かりません(笑)。