思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

新大阪駅のきつねうどんとジャンボフェリーのかやくうどん

2017-03-04 13:54:34 | 2017年の旅行記
3月1日は仕事を早めに切り上げてJR富田駅から亀山行きに乗車。目的地は3年ぶりに高知県、青春18きっぷも今日から始まりましたし、四国は牟岐線だけが長いこと未乗で残していたので、今年いいかげんに片づけてしまおうという算段です。亀山で加茂行きに乗り換え柘植で草津線に乗り換えます。113系だったこともあり「草津線名物ジャンピングトレイン」です。上下によく飛び跳ねますね。

ちなみに今日は青春18には手を付けていません。夕方から使い始めるのは抵抗があるし、今日の目的地だと普通切符でもそれほど損しないんですよ。草津で上郡行き新快速に乗り換えると腹が減って来た。深夜にアレ食べる予定だから駅の立ち食いがベストかなあ、京都・新大阪とあったがどこにしようか…。新大阪駅のホームの立ち食いは試したこと無いなと、一度試してみようかと下車。下りホームには無く上りホームへ移動します。



店外の券売機で食券を買いますが品数は多いですね。ラーメンも見えますが大阪であり「お店イチオシ」とあるきつねうどん(350円)に決めて店内へ。先客はひとり、食券を渡し店内をさっと見学。店員は3人で、うち1人はフライヤーでサービスの天かすを作成中。かき揚げを作るときの副産物ではないんですね。泡立て器でシェイクした衣を油の上で振るとぱっと花が咲いたようになるのが見えました。これをさっと固めたら北海道でよく見かけるかき揚げができるんだよなあ。



きつねうどんはお揚げがなかなか大きいです。食べ応えあるし甘くておいしい(業務用なのは見て確認しましたが)。麺は一食づつ小分けされた茹で玉麺をゆがいただけなのでちょっとやわらかいかな?でもお出しが良かったですね。やっぱりうどんはだしで食べるもの、だしで大きく左右されるものですね。なかなか満足できたし腹も満たされました。ねぎの切り方もいいですね。天かすが利用できるのも。

食後は再び乗車して三宮へ移動。駅から続く道を歩き、日本一短い国道を通り抜け



神戸港第三突堤フェリー乗り場へ。四国へ行くのですからジャンボフェリー一択に決まります。





乗船運賃はカード払い。というか来月には17年続けてきたauから格安系に切り替える予定で(着信主体で月に通信料込みで7,000円ほどは高い)、貯まっているポイントをこれまた作ってからほとんど使っていないauウォレットにチャージしたんですね。なので今夜の船代はauのポイントで。



30分くらい遅れて高松から「りつりん2」が到着。荷役作業もあるので、こちらの出航も定刻1時ではなく1時半ころになる見込みとのこと。



青春18シーズンに入ったとはいえ平日なのでがらがら。近くに北一硝子や六花亭の紙袋を持った卒業旅行風の4人組がいましたね。最終の伊丹か神戸便で帰って来てからの乗船でしょうか。高松あたりならこういう使い方も多そうです。





上部車両甲板にシャーシを積むのも熟練の技です。



男専用の風呂はありますが誰も使っていないどころか、ひどいかび臭がこもっていて、今はあまり使っていないのかもというのが第一印象です。



そろそろ船内のうどんを食べましょう。かつての宇高連絡船もそうですが、四国へ行く船にはうどんが付き物で、それを食べるのは一種の通過儀礼だと思うのです。うどんコーナーは2時半まで営業との案内。先客はいません。イチオシは地上で一晩かけて仕込んだカレーうどんだそうですが品切れで。ここは一番安いかやくうどんの食券を買って係のおねえさんに渡します。すると冷凍庫からうどんんを取り出して麺茹で機へ投入。待つこと3分ほどで完成。



ビジュアルは澄んだだしの中に具はワカメと揚げ玉とかまぼこ、これで350円。高松の人なら「高い」と言うでしょうが(安い店多いし)動く乗り物の中での飲食と考えれば破格ですよ。まず汁を一口飲んではっと驚かされた。澄んでいるのにしっかりと出しが効いていて、新大阪で食べてきたうどんなど話にならんほどなんですよ。雲泥の差です。かまぼこがちょっと薄いのは残念ですが、そんなこと全く気になりません。