タクティカルナイフの定義を考えつつ民間行事タクティカル(サバイバルキャンプ、被災用とか)ナイフ=バックカントリーナイフの可能性を模索しています。
バックカントリーというカテゴリーナイフは私が謳っているだけなので、他のビルダーには通用しないので注意して下さい。
さて前回、民事タクティカルとしてバックカントリーボウイを紹介したしたが、ソレのタクティカル化モデルを同サイズで作っていました。
両者の違いは
●対人戦闘を意識しているか
です。
古典的ミリタリーファイティングナイフを基とするシリーズで“C-1 CHOP“からの第2弾としてベトナム戦時のファイティング/サバイバルナイフSOGをベースとしました。
かなりアレンジしてありますが・・・
イメージはLong.Range.Reconnaissance.Patrol=長距離強行偵察部隊。
MACV-SOGはCIA主導による非公認作戦を行っていました。
L.R.R.Pもその一環でしたが、その戦果が大きく、一般部隊からもスゴ腕志願者を集め、グリンベレーが設置したリーコンドースクールで訓練を行います。
これはLong.Range.patrolと呼ばれました。
L.R.R.PはCIA主導の非公認チームで、L.R.Pは一般兵を訓練した軍公認の違いです。
やる事同じ。
ジャングル戦エキスパートはカモフラージュの着用を許され“いろつき”と呼ばれます。
そんな“いろつき野郎”に送るこのナイフは・・・
〈ブレード〉
●6.5mm厚、155mm長、SKD-11/レイデント処理
バックカントリーと比べ先端が尖っています・・・ファイティングナイフなんで。
〈ハンドル〉
●ブラックリネンマイカルタ
ケツも尖ってます。
バックカントリーはハンマー的に叩く仕様ですが、コレはスカルクラッシャー。
クラッシャーの凹はインヂケーター。
暗闇で親指をあてると刃の向きが分かる様になってます。
暗闇では感覚が鈍るのでチェック箇所は多い方が良いかと。
〈シース〉
●カイデックス/テックロック仕様
生い立ちからレザーシースも似合いそうですが、やはりタクティカル化モデルとしてカイデックスシースかと。
イメージだけでなくジャングルでは泥、水気対策が重要になります。
〈まとめ〉
L.E.M.S.S-P2に向けてタクティカル、バックカントリーというナイフを作るだけでなく
●タクティカルナイフの定義を違う視点から考える
という作業も試してみました。
今後も何か試していきますのでお付き合いの程を・・・
それから、この場における対人戦闘とはファンタジーですので戦闘ナイフもファンタジーとして扱って頂ければ幸いです。