カスタムオーダーで製作しました、この個体。
一応、L.E.M.S.S-P3に展示していました。
事前にスケッチを渡されており、条件を満たしつつ自由という事になっていました。
条件は
●ブレード形状はオリジナルスケッチを踏襲・・・ポイントをやや上に変更するのは打ち合わせ済み
●レイデント処理
●カイデックスシース
というものです。
〈ブレード〉
●6.0mm厚、205mm長、SKD-11/レイデント処理
オリジナルスケッチでは、ポイントが中心に近いスタイルだったので、法的な安全性を考えてポイントを上に持っていく形に変えました。
バックエッジも付けていないので“法的に保証された安全なナイフ”と呼べるかと。
〈ハンドル〉
●120mm長/ブラックリネンマイカルタ
長さはオリジナルスケッチに合わせてありますが、ヒルト周りからHELL HOUNDスタイルになっています。
ハンドルエンドはインジケーター付きスラッシャーにしました。
ちなみに、ハンドルが白く見えるのは油分を脱いであるからです。
〈シース〉
●カイデックス/テックロック仕様
お馴染み仕様のシース。
ダブルヒルトタイプのスタイルになっているので、シース背面も割れタイプ。
〈あとがき〉
本来は、もう少しポイントが中心に近いスタイル(ダガーではない)でしたが、法的な安全策として明確に上方にずらしました。
これは、“ダガーの様なモノ”も含まれる為に違法とされる場合があるからです。
バックエッジが付いていなくても、そうなる場合があります。
明確な合法スタイルでのファイティングナイフを追及し、さらにはカッコいいと思われる様なモノが出来れば良いかなと思います。