目映い光の中、ナイフを宣伝しなさい・・・そんな声を聞いた。
しばらくすると、それは具体的なものとなった、ナイフが送られて来たのだ。
何だ?どうすればよいのか?私は主に問うてみる。
「何コレ?」「キャンプナイフ」「宣伝するの?」「そう」・・・だそうです。
主の名はケンゾーウラベ、私に命令を下す者。
〈ブレード〉
●5.2mm厚、130mm長、VG-10/ヘアライン仕上げ
●フルフラットグラインド
パッと見、デバ包丁的な外形をしたナイフは、スライサー/チョッパーな使い方を想定したモノです。
厚みを1mm以上残した状態からのロールドエッヂ。
スライサー・・・どちらかというとブツ切りになるかと。
チョッパー的に使うのが有効かと思います。
〈ハンドル〉
●115mm長/ブラックリネンマイカルタ
長さ的に私のモノと同じくらいでありますが、ヤツのは太くモッコリしているのが特徴。
ハンドルにはグルーヴが掘られています。
ガーバー社フォールディングハンター的な。
コレにより、太いハンドルも握りやすくなっています。
〈シース〉
●カイデックス/カイデックスベルトループ
●アルミ鋲カシメ
本体はチョコレートブラウン、ループはブラックの2トーンカラー。
右きき用を腰の横に吊るすタイプ。
ハンドルをベルトの位置くらいに設定してあるので、装着時に邪魔にならないように配慮してあります。
〈あとがき〉
まるで何かの予言的な話にしていますが、初期設計時に関わっており、私のDEBA/Co-DEBA系のナイフになっています。
出来上がってこれば、こうなりましたか!といった感じです。
コレも4月14、15日に開催されるサクラブレードショウに展示します・・・な感じで。