~♪白樺リゾート・池の平ホテル~♪
と、言うフレーズが耳に残るCMで有名な車山高原の東に位置する白樺湖
今回紹介するのは、白樺湖畔にある“池之平御座岩遺跡”の紹介です。
湖畔にはホテルや旅館が建ち並んでいますが廃墟となっている箇所も結構目立ちました。観光地としてのかつての華やかさはもうありません。
現実は、なかなか厳しそうです。
そんな白樺湖観光センターの近く 白樺湖畔に立つ信玄公の肖像が目立つ看板が目印です。
役行者超え・武田信玄休憩の御座岩 伝承案内(写真クリックで拡大)
御座岩
池之平御座岩遺跡(写真クリックで拡大)
御座岩遺跡は、白樺湖北岸のほぼ中央から緩傾斜で湖心に突出した安山岩の岩塊群で、古くからの交通の要衝であった。白樺湖は昭和21年に造成された人造湖であるが、28年に滅水した時、御座岩の南側に岩穴が現れ、先土器時代の石器、縄文時代の石器や須恵器、鉄器などの遺物も 発見された。中でも滑石製模造品としての幣玉の出土は、この岩を磐座として峠神に旅の安全を祈願したものと云われている。(案内板要約)
この岩塊の湖面の下に岩穴があったそうです。
白樺湖は、人工湖で最深部で10mほど
標高1,400にあった縄文遺跡になります。黒曜石などの採石地からもそう離れてはおらず出土品から交通の要として重要な場所だったようです。
湖畔から続く巨塊はこの辺り一帯に広がっています。
川中島の侵攻でここで陣を張った信玄は果たして、どんな策略を練っていたのでしょうか。
【マップ】
遠州に抜ける塩の道ですね。納得しました。
白樺湖は25年くらい前に行ったきり。だいぶ寂しくなったんですね😢
そうなんです。自分も地図を見ていて理解しました。ここは重要なポイントだったんですね。
白樺湖が人口湖だった事は、当時現地に行って初めて知ったのですが縄文時代は肥沃な土地だったのでしょう。
出土品からやはり自分も祭祀遺跡だと思っています。蓼科山が北西にひときわ高く聳えており位置的にも重要な場所だったのではないかと思っています。