【ご当地菓子】北陸地方で５０年以上愛され続けてきたソウルフード。その名も“ビーバー”～北陸製菓（hokka）

先日、金沢からの帰路　途中立ち寄ったコンビニで見かけた「揚げあられ」その名も“ビーバー”

なんでも北陸地方では、５０年以上も前（昭和45（1970）年 製造開始）から販売され続けているお菓子なんだそうです。

元祖は、福富屋製菓さん（石川県白山市）の主力商品だったそうでCM展開し当時から知名度も高かったようです。

しかし、製法や原材料に拘り過ぎて価格競争で苦戦し2013年に事業停止して自己破産しました。

その後、復活を求める地元民の熱烈な声に応える形で、北陸製菓さん（通称 hokka） が業務を受け継ぎ平成26（2014）年に再び店頭に並ぶようになったそうです。

ビーバーとはお菓子のネーミングとしては奇妙な名前ですが昭和45（1970）年の大阪万博のカナダ館にあったビーバー人形の歯が、このお菓子を2本並べたカタチに似ていたことに由来するんだそうです。わかったようで良くわからない理由ですね(^^;

バリエーション展開されていて、今回購入したこの3種意外にもカレー味、あおさ塩味もあるようです。各￥238（写真クリックで拡大）

それぞれを食べ比べて見ました。

まずはベーシックのビーバーから

ビーバー　塩味の至ってシンプルな味付けです。こだわりの日高昆布がほのかに磯の香りを感じさせてくれます。

白エビビーバー　富山湾で獲れる白えびの香りとあられの甘さが相成って絶妙な美味しさです。そもそも生産数が少ない上に、なんでも富山出身バスケットボール選手(NBA)の八村塁さんがチームメイトにこの白えび味を紹介し話題となり一躍全国に知れ渡ることになって品薄状態が続いてるんだそうです。

そんな理由からいつでも店頭にあるわけでは無いそうなのでラッキーでした。

カニビーバー　今年１０月より新たなラインナップに加わった新商品です。

「北陸・輪島で捕れたズワイガニエキスを使用し芳醇なカニミソ風味がクセになります。」と、うたっているほど、実食した限りはそんなにカニの味がしなかったです。(^^;

今回のご当地菓子や各地のご当地フードなど。旅先で出会うと嬉しいものです。まして長年その土地の人たちに愛され続けて来たソウルフードは、何を食べてもハズレがありません。

これからも旅先で出会ったご当地グルメを紹介させて頂こうと思っています。