今年になって養鶏場や養豚場、牛舎などの火災があいついで起こっている。
今までネットでひろったニュースを取り上げてみると以下のとおり
2023年1月12日
2023年1月15日
2023年01月19日
2023年2月11日
2023年2月15日
2023年3月6日
2023年3月7日
2023年03月09日
2023年3月14日
2023年3月18日
2023年3月27日
2023年3月31日 ※リンク切れ
「ウシのエサを処分するため燃やしていた」牛舎を全焼する火事 鳥取・智頭町…各地で草火災相次ぐ
2023年4月6日
2023年4月9日 ※リンク切れ
栃木の牛舎で火災 9日午後11時55分ごろ、栃木市樋ノ口町、畜産業男性(49)方の牛舎内で、積んであったおがくずから煙が上がっているのを男性が発見し消防に通報した。
2023年4月22日
2023年4月26日
2023年5月11日
2023年5月15日
- 養鶏場 6件
- 牛 舎 10件
- 養豚場 2件
ニュースになっているだけでも18件
この記事を編集中にも「京都の養鶏場で火災」と言った新たなニュースが入ってきた。(新たに追記)
確かにこの数字だけ見ると異常と感じるかもしれない。
いずれの記事も殆どが「警察と消防で原因を調査中」とかで、締めくくられ原因の特定が曖昧なこと。もちろんニュース報道時では、特定は困難であるのは当然ではあるだろうが、その後の原因調査結果を報道するメディアは、まず聞いた事が無い。
最近ニュースで、卵不足の高騰のあおりで、あのキューピーがブラジルから急遽、鶏卵の輸入に踏み切ったとの報道があった。
物価の優等生だった卵のまさかの値上げ
鶏インフルエンザの煽りで世界的な鶏卵不足…。
そんななか…。最近こんな投稿をみかける。
何がなんでも「陰謀論」と、結び付けたがる人たちもいる事はたしか。
しかし、良く考えて欲しい。
火災は全国で、1日100件以上発生しているわけで、たまたま酪農家に起こった火災がニュースとなり取り上げられているだけ…。
ここに、ちゃんと原因調査しているデータがある。
☞関連リンク:過去3年の畜舎における⽕災統計(PDF)
毎年畜舎だけでも100件以上は発生しているのだ。
それぞれのデータを見る限り火災の一番の原因は…。
電灯電話等の配線…。(確かに2%の放火も気にはなるが…。)
過去3年間の調査でも全体の10%を超えている。
鶏舎などの老朽化に伴う配電設備の劣化や、加えて素人の増設工事などによるものも原因のひとつ。
何ごとも「陰謀論」に摺りかえるのは良くない傾向。
ちょっと調べさえすれば、直ぐにその背景が見えて来るわけで、冷静な視点で動向を見守る事は重要であると考える。
最後にchatGPTに、今回の騒動を投げて見たところ「設備の老朽化」が主な原因との回答をもらった。
実に冷静な回答が返ってきた。今後も気になったらchatGPTに聞いてみるのもアリかも知れない。
(以下は、chatGPTの回答の全文を転載)
Q:養鶏場や畜産場の火災が今年になって増えているが貴方なりの見解を教えて
A:養鶏場や畜産場の火災が増えているという情報は、残念ながら私の知識範囲の更新が2021年までなので確認することができません。ただし、一般的な見解として、畜産場や養鶏場の火災が増えている可能性についていくつかの要素を考慮することができます。
第一に、農業施設の火災は、設備の老朽化や不適切な保守管理、電気設備の問題、作業ミスなど、さまざまな要因によって引き起こされることがあります。施設や設備の適切な保守や点検が怠られた場合、火災のリスクが高まる可能性があります。
第二に、気候変動や自然災害も畜産場や養鶏場の火災を増加させる要因となります。極端な気象条件や乾燥した環境では、火災の発生リスクが高まる可能性があります。また、地震や竜巻などの自然災害も施設の損傷を引き起こし、火災の危険性を増大させる可能性があります。
第三に、人為的要因も考慮する必要があります。例えば、放火や不正行為による火災があるかもしれません。これは極めて重大な問題であり、法執行機関が関与する必要があります。
したがって、畜産場や養鶏場の火災が増えている場合、これらの要因のいずれかまたは複数が関与している可能性があります。具体的な状況によっては、それぞれの要因に対して適切な対策や予防策を講じる必要があるでしょう。安全な施設の維持や設備の点検、作業員への教育、防災対策の徹底などが重要な役割を果たすことができます。また、地域の消防署や関連する専門家と協力して、火災リスクを最小限に抑えるための努力をすることも重要です。
情報操作、偏向報道がまかりとおるご時世です。これからも如何にそれらの嘘の情報に惑わされず真実を見極めるスキルを身につけていきたいです。