響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

邦楽、琴のお稽古、今回も意外な展開

2007-11-29 | 邦楽(伝統芸能)
邦楽のお稽古、とはいえ
毎度どうも粛々とした雰囲気にならないのが
区立中学の音楽室を借りて行われる、
火曜恒例の邦楽レッスンである。


邦楽の堂々とした楽器を日本のこどもたちが囲むと、
なんとなく「わらべ」という言葉が
脳裏に浮き沈みしてしまい、
どことなくほほえましい感じもある。

と、そこへ今シリーズ初登場の先生がお見えになった。
「Karrといいます」とおっしゃるその方は
どこから見ても外国人である。琴歴30年という。
日本語は流ちょうで、コドモ指導力もあり。
ところが途中でわかったことには、
Karrではなくて「KATO」なのだそう。
KATOと言えば、ピンクパンサーでは拳闘家であるからして
……などと親バカ母がおもっている間に
本日の課題曲「さざえさん」をすらすらと
進めていったのだった。

今回の曲、難関は、左手の指2本で弦を押して
半音を作るというもの。
コドモにはすごく押しにくいようだ。

押しているヒビキ↓


それから今回、突如音名で歌うという
指示があったのだが、
「二四四四四四四五六五四四」
と、なんと「漢数字」で歌うのである。

「漢数字」などとわざわざ言うこころは、
「はち」なんかは「は」になったりするからだ。
「ろごよんよん」「ろろろは、ななろご」
などと言う。
でもそれはなぜかわりと自然と歌えたりするのが
意外や意外であった。