
数え間違い、ということもなきにしもあらずだけれど、今回の記事が、ちょうど響けブログ400本目の記事にあたるようだ。
最近滅多に使わなくなった400字詰原稿用紙にして、そのマス目の数ぶん。
投稿の頻度にして、1ヵ月16本、ほぼ2日に1回の割合。
このペースとして1000本目の記事は、2012年6月に投稿予定。
ふぅ。まあ先のことはわからないですが。
ところで、前回ライナスが弾くということで出てきたトイピアノ。まあおもちゃに過ぎないよね、つまり楽器じゃあない、という意見もあるだろうし、一方、ホンキートンクピアノのベビー版といった雰囲気もなきにしもあらず。音量はさほどでないと思われるが、もしこれがあれば、バイオリンと屋外でデュオができるのではないかと思って、実はちょっと探してみたことがある。
しかしこれ、今、手に入れようとすると大変なのである。
ひとつ目のチョイスは──たぶんこれを強力に奨められると思うが──トイピアノ型の電子ピアノだ。カワイなどが販売していて手に入りやすい。だがアコースティックにこだわろう。なにしろ全盛期にはトイピアノ専門の調律師もいたそうである。
二つ目のチョイスは、海外のトイピアノメーカーのアコースティックピアノである。これの難点は、ピアノがでかいし、高いし、本物志向。アコースティックではあるけれど
も、「トイ」の部分、あるいは「ホンキートンク」なのりがない。
要するに、現在日本では──かつてどの家庭にもあったような、あの──トイピアノを製造していない。ちなみに、それは「卓上ピアノ」と呼ばれており、1999年まではその製造工房が名古屋に存在した。
……というわけで、ググってわかるのもここまでである。そこで第三のチョイスは、ネット・オークションだ。すごい使い込まれたやつが時々でる。もちろん私はウォッチしているわけなんだけれど、クラシックイタチのようなシロウトが落とせるようなオタク度の品物ではないようだ。
というわけで、本日もご来訪ありがとうございます。みなさま、どうぞまた見にいらしてくださいね。
北国からこっそり愛読しているgot-chaと申します。
トイピアノ、現在はカワイ製のものしか見つかりませんよね。私は黒とディズニー柄のものを使っていますが、ディズニーは7~8年前に生産中止と聞いて、予備と2台持ってます。
十数年前、たしか木製枠のものを購入した記憶もあります。車の後部に飾っておいたら、高温で鍵盤がアニメのようにそり返ってしまい廃棄しました。あれも2度と見つからないですね。名古屋製だったんだろうか...。
これからも応援してます。
1999年に廃業したという名古屋の会社は井上楽器製作所(名古屋市東区)で、そのほか渡辺製作所、倉俣楽器製作所などをオークションで見かけました。ヤマハのネット上の社史にも1915年に卓上ピアノの製造開始とあります。
確かに経年変化による反りで、鍵盤と本体の間の一部にすき間ができてしまった、というものが多い気がします。
これからもまた、ぜひブログへお立ち寄りください。
木目のグランド型、天板が開けられなんと4オクターヴあります。当時デパートのおもちゃ売り場で15000円で購入しました。井上ピアノのなかで一番大きいものでした。間口は66センチです。
音は合っていますが倍音のためいくらか狂って聞こえます。
4オクターヴあると両手でバッハのゴールドベルグのアリア、メヌエットなどが弾けるので貴重です。