ホテルで朝食を取り再度サンマルコ広場を目指す。
8時37分、今度はヴァポレット2番の内回りに、ローマ広場のF乗り場から乗る。
優先搭乗口があるが、ゲートがありそちらには入れない。ヴェネツィアの人のみ?のような表示あり。
行こうにも自分が持っている1日券ではゲートが開かない。
(最近新聞で見たが、観光公害対策?観光客が来過ぎて混雑し地元の人の交通機関利用がしにくくなっているという記事あり)
優先入場口には大勢並んでいたが、皆、船の先頭には興味がないらしく、ゆうゆう先頭に座れた。景色も良く見えて快適。
8時50分リアルト橋へ着く。そこからサンマルコ広場を目指し歩く。
明日の朝もこの方法と思ったが、昨日買った1日券がお昼には切れてしまう。
2日券を買っておくべきだったなぁ。追加で1日券を買うか。
サンマルコ広場に着いて、まっすぐドゥカーレ宮殿に。
昨日博物館共通券(ミュージアムパス)を買っていたのと、9時過ぎということもあり、すぐ入れた。
(どっちみちあまり並んでいませんでしたが)
ドゥカーレ宮殿は、ヴェネツィア共和国時代の総督の居城、国会、行政、裁判をつかさどる施設
※参考サイト アメージングトリップ ドゥカーレ宮殿の予約方法、チケット料金、入口まで徹底解説
ただし、博物館共通券の価格が24€と古い表記のままなので注意(2019/12/30現在)。
中庭
一部、絵画展になっていた(まぁ、それ以外の部屋もほぼ絵画が飾ってあるが)。
中は落ち着いた感じだが、お金はかかっている建物。
天井が高いし、絵画があらゆる所に飾ってある。
順路に従っていくと、まずは4階に誘導される。
4階 4つの扉の間
ティツィアーノ「祈りを捧げるグリマーニ総督」
謁見控えの間
謁見の間 ヴェロネーゼ「レパントの海戦の勝利を感謝するヴェニエル総督」
元老院の間
十人委員会の間
ヴェネローゼ「老いと若さ」
武器の間。往年のRPG好きにはたまらない武器庫。
ローマでもあちこちにあったが、結構な量の展示がある。
青龍偃月刀?
武器の間から、検閲官の階段を経て3階へ。
旧市民の四十人の裁判官の間
大評議の間
投票の間
投票の間から順路を進むと、2階1階への牢獄へと案内される。
途中にあった歴代総督の名前の札
欧米の人でも牢屋の中に入って、鉄格子をつかんで、牢屋に入れられた風の写真を撮ってた。
この辺、やることは、あんまり日本人と変わらない。
牢獄と宮殿をつなぐ廊下(橋)が溜息の橋らしく、つまり溜息の橋の中を歩いている。
石の格子から溜息の橋を撮影する人たちが見える。
出口付近にカフェとブックショップがある。
外のお土産店もそうだが、ヴェネツィアのお土産店の方がローマのお土産店より売っている小物のセンスが良い感じはする。
10時44分、ドゥカーレ宮殿を出て中庭に出た。
少し歩き疲れ、しばしベンチで休憩。さて、これからどーするかな。