ローマ4日目。
夕食後、地下鉄スパーニャ駅からテルミニ駅へ。
ホテルに戻り、買ったお菓子を広げ、片付け。
風呂に入ってから、今日の記録をつけようと財布にしまったレシートを見るためカバンの中を探す。
財布がない・・・。どこに置いたかな。ベットの脇に置いたっけ?
探す事しばし、まさか、スられた?。
まじか・・・。
地下鉄でスられていた?
夕食代を現金で払っていたのがせめてもの救いか。
思い返してみると、地下鉄は混雑気味。前に韓国?女性二人。
カバンのチャックが後ろ側にあるのは気になっていたがそのまま。
その後次の駅でさらに乗り込み。
片手はお菓子の手提げをもち、もう片方は手すりにつかまり。
前方で女性がつかまる場所がなくごそごそ。そっちに気を取られたりもした。
この辺りでやられていたか。全く気がつかず。
ローマにも地下鉄にもだいぶ慣れてきたなぁ、なんて思ってたら、このありさま。
これがローマかぁ・・・。やられたなぁ。
テルミ二駅でVenchiのチョコも買ったけど、この時は別に持っていたクレジットで払い、財布がないことに気がつかず。
さて、どーすっか。財布に何が入っていたか・・・。
現金 はユーロ、日本円。
クレジットカード、イコカ、ウォレットカード、スタバカード、保険証、お守り、くらいか。
多分、財布は現金抜かれて、ゴミ箱にポイされてるかなとか思いつつ、ウォレットカードはネットで止める。クレジットカードは電話で止め。保険証、イコカ、スタバカードは日本でしか使えないので日本戻ってから処理することにする。
保険に入っているので、いくばくかは補償が出るか?
現金は無理だろうけど、財布代、免許証再交付料くらいでるかな?(結果は財布代のみ)
地球の歩き方を見ると、警察に盗難届け出し、証明書もらう必要あり。
調べるとローマの警察本部だと日本語対応の文書もあるらしい。
ネットによるとテルミ二駅の警察もそうらしい。
※参考 在イタリア日本国大使館
既に23時頃だが、翌日9時台の電車でヴェネツィアに向かうので、今日中に行っておくのがよいだろう。どれだけ時間かかるか分からんし。
近いのでテルミニ駅に行くことにする。テルミニ駅鉄道警察は、1番ホームの側にあるらしい。外から行ってみたが全く分からず。
1番ホーム側の入り口に警察官が何人かカートのような車に乗っていたので、翻訳アプリ「スマイリンガル」であらかじめ登録した「財布を盗まれました」という翻訳をみせたら、「そりゃ大変だ1番ホームのところへ行きな。」という感じで軽く言われて、「分かった」と返事して向かう。
最初ホームの中に入らずに探しに行っていたら、駅員さんらしき人が「入りな」みたいな仕草をしてくれたので、空いてるゲートから1番ホームに向け歩く。
1番ホームが思いの外遠い。駅員のおじさんも「どこに行くんだ?」と聞いてきたので、警察のオフィスに行くと答えると「分かった」と言う様子。
そのまま進むと警察の車両があって警察らしきドアがあった。
(このあたり写真も撮っていないので、やはり心の余裕はなかったのだろう)
呼び鈴があり、さっきの駅員のおじさんが「鳴らせ」みたいな感じの態度を示したので、鳴らしてみる。
しばらくして警察官が出てきた。
「何の用か」みたいな感じだがスマイリンガルでを翻訳した「財布を盗まれました」を見せると「しょうがないな」と言う感じで対応してくれる。「中に入りな」と。
英語はできるかと聞かれ「少し」と答える。パスポートはあるかと聞かれ「ある」と答える。
盗難届けの紙を出してきて英語で早口で説明されると、ほとんど分からず。
そして、Wi-Fiをホテルに置いてきたことに気がついた。(新規の翻訳やネット検索ができない・・・)
取りに帰るタイミングもなく、なんとか書いていく。
途中、テルミニ駅のフリーWi-Fiがあることに気が付き、すぐに登録をして翻訳しながら書いていく。
時間がかかっているからなのか「盗難の様子は簡潔に書けよ」と警察官が言いに来た。
できたので持っていって確認してもらう。
何か聞かれるがよく 分からず。答えなかったら、そのまま手続きが続いた。
「19時50分頃に取られたのに、なんでこの時間(0時過ぎてる)なのか」と聞かれ、「ホテルに戻って気がついた」と日本語で答えたらなんとなく伝わった。
その後、書類のコピーをとって判を押して「3枚に署名しろ」と言われて、それぞれに署名して完了。
うち一枚をくれる。
帰り際に「クレジットカードを止めとけよー」と言われる。「オッケーサンキュー」と答えた。
この時点で0時20分は過ぎてたか。
さて、いろいろ体験できる旅行になったなー。
後はキャッシングの方法を学んで現金をおろすか。
ちなみに保険は「たびほ」でした。
財布代、無事保険金がおりました。
戻ってすぐに申請書書いて、警察の盗難証明があったから。1週間くらいで振込してくれました。感謝。
経験からは、
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無くなったものの写真・領収書があればベスト
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形状や材質など説明できるように。
クレジットやパスポートは念のため写真に撮ってたんだけど、財布なんか写真に撮ってなかったなぁ。無くなる可能性がある持ち物は写真に撮っておくとよいかもしれないです。
パスポート、スマホとクレジットカード分けて持っていたけど、財布に現金と予備のクレジットカード、ウォレットカードが入っていた。
現金を3万円分は用意しておいて、必要なら現地ATMと考えていた。そのために作ったウォレットカードと現金を一緒に持っていたのは失敗だった。
メインのクレジットカードはあるものの、ATMで現金のキャッシングが実はできない(設定されていない)ことが、やってみて判明。
残された現金は、ポケットの中の2€。
こちらも経験からは、
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現金のみを別に持っておく。ひも付きの財布か鞄の奥深くにしまうのがよいか。(旅慣れた知り合いは現金をズボンのポケット入れるそう。取られるとき気づきそうだからとのこと)
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保険証は海外で使えないのでもっていかない。一緒に入れておかない。
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財布の中になにがあるか、クレジットカードの番号や連絡先はすぐわかるようにしておく。
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クレジットカードで海外キャッシングできるか確認しておく。
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翻訳アプリは助かった。英会話ができる人はいらないと思うけど。
次に海外旅行に行くことがあったら、気を付けよう。
ちなみに、すぐ後の日程で知人がローマに来ていて、テルミニ駅で財布をスられたそう。
気が張っているといいんだけど、気がゆるんだり、違うことに気をとられると危ないと思う。
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