5月末に開催した「マルベリー&シルク(セリシン)美容液講座」は、受付開始からすぐ満席となる程の人気講座となりました。
皆様理解も深く知識豊かな方々ばかりで驚きました。
マルベリー(桑)は、生活習慣病特に糖尿病やアレルギーのお薬として注目されていますが、
今回はそのマルベリーだけを食べて育った蚕(カイコ)が作る繭から取れる成分「セリシン」に注目した講座でした。
セシリンは、繭を高温、高圧で加熱すると抽出できる成分で様々な活性を持ち、
特に紫外線や活性酸素による皮膚のダメージの予防、回復、線維芽細胞(せんいがさいぼう)のコラーゲン生産の増強、
活性酸素を分解してくれるので、活性酸素による皮膚の若さを保つ効果など、その素晴らしさは研究でどんどん実証されています。
また、抗炎症作用もあることからアトピーや手湿疹などにも威力を発揮するそうです。
美への関心もさることながらマルベリーパワーにも魅了された、あっという間の数時間。
皆様、セリシン液はその後いかがお使いでしょうか。どのように使ったら良いのでしょう?
・・・と数名からお問い合わせを頂いたので、私の使用例をご紹介します。
私の場合は、そのままの塗布することはせず、ジェル基材にセリシン10mlと好きな香りの精油を数滴混ぜこんで使用しています。
腐敗しやすいセシリンに殺菌消毒作用に優れたラベンダー、セシリンと同様に細胞成長促進作用のあるゼラニウム、
抗炎症、消毒作用のあるオレンジ・スイートなど目的によって使い分け事ができます。
セシリンは、特に匂いがなかったのでそのまま使用して頂けますが、精油を使う事で精油そのものの作用や香りのリラックス効果も期待できます。
本当にうっとりです。
もし材料が整わない場合は、ひだまりハーブガーデンにて「セリシン・ジェルクリームとハーブティータイム」を随時1時間程度で個別対応致します。
但し、参加頂ける条件として前回の講座で実際にセリシン液を抽出を実習された方のみになります。
ぜひ、お問い合わせ下さい。
⇒ http://hidamari-herbgarden.com/contact
私は周りの方にもいつもお話するのですが、基礎化粧品は市販のものは一切使用していません。
化粧水となるものはハーブチンキや浸剤で作った化粧水程度でしたが、これにセリシンクリームが加わりました。
個人的な使用感ですが肌のトラブルはなく年相応に健やかですよ。
またセリシン講座を開催致しますので、ぜひ興味がある方はご参加下さいね。