新しい年になって、今日やっと年末からの問い合わせのメールに目を通し始めました。
講座の申し込みはもちろん、今回のメールで多かったのは「講師養成」に関する問い合わせでした。
今回のブログタイトルから、今この時点でお読みいただいている方は少なからず「講師業」に興味を持っている方が殆どではないでしょうか。
うちのスクールではコミュニティ的なレッスンから資格講座、そして講師を目指す養成講座まで対応しています。
この講座は、当初うちのスクールで講師業を目指して頂く事を設定して開講したもの。
募集してみて、集まった殆どの方はご自身で教室を運営している方、またはこれから運営をスタートさせる方たちで少し思惑とはずれた感がありました。でも、こんなに講師になるための勉強をしたい方は多いのね、と知る事ができてこれはこれで収穫でした。
私自身が、前職までずっと講師業とコンサル業をやって来た関係で、
企画の立て方や講師としてのノウハウ的な事をお伝えするのは得意中の得意です。
資格講座の講師の場合は、その講座の内容をしっかり纏めていく事が優先されるので
講師の資質はある意味問われる事はありません。
が、コミュニティ系レッスンとなるとちょっと違ってきます。
レッスンはオリジナルがないと集客が難しい事とそれに繋がっていく顧客数が見込めない事から
運営はすぐ破綻してしまいます。
そう、極端な話、資格講座は「合格」させる事が目的となりますが、
教室運営のためのオリジナルなレッスンは顧客を増やす事が目的となります。
さて、話は戻りますが、問い合わせの中で
「ひだまりハーブガーデン&スクールの講師養成に参加したら仕事をもらえたという知人が言っていました。本当ですか?」
「ひだまりハーブガーデンさんから仕事をもらうのには、講師養成講座に出ないとだめですか?」
「仕事を渡すという事は、渡す側も責任は重く感じると思うが、その際の条件はあるのか?」など。
うちは会社形態にしている訳でもなく、仕事を振る事も多くはないのですが、
せっかくハーブの事を広げられるチャンスを頂いたのに日程の調整がつかないためにお断りするなんてもったいない!
実際遠方からの依頼分はそこに生徒さんがいれば一石二鳥的な発想でお願いする事になります。
そして、特に、最後の質問は唸りました。笑
きっと質問を頂くかたが一番知りたい事なのかも知れません。
今回のようにテレビ関係のお仕事を紹介する場合、番組の主旨に沿える条件を満たしているか?でしょうか。
ただ、メディア関係は宣伝広告費がただなので、料理コンセプトもの以外はよほどの事がないかぎり殆ど受ける事にしています。
今回、講師として任せられる「条件」を少し考えてみましたので書いてみます。大きく3つでした。
まず、色々な事に配慮できるか?
これは、「プロとしての意識」があるか?です。
仕事をする時、仕事先の方、受講される方々にココロを配れるかです。
仕事を進める相手はお金を頂く方や仕事を頂いた方々です。これがないと顧客もつきませんが、仕事も増えません。
例えば、SNSの挙げ方ひとつにしても礼儀が存在します。
ある方がSNSの記事に講師をお願いした講座の事と、自分の教室で開催する同じ講座の宣伝を一緒にアップしているがこれはどうだろう?・・・と、他の方からメッセージをいただきました。
周りからすれば、違う講座なら問題はないが、同じ講座を自分の教室でもやってます、どうぞ来てください。
・・・というのは、違うのではないか?という事でした。
そう、受講者や生徒さんというより同じ運営の立場の方がふるまいなどよく観察されています。
お仕事のチャンスを下さる企業では特にそういうルールや人となりをよく見ていますね。
私自身も招く講師については実際色々な視点で活動を拝見していますし。
恐らく事情を知る方々やその周辺の繋がりのかたもこの方に対してはプロという目線でみないかも知れません。
例えば、ある企業の企画で講師をやる時に同業である別会社で同じ講座をお勧めする事と同じという事です。
これは講師としてというより、個人の配慮という事だと思います。
次に、丁寧さ。
「丁寧」とは、細かくやるという事ではなく、そつなく進められるという事です。
あ、もちろん雑なのはNGですよ。"(-""-)"
片付けにしても、綺麗、早い、美しい(美しいというのは、顔や姿の事ではなく仕事の流れが素晴らしいということです)がキーワード!
これはその方のパフォーマンスや慣れになる事なので、意識すれば可能な事ですね。
最後に、自分の存在を常にアピールする「アピール力(りょく)」です。
これはガンガン前に出る!・・という事とは違います。
私もそんなに暇ではないので、お仕事を紹介したり声をかけたりする相手は当然すぐ「顔」が浮かぶ方になります。
皆さんも普通に考えて頂くと良いと思うのですが、顔が浮かぶ時に感じる「感情」がありますよね。
〇〇さんは、先日も講座に来てくれたたなあ、この講座の内容は理解しているからお願いしようかな。
この仕事は前回私がセミナーの中で話をした時に〇〇さんも聞いていたはずだから、きっとできるわね。
・・・つまりは私が仕事をお願いするという事は、私の仕事を近くで見て来た人でないと説明するのに時間がかかるという事です。
その方の吸収しようとする熱意、そしてお願いするときに必要な時間。このバランスです。
長くなりましたが、コミュニティ型のレッスンは特に人となりが大きく影響して来ます。
顧客が増え続ける教室は、恐らくオリジナリティーに溢れているはずです。
その魅力の引き出し方をお伝えしているのが、「おうちカフェレッスン」になります。
個人で何かを始めたい、もっと素敵な内容に仕上げていきたい・・・
そういう前向きな方のご参加をお待ちしています!
ひだまりハーブガーデン&スクール
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