ゆうさんの自転車/オカリナ・ブログ

飛田雄一の個人的なブログ、オカリナ、登山、自転車のことなどを書こうかな・・・

愛用の筆、2本

2011-06-14 19:25:45 | 看板生活

(愛用の筆です。手前、黒墨用、奥は赤い字用。)

学生センターの横一文字?の看板を書くのも私の仕事だ。
手前の黒墨用は、中国で数年前に買ったものだ。

バネのように跳ね返る力のある筆で、バチィと顔をはねられたら、おそらく痛いだろう。
看板字を書くゆうさんのお気に入りだ。
材質は分からない。馬のたてがみ?か。

その後、中国で同じ筆をさがすが、見つからない。
だいたい、糊で固めてある筆は、買って帰って使ってみなくては分からない。
何回か、失敗した。

以前、伊藤ルイさんにもらった筆がこのような筆だった。
ルイさんは博多絵の絵描きの仕事をしていて、職場を訪ねたとき、「これあげる」といってくださったものだ。
ルイさんとは孫振斗さんの裁判の関係で仲間だったのだ。

普通の筆の大きさだが、特徴は、筆先まで同じ太さのような感じだった。
バネの力がすごかった。
博多人形の下地を書くためのものだという。

だいぶ、重宝して、長い間使わせていただいたが、ダメになり棄てた。
おしいことをした。ルイさんも亡くなられたので、記念においておけばよかった。

今の黒墨用の筆、大事に使っている。
使用後、水でよく洗ってから、吊るしている。
が、ときどき、糊が残っていて?、乾かしたらまとまりが悪くなることがある。

最近は、よく洗ったあと、2、3日バケツに入れっぱなしにしている。
糊を完全に??とってから筆をつるすのである。
この方法では、まあいい状態で、また使える。
おなじ筆が入手できない状況なので、このようにしてでくるかぎり長い間使いたいと思う。
すごく腰の強い筆をご存じの方は、是非、ご紹介ください。

赤い墨用の筆は、普通のものだ。
腰がやわらかくて不満だが、使っている。

今回の看板は、神戸大学YMCAの恒例の講演会の看板だ。
講師は、釜ケ崎で活動するボランティアケースワーカーの入佐明美さん。
とてもいい講演だった。

看板の前でのツーショットもとらせていただいた。
入佐さん、ごくろうさまでした。ありがとうございました。


(入佐明美さん)


(ゆうさんとのツーショット)

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