(千歳空港での歓迎)
7月末(2009年)、北海道・幌尻岳にでかけた。今月、トムラウシで大きな遭難事故があり、北海道登山は特に注目されている。
幌尻岳も「日本100名山」に選ばれていて人気がある。が、厳しいので90ウン番目に登るという人も多いらしい。私はその100名山はまあ、3分の1ぐらいは登っているかもしれないが、特にその100に関心はない。
(帯広のあかちょうちん)
この厳しい幌尻岳、わがリーダーのsaiさんが、この年齢で登っておかないと無理かもというので、決断した。アルプスのように食事つきの山小屋はない。そして、今回の伏美岳から幌尻岳への縦走コースには避難小屋もない。さりとてテント、食料を持っての縦走は加齢問題で無理ということでガイド1名、ポーター1名をお願いした。最後の幌尻岳から下りの17,8回の渡渉もガイドさん頼みだった。メンバーは、saiさん、aiさんと私、そしてガイド、ポーターの5名だ。
(ゆり系)
(高山植物でないような・・・)
初日は、帯広のホテルに集合。明日からの登山にそなえて?、おいしい料理をいただく。翌朝、ガイドを合流、自動車で伏美岳登山口に向かう。登り3時間ほどで伏美岳1792Mに着く。天気は上場だ。頂上でゆっくりしてから下ってテント場へ。ガイドがセット等をしてくれるので、らくちんらくちん・・・。
(伏美岳山頂より)
(1回目のテント場です)
翌朝、ピパロイ岳1916Mに向う。さらに1856峰に登って、北戸鳶別岳(きたとったべつだけ)1912M。この日のコースは長い。また出発の前日まで雨だったが、幌尻岳下りの渡川が問題だった。天気が2日つヾくと水量が減って、OKだとのことだ。OKにならなければ、北戸鳶別岳あたりからの下山も考えなければならないところだ。大丈夫だろうということで、さらに南下して戸鳶別岳1959Mに登った。
(ピパロイ岳)
(蜂ものぼる)
(わたしも・・)
(七ツ沼がみえてきた)
(テントの横の沼)
山の2日目の夜は、七ツ沼カールのテント場へ。とてもきれいなところだ。もちろん水量も豊富だ。地図には、熊出没に注意とある。どう注意したらいいのかわからないが・・・・。
翌朝、いよいよ幌尻岳2052Mに登る。先にブログでまちきれずに紹介したように、ヒグマに出会った。親子3頭のヒグマ2組は本当にかわいらしかった。それなりに離れたところから見たのでこんなことを言えるのだが・・・。
(幌尻岳山頂)
(ききょう系)
(ヒグマです。わかりますか・・・・)
最後の17、8回の渡渉川は迫力があった。普通は膝ぐらいまでらしいが、この日は、一番深いところではベルトあたりまであった。ガイド、ポーターのおかげでなんとかクリアー、無事下山した。充実、充実の山行だった。みなさん、ありがとう。
(千歳空港で買いました。)
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