ゆうさんの自転車/オカリナ・ブログ

飛田雄一の個人的なブログ、オカリナ、登山、自転車のことなどを書こうかな・・・

ハイキング生活<6>寒天山道/紅葉谷/有馬温泉

2007-10-07 13:56:45 | ハイキング生活
10月初旬(2007年)、あるボランティア団体有志のハイキングに誘われてこのハイキングに参加した。メンバーは12名。男性は私ともうひとりだけ。


(登山口の芙蓉)

JR岡本駅に集合ののち、バスで渦森(うずがもり)台まで行く。同公園で入念にストレッチをしてから出発。ハイキングでもサイクリングでも、いつも「ほないこか!」といきなり出発する私は、これから見習わなくてはいけない。

リーダーは、ベテランのAさん。サブリーダは、私と同じ年のBさん。ともに神戸市内の山岳会のメンバーで、このふたりがこの有志ハイキングの中心メンバーのようだ。

寒天山道の登りは、それなりに急だ。地球温暖化以前に製造は中止されたようだが、むかし、このあたりで寒天をつくっていたというところだ。


(コムラサキ、花屋さんでは「紫式部」という名で販売)


(ゲンノショウコ)


(ハナタデ)

しばらくして、油コブシ道との合流点に到着。鶴甲の私は、直接ここに来たほうが簡単だったのだが、新参者はそんなことをしてはいけない。

天気は、暑くなく寒くなく、ガンガン照りでなく、申し分なかった。やがて六甲ケーブル山頂駅につく。休憩と思いきや、そのまま通過してから小休止。


(ミゾツバ)

日本最古のゴルフ場をぬけて、六甲ガーデンテラスに。なかなかきれいだが客足がもうひとつでこまっている、という新聞記事を読んだことがある。高いところがすきな私は、塔にも登ってみた。展望はもうひとつだがポーアイ、六甲アイランドなどがそれなりに見える。


(ゴルフ場の道)


(ミゾツバ、別名は牛の額)


(茜さすのアカネ)


(千本槍センボンヤリが3本?あった)

もう少しだけ進んで、陵雲台のテラスでお弁当を広げる。私もよく利用するところで、冬のハイキングでは、寒いので弁当を持っていかずにここで暖かいものを食べる。おでんかラーメンだ。正直いっておいしくない(ごめん)。きょうは、寒くないで外でビール。

昼食後、さらに東進して極楽茶屋(閉鎖中)に向かう。数年前、友人とふたりで雪の六甲山を縦走していてその友人が滑って転んで骨折し、私も救急車で来た道を引きかえして鈴蘭台近くの病院まで行った覚えがある。歩いてきた道を救急車で帰るのは複雑な心境だ。


(新緑?の、オウゴンシノブヒバ)


(ミズヒキ)


(ツユクサ)

極楽茶屋から紅葉谷を下る。なかなか快適だ。同行のCさんは、リックに植物図鑑を4冊も入れている勉強家で、私はCさんから草花の名前を聞いては、デジカメでパチリパチリ。今回のハイキング生活が、解説付きの草花の写真で充ちているのは、Cさんのおかげである。

ひょっとして解説と写真があっていなかったら、それは私のせいだ。
私のデジカメは、今回からキャノン。これまで浅田真央のオリンパスオンリーだったが、浮気して転向した。オリンパスはとても気にいっているのだが、ファインダーがないのが欠点だ。最近の傾向としては液晶部分を大きくするためにファインダーがなくなってきている。


(ガーデンパレスの花壇1)


(ガーデンパレスの花壇2/ハクチョウソウ白鳥草、ガウラ)


(ガーデンパレスの花壇3/マツムシソウ)

普通はファインダーがなくてもいいのだが、太陽の光で液晶部分が見えないときに困るのだ。日の出、日の入りやきれいな雲の芸術写真?を撮るときにはどうしてもファインダーが欲しい。かろうじてキャノンにそれが残っている。電気店で聞いたらそのうちキャノンのファインダーもなくなるのではなどどいうので、オリンパスをつれあいに下取りしてもらってキャノンを購入したのだ。


(きれいが、名前を忘れた。こんなのばっかりだ。メモしているのに、どれがどれか分からないのだ。ゴメン。→ツルリンドウ、でした)


(ナギナタコウジュの実)


(ゲンノショウコ)

紅葉谷のブナもきれいだった。私もメンバーの「ブナを植える会」の植えたブナも見える。日がさすとブナの緑はほんとうにきれいだ。


(リョウウブの実)


(ブナ)


(ブナ)

途中、有馬48滝の百間滝の分岐にでた。メンバーのひとりが百間滝まで案内して欲しいと言っていたが、時間もないので断念。30年程前には毎年、厳冬機に凝りついた48滝を見に来ていたが、近年はほとんど凍らない。これはやはり地球温暖化の影響によるであろう。以前撮ったガチガチに凍っ滝をアイスクライミングをしている写真を探し出し、このブログに貼ってみようと思う。夏の百間滝は、チョロチョロとした滝でもうひとつだが、凍りついたその滝はすごいのだ。

凍った滝もいいが、もっと面白いのが、凍った川だ。どうゆうわけか階段状に凍るのである。普段は歩きにくい川の上が氷の階段になっているので、アイゼンをきかしながらそこを楽しく歩くのである。ほんとに、きもちいい。


(チゴユリの実)


(ヤマジノホトトギスの実)


(ヤマムグラ)


(アケボノソウ)


(ツリフネソウ)

紅葉谷でもたくさんの草花の写真をとり、有馬に到着。鼓が滝を見物後、そこの公園でおしまいのストレッチ。やはりこれが大事だ。すぐにビールを飲んではいけない。


(匙雁首草。新聞業界の専門用語で?、写真入の死亡記事を「雁首つき」というそうだ?! これは、サジガンクビソウ)


(ツタウルシ。ウルシにめっぽう弱い私の今回の大収穫。)

ほとんどのメンバーは金の湯までいき、きもちのいい汗を流す。もちろん、その後はビールで乾杯。バスや神戸電鉄で家路についた。私は三宮行きのバスに乗った。快い疲れとビールで、夢うつつのまに三宮についた。

Aさん、Bさん、Cさん、みなさん、ありがとうございました。
(※名前を忘れた草花、今後、できるかぎり改訂します。反省の飛田。)



(有馬温泉、鼓の滝)


(有馬道 あかいあかい おいしそう   詠み人しらず。 → これは、コバノガマズミ)

(Cさんに校正していただいて、草木の名前を大幅に訂正しました。2008年2月20日。ありがとうございました。)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お寺の掲示板<5>人生のや... | トップ | エンタ生活<4>2007統... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ハイキング生活」カテゴリの最新記事