(「エーデルワイズ・・・、牛に食べさせたいほどの繁盛ぶりだった」)
深田久弥の『日本百名山』。超有名な本だが読んだことがなかった。
私は「百名山派」ではないが、20近くは登っているようだ。
自分の登った部分ぐらい読んでみようと、楽天の古本で買った。
文庫本だ。
それぞれの山が4頁。簡潔だ。
深田の文は、ほんとに、いい。
エーデルワイズの記事は、朝日連峰の記事。
私も数年前に登った。
朝日では、エーデルワイズもみたが、第1の印象は、日本中から集まったのでないかというぐらいの赤とんぼの大群だ。
早朝、歩きだすと、小さな虫がたくさん飛んでいる。
1時間ほどすると、その虫をめあてに、赤とんぼが登ってきた。
顔にばちばちあたる感じの大群だ。
赤とんぼは、口をあけて飛び回るだけで、虫をお腹いっぱい食べることができたのではないか・・・、と思う。
(はい、文庫本です・・・)
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