おもろ生活＜１＞英和辞典

新しいコーナーを作ることに喜びを覚え、従来のコーナーがぜんぜん発展しない今日このごろだが、もうひとつコーナーを作ることにする。

「おもろ」の原形は、「おもしろい」。関西弁である。「ああ、おもろ」という風に使用するのである。神戸弁よりは河内弁であるとおもう。

そのようなことを順次、紹介しようと考えている。いずれにしても、そんなたいそうなものではない。でも、「たいそうな」の原形は、「たいそうだ」？？


（『英和辞典』）

この辞典をご存知だろうか。私は知らなかった。職場の神戸学生青年センターhttp://ksyc.jp/では、六甲奨学基金のための古本市を毎年３月１５日から５月１５日まで開催してる。昨年は３００万円を売り上げたＮＧＯ業界では最大の？古本市である。

古本市には辞典のコーナーがある。ある日、友人が「辞典コーナーにこの本があった」と持ってきてくれたのである。最初、なんのことか分からなかった。監修は、元プロボクサーの赤井英和。１９９５年３月、文芸春秋社。

これは、「辞典」ではない。古本市のために日夜働いてくださっているボランティアが、あまりの本の多さに、辞典と勘違いして辞典コーナーにおいたのか、あるいは、ブラックジョークでおいたのか、真相は闇の中である。