秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

枯葉じゆうたん 音たて歩く懐かしや

2020年12月02日 12時20分50秒 | 日記
枯葉じゆうたん 音たて歩く懐かしや
 
 
子どもの頃、雨が降ると「水たまり」でビシャビシャ、枯葉が積もるとその中をザワッザワッ、雪の時は深いところを探してサクサクと歩き遊びました、わざわざ・・・。
仙堀にはこんな場所がまだあります。私もわざわざ枯葉の中を歩きました。

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晩秋にハーブの花のほとばしる

2020年12月02日 12時13分04秒 | 日記
晩秋にハーブの花のほとばしる
 
 
草木も枯れる何となく侘しい晩秋なのに、ハーブの花は天に向かって奔放に咲いています。逞しいと思いました。また、自然の配材は乙だな~、とも思いました。
 ところで、この花の名前が分かりませんでしたのでインターネットで検索しましたら、サルビア・ハーブの色形に似ていました。後ろの青紫の花はアメジストセージでしょうか?
私にとってのサルビアは背の低い深紅の花です。
サルビアとハーブとセージの関係が分からなくなりインターネットや辞書で調べました。今現在の理解は以下の通りですが間違っているかもしれません:
①ハーブとは薬草、香味料とする草の総称
②サルビアは世界に900種以上あり、その中に香辛料や薬として用いられているものもある
③サルビアはヘルシーを意味するラテン語。ラテン語salviaがフランス語に入ってsaugeとなり、英語でセージ(sage)となった
④従って、サルビア種の中で、香辛料や薬に使われてきたものが「サルビア・ハーブ」、或いは「セージ」と呼ばれてきたのでは???

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晩秋に山茶花明かりをともすごと

2020年12月02日 12時00分13秒 | 日記
晩秋に山茶花明かりをともすごと
      山茶花:さざんくわ
 
 
仙台堀川公園には土の道があります。そして、枯葉で道が覆いつくされます。
何となく侘しい光景ですが、山茶花の花が綺麗に咲いています。写真の花の下には小さなミツバチも写っています。寒い中、花の蜜を吸いに来たのでしょう。
自然も乙ですね~、晩秋のもの侘しい景に少しだけ彩(いろ)を添えるため、山茶花の花を配置する・・・

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芽に産毛枯葉を落とす生の智慧

2020年12月02日 11時56分42秒 | 日記
芽に産毛枯葉を落とす生の智慧
       産毛:うぶげ
 
 
 厳しい寒さの冬を乗り越えて花開く春を迎えるためか、今、辛夷(こぶし)の芽は暖かそうな産毛で覆われ始めました。
 葉は太陽の光を受けて栄養を創り出す役割を担っていますが、冬は日照時間が短く、無用の長物となってしまいます。また冬は乾燥し、生きるエネルギーの元である水分が吸収しにくくなります。この厳しい環境の中で、無用の長物となる葉への栄養補給を断って木そのものの命を守るため、自らの大切な構成要素である葉を落とします。この自然の営みは、ある意味壮絶な光景であり、また木の生命力の逞しさと巧みさを感じます。
 辛夷の冬芽(とうが)と葉の枯れ落ちるのを観て、木の生にはきっと智慧がある、と思いました。木は話さないだけで、私たち人間と同じ「生きもの」、だから・・・。

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日のなかをもみじ一葉ちらむとす

2020年12月02日 11時42分59秒 | 日記
日のなかをもみじ一葉ちらむとす
桜木に美あり三つ目紅葉かな
芽が数多桜紅葉の散らむとす
 
 
 
 
11月末から12月にかけての京都紅葉狩りを諦め、地元仙台堀の桜並木を散策することにしました。
ここには、深紅色や赤と黄色のグラデーションの美しい楓もみじは見られませんが、桜紅葉の美を改めて発見した思いがしました。
京もみじの雅(みやび)に対し、江戸もみじは鄙(ひな)の逞しさでしょうか。
また、桜は1年に三回私たちを楽しませてくれるんだ、とも思いました。
春は花 夏若青葉 秋紅葉
来年の春に備え、たくさんの芽を付けています。
木々は冬支度をすべて終えようとしています・・・

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