秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

コロナ禍での和太鼓と子どもたち

2020年12月28日 11時12分01秒 | 日記
   頭が柔軟で体も動く若い時にやっておけばと思っていたことがありました。第九合唱、クラシックギター、タップダンス、お神輿担ぎ、あの消防士の放水、そして和太鼓。
 昨年末、最後まで実行できていなかった和太鼓を教えてくれる処が近所にあることを知り、早速体験させていただきました。会の名前は「寿太鼓 江戸の星」。少数の大人の方がボランティアで運営されていますが、メンバーの主力は私の孫のような女の子の小学生で、誠にお上手。気後れしましたが、指導されている古賀勝先生が私と同年代の方で、「健康のためにもいいですよ」と温かく迎えてくれました。
 
子らに習ふ 和太鼓練習納かな
子らしみじみと 太鼓励みと 年の暮
 
    コロナで始まり終わる二千二十年
 
 
 
  即座に入会させていただき、明くる1月、さっそく太鼓を思い切り叩かせてくれました。私はそれぞれの曲にあったリズムとテンポをマスターすればいいのかなと思っていましたが、大間違い。打ち方には基本の型が8通りあり、且つそれぞれの曲に「振り」があるのです。タップダンスの時は、お子たちは先生の「振り」を見て直ぐに覚えてしまいますが、私他3名のおじさんタッパー(?)はレッスン中に覚えられず、直ぐにビデオに撮り自宅で練習。タップは膝に負担を感じ始めましたので3,4年前に止めました。和太鼓は、タップ同様「振り」覚えに苦しみそうですが、身体と頭の健康には良さそうで、毎週土曜日の練習が楽しみになっていました。
 そんな矢先のコロナです。3月から中止になり、11月にやっと再開。26日は今年の練習納です。練習を早めに終え、円陣を組んで一言挨拶となりました。お子たちは皆小学生ですが、異口同音に「このコロナで学校がお休みになり、友達と会えず、話ができなかったのが辛かったです。和太鼓の練習が再開できてとても嬉しいです。長いこと練習していなかったので技も忘れてしまっていたり、少し下手になってしまったかなと思いましたが、がんばります。来年もよろしくお願いします」と元気に挨拶されていました。七十路の私には単なる巣籠でしかなかったコロナ禍は、お子たちには苦しみを与えていたのだな、と思いました。
 お子たちなりにコロナ禍と向き合い、逞しく日々を過ごしているお子たちを、頼もしいと思いました。心身ともに柔軟なお子たちは、新しい生活様式の時代を逞しく適応して生き抜いていかれるだろうと思いました。
追申:
「寿太鼓 江戸の星」は会員大募集中です。
練習日は毎土曜日の17時~19時、基本は六砂小体育館
江東区お住まいの方、いかがですか?一度、下記のURLを訪問してみてくださ~い(^.^)/~~~

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