秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

もみじゴルフ旅

2020年12月07日 22時14分07秒 | 旅行
湯にゴルフ紅葉くははる草津かな
好天にはゆる紅葉やゴルフ場
心地よきゴルフ好天紅葉かな
 
 
 
 
 紅葉と好天を狙って、晴れ人・三人衆で一泊2日の草津温泉・ゴルフに行ってきました。
 どんぴしゃり!
 1日目は標高1050mの草津カントリークラブで、紅葉は色づき始めたばかりでした。
 2日目のゴルフ場は草津温泉ゴルフ場で、ここの芝は西洋芝(ベント)ですので一年中緑色とのこと。標高は1300m。
 この標高差と1日の遅れに期待して行きますと、木々は綺麗に色づき、青空、白雲、フェアウェイ・グリーンの緑との組み合わせはなかなか見られるものではないと感謝しながらプレーをしてきました。
 
 
静けさや紅葉ホールのカップイン
最終ホール 紅葉にスコア忘れけり
 
 
 
 私たちの前後にプレーヤーはおらず、あたかもプライベイトゴルフ場の観。最終ホールの紅葉に彩られる景は素晴らしく、静けさの中のカップインの音は心に沁みました。
 実は、最終ホールだけでなく、途中からいつの間にかスコアを付けずに楽しく回っていました
 
グラデーシヨン 移ろひ秘むる紅葉かな
 
 
 
 グリーンを背にしたこの紅葉のグラデーション
 今、youtubeでNHKの古典講座「方丈記」を聴いていることもあり、楓の木の中のミクロの世界での移ろいを感じてしまいます
 私が今、目にしているグラデーション美は、止まっているようで実は休むことなく変化している。かつて緑色だった葉の中の無数の色素が、一つ一つ独立して、間断なく、異なる瞬時に、緑から濃淡の差をつけながら赤、黄色に移ろっていく
 この移ろいの微妙な濃淡・時間差・・・
 自然の造形力、造形美にただただ恐れ入るばかりです
 芝の緑を背景にした紅葉のグラデーション美で至福のひと時にひたることができました

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とにかく生きよう、できれば気持ちだけでも楽しく・・・

2020年12月07日 14時42分01秒 | 日記

 昨日の日記に書いた「飛花落葉」に関し、お読みいただいた方から感想をいただきましたので、以下のようなお返事を出させていただきました:

 私の生命観、自然観は以下のようなものです。
 凡そ、宇宙の誕生は130数億年前、地球誕生は40数億年前、生命誕生は30数億年前、人類誕生700万年前と言われています。
 「在る物」における「変化」とは、今在るものが瞬時に無くなって新たなものが生まれ・存在し、そしてそれがまた瞬時に無くなる、この現象の無限の繰り返しと思います。自然界における生物の構成物質は、死と共に微生物によって土や栄養素に分解され、やがて他の生物の誕生によりその生物体に摂取され引き継がれていきます。色即是空・空即是色、並びに輪廻転生という仏教の自然観は、「もの」と「生命」の在り様を的確にとらえているのでないかと思います。{話は逸れますが、自然科学には門外漢の私ですが、素粒子(=物質の最小構成単位)の在り様に対する素粒子物理学の現在の認識が、二千年以上前の人が考えた自然観と同じように思えることに、今も驚き、感銘を受けております。}
 私は死によって、私自身と回りの人の意識からは不存在となりますが、先祖から引き継いできた私のDNAは次世代に引き継がれていきます(私を構成していた肉体(=物質)は焼却されると物質的にどのように変化するのかは不勉強で分かりません)。
 この意味で、私の意識の上での人生は、宇宙誕生以来から生生流転している「もの」の流れの一コマであり、私のDNAは私の意識の上での不存在後も、この宇宙がある限り、引き続き存在し続けると思っています。
 沈思黙考すると、時代時代の人々の思いに心がはせます。また、ものの在り様がそもそも 無常と得心し、また生物の遺伝子の過去・現在・未来に亘る流れを思うと、生死に等しく向き合えるような気もします。「人生の全てに意味がある」と信じて、日々を楽しく過ごせたらいいですね
 以上、硬い話となってしましましたが、私の考えもお蔭さまで少し整理ができたような気がします。 
 ありがとうございました。<m(__)m>

 

 


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