秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

外つ国の菩薩像・・・

2022年10月07日 16時04分00秒 | 旅行

異国より 来られし菩薩 酔芙蓉
             鎌倉 英勝寺


 この菩薩像の手前に由来碑があり、「聖観自在菩薩」という漢字の他に東南アジアのものらしい横文字が書いてありました。私にはこの菩薩さんの容姿が日本のもののようには思えませんでしたので、お寺さんに尋ねようとしたらお留守。その後、電話がようやくつながったこのお寺さんの方に由来をお訊きしたら、5年前くらいに寄贈されたもののようでよく分からないとのご回答。
 簡素な小屋の中に優しく立たれておられます。
 慈悲深いというより私にはお淑(しと)やかな感じの外(と)つ国の菩薩さんかなと思いました。またお会いしたい菩薩さんです・・・


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尼寺のヤブミョウガ・・・

2022年10月06日 00時48分24秒 | 旅行

尼寺の 宝石のごと ヤブミョウガ
               鎌倉 英勝寺

 尼僧に宝石は無用なのかもしれませんが、お庭の片隅に静やかにたたずんでいました。白は花、藍色は実だそうです。
 名の由来は、藪地に自生して葉が茗荷(ミョウガ)に似ているところからきているとのことですが、「ヤブ」がなんとなくひっかかります・・・


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衣被きの芙蓉・・・

2022年10月05日 23時49分27秒 | 旅行
日に透けて 薄絹かづく 芙蓉かな
              鎌倉唯一の尼寺 英勝寺
 
 
 英勝寺はこじんまりしたお寺です。鎌倉で現存する唯一の尼寺とのこと。時間は午後4時頃で日も傾き、日の光がオレンジ色を帯び始めていました。
 平安時代の衣被き(きぬかずき)の女性・・・
 尼寺に相応しい衣被きの芙蓉でした。
 花言葉もこの時の芙蓉にふさわしい、「繊細な美」「しとやかな恋人」・・・

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西洋館と秋の小花・・・

2022年10月05日 15時32分19秒 | 旅行
洋館の 裾に点々 秋小花
            鎌倉 古我邸
 
 
 古我邸は小山の緑に囲まれ、木造の建物の外も中も色彩的にはダークブラン系統の地味な感じを受けました。そのような建物の庭や小径のところどころに咲いている小さな花の色彩が目に留まり、アイスコーヒーを飲みかけにして腰をかがめつ写真を撮りました。かわゆい花の名は、ヤブラン、ジギタリス、ヒメビジョザクラ、フヨウのようです。

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鎌倉小山の西洋館・・・

2022年10月04日 22時34分49秒 | 旅行
秋の鎌倉 めぐり一服 洋館で
                古我邸
 
 
 一千年の歴史を有する神社仏閣、お墓がたくさんの鎌倉で、古いとはいえ大正時代の西洋の館に出会えるのは、一種趣のあるものです。ベランダカフェでアイスコーヒーをゆったりと戴きました。
 古我邸は1916年(大正5年)に完成された西洋館。旧加賀前田家別邸(現・鎌倉文学館)、旧華頂宮邸と並ぶ鎌倉三大洋館の一つで、三菱財閥の荘清次郎さんの別荘として建てられ、1937年(昭和12年)に日本土地建物(株)の経営者であった古我貞周さんが取得して以来、「古我邸」という呼び名で親しまれてきたとのことです。
 今回の古我邸訪問で鎌倉三大洋館をすべて回りました。

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