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内外行動日記です。blog復帰しました^ ^

バレンタインデー

2011-02-14 04:41:03 | 今日は何の日
今日は何の日??
と聞かれると、ほとんどの方はこう答えるでしょう。

女性が男性に親愛の情を込めチョコレートを贈る。→バレンタインデー
と。

一見華やかですが、起源?を追ってみるととても悲しいストーリーがありました。
バレンタインさんが処刑された日だったのです。

時代は3世紀の西暦270年頃まで遡ります。

当時のローマ帝国の皇帝、クラディウスⅡ世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で
兵士の結婚を禁止したといわれています。
愛する彼女と結婚できなくなった若者たちは、夢も希望も失い、兵士となって戦場へ送られて行きました。

キリスト教の司祭バレンタインさんは、皇帝に内緒で若い恋人たちを結婚させていた。兵役が決まった若者たちは、次々とバレンタインのもとを訪れたといいます。

水面下に行っていたことも、有名になると当然皇帝の耳にも入ります。
その後投獄され、西暦270年2月14日に処刑されました。
ローマでは2月14日は結婚と家庭の神である女神ユノの祝日であり、この日が選ばれたといわれています。
当時はキリスト教も歴史が浅く、迫害されていた時代でした。
バレンタインさんは処刑される直前まで愛を説いていたと言われています。


と、突然英語の教材が出てきましたが、実はこのエピソードを知るきっかけは、高校生の時に読んでいた英語の参考書
「速読英単語」にあります。
この入門編にバレンタインの起源について書かれています。
この本は中学レベルの英語力で充分に読むことが可能なので英語力が国際的に壊滅的なくらい低い日本人でも殆どの人が読むことが可能です。受験の本というよりも日本人の英語力の底上げに良い本だと思っています。

女性が男性に親愛の情を込めてチョコレートを贈与するという「日本型バレンタインデー」の様式が成立したのは、間違いなく製菓会社の戦略ですが、クリスマス、バレンタインと、相手のことを考えるきっかけがあるのは悪くないと思います。

コメント
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