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ラバーダム防湿法

2009-07-30 21:44:36 | 歯科臨床
歯科診療の内容については記載していなかったので書いてみようと思います。

テーマは「ラバーダム防湿法」です。

これは治療を安全に行うための準備なのです。

口腔内には「唾液」いわゆる「つば」があります。
そこには数百種類といわれる細菌が天文学的な数値で存在しています。

要するに、唾液が、歯の中に入ってほしくないから行うのです。
教科書的な言い方をすると、他にも目的はありますが、実践的ではないのでパスします。

歯にクランプと呼ばれる金具を付け、ゴムでカバーします。
これでOK。治療ができるのです。

1歯にクランプをかけ、ラバーダムをするのはそんなに難しくないですが、
隣接面処置や、多数歯の治療では、どうしても2歯にクランプをかける必要があります。2歯だと難度が上がります。

クランプで固定した後、フロスで何度も通し、歯肉溝の中にくい込むようにしなくてはいけません。

基本中の基本ですが、出来ない人も多いと思われます。
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