
ファミコンドラゴンボールシリーズ第7弾(データック版除く)
カードを用いたRPG
トーセが開発
バンダイから発売
1993年8月6日発売
特徴
「ドラゴンボール ~大魔王復活~」から続くカードシステムを用いているが今作は趣が異なる。
「3」「Z」「ZII」「ZIII」は1枚のカードに星、属性などが書かれていたが
今作は「大魔王復活」の時のように「拳」「脚」などと言った攻撃方法がカードに描かれている。星は今まで通り同じで右下には「ZIII」と同じようにマークに応じた効果がある。
今作では過去のカードバトル作品全作にあった「必(殺技)」カードが存在しない。
そしてKI(気)と言った数値もない。
では、技をどのようにして繰り出すのか?
それはカードの組み合わせにより技が出るのである。
「拳」「脚」「体」「分」「投」「瞬」「斬」「気」「爆」「光」「Z」
の11種あり、
(「Z」は任意でカードの攻撃種を変更できる物なので実質10種)
「拳」=パンチ
「脚」=キック
「体」=体当たり
「分」=パンチやキック
「投」=投げてからの打撃
「瞬」=パッパと瞬間移動しての攻撃
「斬」=鋭く斬るかのような攻撃(別に斬撃ではない)
「気」=気を溜めてからの体当たり
「爆」=気を溜めてからの連続攻撃
「光」=光弾
これらの組み合わせで技を出す訳だ。
例えば
「かめはめ波」であれば
使用キャラが悟空の時
「体」「爆」「光」
の順で揃える事で発生出来る。
「爆」「光」「体」など、順番が違うと「かめはめ波」は出ない。
(但しこの順序だと「光」「体」の順で発生する「太陽拳」が発動する)
KIがないので必殺技にあったカードさえあれば同じターンで何度でも繰り出せ
使用条件(他のゲームで言うレベルなど)はないので
揃えればすぐに強力な必殺技も出せる。
(但しカード枚数の使用上限により、最初から強い技を使えるわけではない。
初期使用上限は3枚だが、カードを5枚使う技もある)
あらすじ
地球の神となった「デンデ」が
地球に存在しないはずの『デストロンガス』の増加に気づいた。
(ナメック星にはあったのか?)
それは生命細胞を破壊するものであった。
「ミスターポポ」から聞いた「悟空」「悟飯」「ピッコロ」の3人は
『デストロンガス』を発生させる装置の破壊に向かおうとしていた。
その時、『カプセルコーポレーション』に2匹の敵が現れ戦闘となる。
その時、「悟空」は『かめはめ波』を使おうとするが何故か技が出なかった。
だがその敵は強くはなかったために何とかその2匹を撃退する事が出来た。
「ミスターポポ」の話では「デストロンガス」の影響により
皆の生命力が低下しており、気を十分に集中できない為、技が出なかったという事だ。
悟空たちは「トランクス」「ベジータ」を加え装置を破壊に赴く。
その装置を生み出した者の恐るべき計画であることを
悟空達は直面していくのであった。。
点数は55点
良い点
・派手な攻撃シーン
悪い点
・経験値がない
・カード種類多すぎ
・『ベジータ』がウゼェ…
良い点の解説
・派手な攻撃シーン
シリーズお馴染みの高速戦闘が行われる。
各キャラのお馴染みの技にはカットインが入るしカッコいい。
(ただデモ画面で「悟空」と「トランクス」のカットイン技を見せちゃっていいのん?)
悪い点の解説
・経験値がない
前作まであったレベルや経験値が廃止されたので戦闘はほぼ無意味である。
(このシリーズにはお金がないし)
その為、戦闘はただのHPを下げるだけの行為にしか過ぎず、
エンカウントするたびに舌打ちしたくなる。
せめて一定回数戦闘をすれば技を習得するとか
カードを取得するっていう手法でもあれば軽減できたのだが…
・カードの種類多すぎ
上記の特徴で挙げた通り「10種」もある。
修行と言う名のミニゲームをクリアすれば習得できるものの…
2枚での必殺技なら戦闘中に偶然見つける事も可能だろうが3枚を超えるとまず無理
カードの種類だけではなく順番さえも揃えなければならないのだから…
3枚でさえ確率でいえば
10(種)×10(種)×10(種)=1000(通り)
もあるのだ。(技が出る傾向は若干あるけども…)
4枚であれば10000通り
5枚であれば100000通り
そんなの覚えてられます?NPCのベジータを除けば4人もいるんだよ。
何のカードを使ったかなんて一々覚えてられないし、
メモするにしたってどれだけ紙が必要になるんだよ…
戦闘中にそれを自力で見つけるなんてのはもはや絶望的である。
偶然カードの並べ方で
「何!?この並びで技出んの?よっしゃ!!」
っていう興奮、探す楽しみ、見つけた喜びが得られづらいというのは
ゲームのシステムとして失敗じゃないだろうか?
まぁでも、技を覚えるのは今であればネットで調べればすぐに分かる。
・『ベジータ』がウゼェ…
『ベジータ』1人の時は戦闘時、プレイヤーによるカードの選択に従うのだが
仲間が揃うとNPCとなり勝手にカードを使用するのだ。
だから
プレイヤー「じゃぁ、『悟空』にあの必殺技を出させたいからこのカードは温存しよう」
と、他キャラにいらないカードのみを使って攻撃させていると
(使用カード枚数を上限以下なら指定する事が可能であり、
プレイヤーの残したいと思うカードを温存する事が出来る)
ただ、『ベジータ』が…
ベジータ「フハハハハ!!
プレイヤーめぇ!
貴様のカード温存などというセコイ考えなど関係あるか―――!
俺はカードを全て使い切ってやるぜ――――!!」
と、『ナメック星編』ばりの傍若無人ぶりを発揮して必要なカードを使ってしまってプレイヤーのやりたい事を握りつぶしてくる。
だから、髭人はこの行為に非常にイラついたので『ナメック星編』で本人が言った通り
「じゃあ 死ね!」
と、言う事で死んでいてもらっていた。(苦笑)
「お前は邪悪だから『ドラゴンボール』をやらん」と村長に言われてそこの村人全滅させる悪行だったなぁ~
レベルや経験値がないから死んでいてもらってもてんで構わない。
ただ、従わないのは『ベジータ』らしさともいえるので
個性を残したいのであればみんなのカードとは共有せず『ベジータ』は独自のカードにしてくりゃ~
そんな事しなくて済んだのに。
さて、サブタイトルが『サイヤ人絶滅計画』というだけあってサイヤ人がメイン
「悟空」「悟飯」「ピッコロ」「ベジータ」「トランクス」の5人となる為
(あれ?『ナメック星人』が混じってね?)
Z系3作品にいた地球人系「クリリン」「ヤムチャ」「天津飯」「チャオズ」の4人は
『カード』という降格処分となる…
まぁ、Z戦士のインフレが進み格差が広がったこの時期、弱いのにウロウロされても
天津飯「『餃子』はオレがおいてきた」
「修行はしたがハッキリいってこの闘いにはついていけない」
という
「んな事を言ちゃってるお前も着いていけてないよ」
っていう悲しい宣告をしなければならないからな…
悲しいが正しい決定なのかもしれない。
ちと思い出としては
子供の頃は、友達と『天下一武道会』で対戦したな~。
で、友人が使った「ピッコロ」でカードを選んでいると
適当に選んだカードが光っていて
『瞬』『光』=『魔撃砲』
髭人「何コレ!?
そんな技しらねーし!
やめろ!当たるな!
ウワ――――!!」
なんて事態があった。
まぁそんな事があるのはせいぜい2枚までの技だわな。
3枚以上の技でやった人がいるのならそれはもう奇跡と言うべきほどかもしれない。
そうそう。
このゲーム、敵から攻撃を受ける際にタイミングよくAボタンを押すと回避できる。
(この攻撃回避に関してはNPCの『ベジータ』でも操作を受け付ける)
敵の全員攻撃の『連続エネルギー波』の際に5人全員避けられると
「よっしゃ――――!」
と、快哉に湧く(笑)
そうそう。このゲームを基に製作されたOVAや
プレイディア用ゲームソフト『ドラゴンボールZ 真サイヤ人絶滅計画』があるとの事
ムービーが流れて選択肢に合わせてムービーが変わるという代物。
探していたら色々出て来たので興味あればどうぞ。
『ドラゴンボールZ外伝 ~サイヤ人絶滅計画~』地球編 動画
『ドラゴンボールZ外伝 ~サイヤ人絶滅計画~』宇宙編 動画
サイヤ人絶滅計画(レイジングブラストからの動画)
プレイディア版はプレイヤーの選択により展開が変わるから
ひとまとめには出来ず動画はバラバラとなっているからここでは載せない。
自分で探してねん。
ちなみにこのプレイディア版には本作には
登場しない『妖精』というオリジナルキャラクターがいる。
メカとかなら分かるんだが…
妖精ねぇ…
あんまドラゴンボールっぽくはないわな。
(声は「かない みか」氏)
裏ワザ…
カードの星の数が1~7の全てが揃うと神龍が出て来て『神龍カード』をもらえる、
効果はカードを任意で2枚もらえる。
上記
神龍カードと同じく星が1~7かつ、
カードの漢字がすべてそろうと『ポルンガカード』をもらえる。
効果はカードを任意で3枚もらえる。
カードの星の数が全て1にすると
『占いババ』が出て来て全カードの全部分のスロットを行う。
PS)『神龍』出し過ぎて、嬉しいなんて感情はなく、無なんだが(苦笑)
ここからがネタバレ
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↓
敵は『サイヤ人』に滅ぼされた『ツフル人』で
その親玉は「Dr.ライチー」という。
その復讐の為に地球を巻き込む事を厭わないクズである。
『悟空』達も
悟空「無関係な地球人を巻き込むな!」
つってんのに
Dr.ライチー「地球にサイヤ人を住まわせている地球人も同罪だ!」
って…極悪人やね。
(「悟空」は『サイヤ人』側の都合で地球に送り込まれただけだで)
でも、
Dr.ライチー「分かった。地球人は巻き込まない。
だが『サイヤ人』であるお前ら死ね」
と、言い出したらどうするんだろ?
悟空「分かった…
オラ達ではないにしても同じ一族の物がオメエ達を滅ぼしてすまなかった」
何て風に素直に従って殺される…わけはないわな。
特に『ベジータ』は。
敵として過去映画含めて敵として出て来て倒されたキャラクターが出て来る。
「フリーザ」「クウラ」「ターレス」「スラッグ」
がゴースト戦士という名目で出て来る。
ん?
何か違和感が…
おいおいおい!
サイヤ人である「ターレス」が何で『サイヤ人絶滅計画』に加担しているんだよ!
これらゴースト戦士に関しては『孫悟空被害者の会』の方が適当だな。
だったらサブタイトルは『孫悟空抹殺計画』にするべきだったんじゃないだろうか?
それだと「Dr.ライチー」との関連が薄くなるか…
初対面だもんな…
一応、ラスボスは当然『ツフル人』の「Dr.ライチー」であるが
隠しボスが存在する。
隠しボスの「ハッチヒャック」の出現方法は
基本のラスボスである「ゴーストライチー」との2度の戦闘を
10ターン以内で終える事だそうだ。
昔、プレイした時、髭人は1度もお目にかかった事がなかった。
というか何も前知識なしに「ゴーストライチー」を10ターン以内に倒すのは困難である。
何故ならコイツ、打撃技を全て回避するのだから…
強力な必殺技を繰り出したいところだがそう簡単に都合よく
必殺技を出せるカードが回ってくる訳でもないし
「ベジータ」生かしていると温存しようとしても勝手に使いやがるし
(だから死んでてもらうのです)
だから今回、頑張ってみましたよ!!
ゲーム中、「神龍」や「ポルンガ」カードをもらえるようにする。
そして、集めたカードをここぞとばかりに
「カードを解放しろ!!」
と、『ゴーストライチー』を全力を叩き込む。
主には『必殺技カード』
使用者の1度でも使用した事がある必殺技を1回使う事が可能なカードである。
(未使用の必殺技は使用不可)
みんなして強力な必殺技を叩き込むのだ。
すると10ターン以内に倒せるだろう。
『ハッチヒャック』登場。
最近では結構、「ハッチヒャック」はゲームに出て来る。
マイナーな部類であるこの作品をな…
まぁ、ここ最近は過去1度でも出た「ドラゴンボール」のキャラを
卑しいまでも出そうとする公式の姿勢は結構、表に出て来ているよな…
うん。過去の因縁関係なしにキャラ同士何でもかんでもフュージョンさせたりとか…
それはさておき…
その「ハッチヒャック」での戦闘。
「ハッチヒャック」は裏ボスって事で攻撃力がクソ強い。
カードの星の数によっては全快から一撃で葬られる攻撃を全員に放ってくるからだ。
(1ターンの溜めが必要だから一旦全員防御させればいい話だが…)
コイツは通常の打撃も効くが裏ボスって事もあって
かなり強力である。
『ハッチヒャック』を倒してからのエンディングが
「これで本当に地球に帰ろう」
なんて台詞がサラッとあってデカデカと
の文字。寂しいなぁ…
「ここまでプレイしてくれて本当にありがとう!」
ぐらいのメッセージはあっても良かったんじゃないだろうか?
その対『ハッチヒャック』戦
敵は1体だがクッソ強いので行動させたくない。
髭人の戦い方としては「神龍」を使い、「チャオズ」カードで動きを止め、
後はひたすら「必殺技」カード。
「ゴーストライチー」戦+「チャオズ」って感じである
何という卑怯さ加減!!
しかも、「チャオズ」はカード化された為、
前までのシリーズにあったように「必」がないから100%発動だし
カードとなり戦闘には不参加だから基本HPが弱いチャオズを気遣う必要もない。
何という超優遇!!
チャオズ「マメ6つハゲ、分身三つ目ハゲはボクがおいてきたよ。
修行はしたけどハッキリいってこの闘いにはついていけないから…
ん?誰か忘れている気がするけど…
まぁいいかな~」
と、言うんだろうな(苦笑)
こんな状態だったから実際にその状態を描写したらこうなる…
ハッチヒャック:サイヤ人、殺す…
チャオズ:『超能力』!!
ハッチヒャック:か、体が動かん!!
悟空:でかしたチャオズ!今だ!敵は動けね―――!
みんな『必殺技』カードを使うんだ―――!
『スーパーかめはめ波』―――――――!!
悟飯:『激烈魔閃光』―――――!!
ピッコロ:『魔空包囲弾』!!
トランクス:『フィニッシュバスター』――――!
ベジータ:ペチペチペチ…
(ベジータはNPCの為、『必殺技』カードを使わないので…)
ハッチヒャック:超能力の効果が切れたな…
よし!今度こそ、サイヤ人コロ…
チャオズ:『超能力』!
ハッチヒャック:また、お前かッッ!!
悟空:良しッッ『スーパーかめはめ波』―――――――!!
悟飯:『激烈魔閃光』―――――!!
ピッコロ:『魔空包囲弾』!!
トランクス:『フィニッシュバスター』――――!
ベジータ:ペチペチペチ…ピュン(光弾)…バァン…
(ベジータはNPCの為、やっぱり『必殺技』カードを使ってくれないので…)
『ハッチヒャック』死ぬまでエンドレス…
ハッチヒャック:ギャ―――――――――!!
(ハッチヒャック死亡)
魂のハッチヒャック:くそぉ…
相手を身動きを取れなくしたうえで攻撃してくるとは…
サイヤ人とは…
何と言う卑怯民族…
ポンポン…
そんな魂の『ハッチヒャック』は肩を叩かれた。
振り返ると見慣れない男がいた。コイツも魂のようだ。
シロッコ:動けないうちに倒されるとは…
実に親近感が湧く…
君とはなかなか気が合いそうだ。
ここは1つ、飲みに行って語り合おうではないか?
ハッチヒャック:あ、ああ…
(誰?コイツ…
しかしコイツ、サイヤ人の『ブロリー』の声に似ているなぁ…)
カードを用いたRPG
トーセが開発
バンダイから発売
1993年8月6日発売
特徴
「ドラゴンボール ~大魔王復活~」から続くカードシステムを用いているが今作は趣が異なる。
「3」「Z」「ZII」「ZIII」は1枚のカードに星、属性などが書かれていたが
今作は「大魔王復活」の時のように「拳」「脚」などと言った攻撃方法がカードに描かれている。星は今まで通り同じで右下には「ZIII」と同じようにマークに応じた効果がある。
今作では過去のカードバトル作品全作にあった「必(殺技)」カードが存在しない。
そしてKI(気)と言った数値もない。
では、技をどのようにして繰り出すのか?
それはカードの組み合わせにより技が出るのである。
「拳」「脚」「体」「分」「投」「瞬」「斬」「気」「爆」「光」「Z」
の11種あり、
(「Z」は任意でカードの攻撃種を変更できる物なので実質10種)
「拳」=パンチ
「脚」=キック
「体」=体当たり
「分」=パンチやキック
「投」=投げてからの打撃
「瞬」=パッパと瞬間移動しての攻撃
「斬」=鋭く斬るかのような攻撃(別に斬撃ではない)
「気」=気を溜めてからの体当たり
「爆」=気を溜めてからの連続攻撃
「光」=光弾
これらの組み合わせで技を出す訳だ。
例えば
「かめはめ波」であれば
使用キャラが悟空の時
「体」「爆」「光」
の順で揃える事で発生出来る。
「爆」「光」「体」など、順番が違うと「かめはめ波」は出ない。
(但しこの順序だと「光」「体」の順で発生する「太陽拳」が発動する)
KIがないので必殺技にあったカードさえあれば同じターンで何度でも繰り出せ
使用条件(他のゲームで言うレベルなど)はないので
揃えればすぐに強力な必殺技も出せる。
(但しカード枚数の使用上限により、最初から強い技を使えるわけではない。
初期使用上限は3枚だが、カードを5枚使う技もある)
あらすじ
地球の神となった「デンデ」が
地球に存在しないはずの『デストロンガス』の増加に気づいた。
(ナメック星にはあったのか?)
それは生命細胞を破壊するものであった。
「ミスターポポ」から聞いた「悟空」「悟飯」「ピッコロ」の3人は
『デストロンガス』を発生させる装置の破壊に向かおうとしていた。
その時、『カプセルコーポレーション』に2匹の敵が現れ戦闘となる。
その時、「悟空」は『かめはめ波』を使おうとするが何故か技が出なかった。
だがその敵は強くはなかったために何とかその2匹を撃退する事が出来た。
「ミスターポポ」の話では「デストロンガス」の影響により
皆の生命力が低下しており、気を十分に集中できない為、技が出なかったという事だ。
悟空たちは「トランクス」「ベジータ」を加え装置を破壊に赴く。
その装置を生み出した者の恐るべき計画であることを
悟空達は直面していくのであった。。
点数は55点
良い点
・派手な攻撃シーン
悪い点
・経験値がない
・カード種類多すぎ
・『ベジータ』がウゼェ…
良い点の解説
・派手な攻撃シーン
シリーズお馴染みの高速戦闘が行われる。
各キャラのお馴染みの技にはカットインが入るしカッコいい。
(ただデモ画面で「悟空」と「トランクス」のカットイン技を見せちゃっていいのん?)
悪い点の解説
・経験値がない
前作まであったレベルや経験値が廃止されたので戦闘はほぼ無意味である。
(このシリーズにはお金がないし)
その為、戦闘はただのHPを下げるだけの行為にしか過ぎず、
エンカウントするたびに舌打ちしたくなる。
せめて一定回数戦闘をすれば技を習得するとか
カードを取得するっていう手法でもあれば軽減できたのだが…
・カードの種類多すぎ
上記の特徴で挙げた通り「10種」もある。
修行と言う名のミニゲームをクリアすれば習得できるものの…
2枚での必殺技なら戦闘中に偶然見つける事も可能だろうが3枚を超えるとまず無理
カードの種類だけではなく順番さえも揃えなければならないのだから…
3枚でさえ確率でいえば
10(種)×10(種)×10(種)=1000(通り)
もあるのだ。(技が出る傾向は若干あるけども…)
4枚であれば10000通り
5枚であれば100000通り
そんなの覚えてられます?NPCのベジータを除けば4人もいるんだよ。
何のカードを使ったかなんて一々覚えてられないし、
メモするにしたってどれだけ紙が必要になるんだよ…
戦闘中にそれを自力で見つけるなんてのはもはや絶望的である。
偶然カードの並べ方で
「何!?この並びで技出んの?よっしゃ!!」
っていう興奮、探す楽しみ、見つけた喜びが得られづらいというのは
ゲームのシステムとして失敗じゃないだろうか?
まぁでも、技を覚えるのは今であればネットで調べればすぐに分かる。
・『ベジータ』がウゼェ…
『ベジータ』1人の時は戦闘時、プレイヤーによるカードの選択に従うのだが
仲間が揃うとNPCとなり勝手にカードを使用するのだ。
だから
プレイヤー「じゃぁ、『悟空』にあの必殺技を出させたいからこのカードは温存しよう」
と、他キャラにいらないカードのみを使って攻撃させていると
(使用カード枚数を上限以下なら指定する事が可能であり、
プレイヤーの残したいと思うカードを温存する事が出来る)
ただ、『ベジータ』が…
ベジータ「フハハハハ!!
プレイヤーめぇ!
貴様のカード温存などというセコイ考えなど関係あるか―――!
俺はカードを全て使い切ってやるぜ――――!!」
と、『ナメック星編』ばりの傍若無人ぶりを発揮して必要なカードを使ってしまってプレイヤーのやりたい事を握りつぶしてくる。
だから、髭人はこの行為に非常にイラついたので『ナメック星編』で本人が言った通り
「じゃあ 死ね!」
と、言う事で死んでいてもらっていた。(苦笑)
「お前は邪悪だから『ドラゴンボール』をやらん」と村長に言われてそこの村人全滅させる悪行だったなぁ~
レベルや経験値がないから死んでいてもらってもてんで構わない。
ただ、従わないのは『ベジータ』らしさともいえるので
個性を残したいのであればみんなのカードとは共有せず『ベジータ』は独自のカードにしてくりゃ~
そんな事しなくて済んだのに。
さて、サブタイトルが『サイヤ人絶滅計画』というだけあってサイヤ人がメイン
「悟空」「悟飯」「ピッコロ」「ベジータ」「トランクス」の5人となる為
(あれ?『ナメック星人』が混じってね?)
Z系3作品にいた地球人系「クリリン」「ヤムチャ」「天津飯」「チャオズ」の4人は
『カード』という降格処分となる…
まぁ、Z戦士のインフレが進み格差が広がったこの時期、弱いのにウロウロされても
天津飯「『餃子』はオレがおいてきた」
「修行はしたがハッキリいってこの闘いにはついていけない」
という
「んな事を言ちゃってるお前も着いていけてないよ」
っていう悲しい宣告をしなければならないからな…
悲しいが正しい決定なのかもしれない。
ちと思い出としては
子供の頃は、友達と『天下一武道会』で対戦したな~。
で、友人が使った「ピッコロ」でカードを選んでいると
適当に選んだカードが光っていて
『瞬』『光』=『魔撃砲』
髭人「何コレ!?
そんな技しらねーし!
やめろ!当たるな!
ウワ――――!!」
なんて事態があった。
まぁそんな事があるのはせいぜい2枚までの技だわな。
3枚以上の技でやった人がいるのならそれはもう奇跡と言うべきほどかもしれない。
そうそう。
このゲーム、敵から攻撃を受ける際にタイミングよくAボタンを押すと回避できる。
(この攻撃回避に関してはNPCの『ベジータ』でも操作を受け付ける)
敵の全員攻撃の『連続エネルギー波』の際に5人全員避けられると
「よっしゃ――――!」
と、快哉に湧く(笑)
そうそう。このゲームを基に製作されたOVAや
プレイディア用ゲームソフト『ドラゴンボールZ 真サイヤ人絶滅計画』があるとの事
ムービーが流れて選択肢に合わせてムービーが変わるという代物。
探していたら色々出て来たので興味あればどうぞ。
『ドラゴンボールZ外伝 ~サイヤ人絶滅計画~』地球編 動画
『ドラゴンボールZ外伝 ~サイヤ人絶滅計画~』宇宙編 動画
サイヤ人絶滅計画(レイジングブラストからの動画)
プレイディア版はプレイヤーの選択により展開が変わるから
ひとまとめには出来ず動画はバラバラとなっているからここでは載せない。
自分で探してねん。
ちなみにこのプレイディア版には本作には
登場しない『妖精』というオリジナルキャラクターがいる。
メカとかなら分かるんだが…
妖精ねぇ…
あんまドラゴンボールっぽくはないわな。
(声は「かない みか」氏)
裏ワザ…
カードの星の数が1~7の全てが揃うと神龍が出て来て『神龍カード』をもらえる、
効果はカードを任意で2枚もらえる。
上記
神龍カードと同じく星が1~7かつ、
カードの漢字がすべてそろうと『ポルンガカード』をもらえる。
効果はカードを任意で3枚もらえる。
カードの星の数が全て1にすると
『占いババ』が出て来て全カードの全部分のスロットを行う。
PS)『神龍』出し過ぎて、嬉しいなんて感情はなく、無なんだが(苦笑)
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敵は『サイヤ人』に滅ぼされた『ツフル人』で
その親玉は「Dr.ライチー」という。
その復讐の為に地球を巻き込む事を厭わないクズである。
『悟空』達も
悟空「無関係な地球人を巻き込むな!」
つってんのに
Dr.ライチー「地球にサイヤ人を住まわせている地球人も同罪だ!」
って…極悪人やね。
(「悟空」は『サイヤ人』側の都合で地球に送り込まれただけだで)
でも、
Dr.ライチー「分かった。地球人は巻き込まない。
だが『サイヤ人』であるお前ら死ね」
と、言い出したらどうするんだろ?
悟空「分かった…
オラ達ではないにしても同じ一族の物がオメエ達を滅ぼしてすまなかった」
何て風に素直に従って殺される…わけはないわな。
特に『ベジータ』は。
敵として過去映画含めて敵として出て来て倒されたキャラクターが出て来る。
「フリーザ」「クウラ」「ターレス」「スラッグ」
がゴースト戦士という名目で出て来る。
ん?
何か違和感が…
おいおいおい!
サイヤ人である「ターレス」が何で『サイヤ人絶滅計画』に加担しているんだよ!
これらゴースト戦士に関しては『孫悟空被害者の会』の方が適当だな。
だったらサブタイトルは『孫悟空抹殺計画』にするべきだったんじゃないだろうか?
それだと「Dr.ライチー」との関連が薄くなるか…
初対面だもんな…
一応、ラスボスは当然『ツフル人』の「Dr.ライチー」であるが
隠しボスが存在する。
隠しボスの「ハッチヒャック」の出現方法は
基本のラスボスである「ゴーストライチー」との2度の戦闘を
10ターン以内で終える事だそうだ。
昔、プレイした時、髭人は1度もお目にかかった事がなかった。
というか何も前知識なしに「ゴーストライチー」を10ターン以内に倒すのは困難である。
何故ならコイツ、打撃技を全て回避するのだから…
強力な必殺技を繰り出したいところだがそう簡単に都合よく
必殺技を出せるカードが回ってくる訳でもないし
「ベジータ」生かしていると温存しようとしても勝手に使いやがるし
(だから死んでてもらうのです)
だから今回、頑張ってみましたよ!!
ゲーム中、「神龍」や「ポルンガ」カードをもらえるようにする。
そして、集めたカードをここぞとばかりに
「カードを解放しろ!!」
と、『ゴーストライチー』を全力を叩き込む。
主には『必殺技カード』
使用者の1度でも使用した事がある必殺技を1回使う事が可能なカードである。
(未使用の必殺技は使用不可)
みんなして強力な必殺技を叩き込むのだ。
すると10ターン以内に倒せるだろう。
『ハッチヒャック』登場。
最近では結構、「ハッチヒャック」はゲームに出て来る。
マイナーな部類であるこの作品をな…
まぁ、ここ最近は過去1度でも出た「ドラゴンボール」のキャラを
卑しいまでも出そうとする公式の姿勢は結構、表に出て来ているよな…
うん。過去の因縁関係なしにキャラ同士何でもかんでもフュージョンさせたりとか…
それはさておき…
その「ハッチヒャック」での戦闘。
「ハッチヒャック」は裏ボスって事で攻撃力がクソ強い。
カードの星の数によっては全快から一撃で葬られる攻撃を全員に放ってくるからだ。
(1ターンの溜めが必要だから一旦全員防御させればいい話だが…)
コイツは通常の打撃も効くが裏ボスって事もあって
かなり強力である。
『ハッチヒャック』を倒してからのエンディングが
「これで本当に地球に帰ろう」
なんて台詞がサラッとあってデカデカと
E N D
の文字。寂しいなぁ…
「ここまでプレイしてくれて本当にありがとう!」
ぐらいのメッセージはあっても良かったんじゃないだろうか?
その対『ハッチヒャック』戦
敵は1体だがクッソ強いので行動させたくない。
髭人の戦い方としては「神龍」を使い、「チャオズ」カードで動きを止め、
後はひたすら「必殺技」カード。
「ゴーストライチー」戦+「チャオズ」って感じである
何という卑怯さ加減!!
しかも、「チャオズ」はカード化された為、
前までのシリーズにあったように「必」がないから100%発動だし
カードとなり戦闘には不参加だから基本HPが弱いチャオズを気遣う必要もない。
何という超優遇!!
チャオズ「マメ6つハゲ、分身三つ目ハゲはボクがおいてきたよ。
修行はしたけどハッキリいってこの闘いにはついていけないから…
ん?誰か忘れている気がするけど…
まぁいいかな~」
と、言うんだろうな(苦笑)
こんな状態だったから実際にその状態を描写したらこうなる…
ハッチヒャック:サイヤ人、殺す…
チャオズ:『超能力』!!
ハッチヒャック:か、体が動かん!!
悟空:でかしたチャオズ!今だ!敵は動けね―――!
みんな『必殺技』カードを使うんだ―――!
『スーパーかめはめ波』―――――――!!
悟飯:『激烈魔閃光』―――――!!
ピッコロ:『魔空包囲弾』!!
トランクス:『フィニッシュバスター』――――!
ベジータ:ペチペチペチ…
(ベジータはNPCの為、『必殺技』カードを使わないので…)
ハッチヒャック:超能力の効果が切れたな…
よし!今度こそ、サイヤ人コロ…
チャオズ:『超能力』!
ハッチヒャック:また、お前かッッ!!
悟空:良しッッ『スーパーかめはめ波』―――――――!!
悟飯:『激烈魔閃光』―――――!!
ピッコロ:『魔空包囲弾』!!
トランクス:『フィニッシュバスター』――――!
ベジータ:ペチペチペチ…ピュン(光弾)…バァン…
(ベジータはNPCの為、やっぱり『必殺技』カードを使ってくれないので…)
『ハッチヒャック』死ぬまでエンドレス…
ハッチヒャック:ギャ―――――――――!!
(ハッチヒャック死亡)
魂のハッチヒャック:くそぉ…
相手を身動きを取れなくしたうえで攻撃してくるとは…
サイヤ人とは…
何と言う卑怯民族…
ポンポン…
そんな魂の『ハッチヒャック』は肩を叩かれた。
振り返ると見慣れない男がいた。コイツも魂のようだ。
シロッコ:動けないうちに倒されるとは…
実に親近感が湧く…
君とはなかなか気が合いそうだ。
ここは1つ、飲みに行って語り合おうではないか?
ハッチヒャック:あ、ああ…
(誰?コイツ…
しかしコイツ、サイヤ人の『ブロリー』の声に似ているなぁ…)
終劇!!
前にプレイした人のデータを見たらベジータを隊列の2番目にしてありました
なるべく早くベジータに動いてもらいその後のカード調整の邪魔にならない様にする工夫なのかも知れません
何となくベジータへの複雑な愛情が感じられました
個人的にはオートで戦うベジータは嫌いじゃありませんが、ファイナルフラッシュを撃つ為に集めた「爆爆光光光」を「爆光」「爆光」の爆発波2連続に消化した時は流石に呆れました(笑)
スーファミで出た「スーパーサイヤ伝説」という作品では自分で動かせる代わりにサボり行動を取ったり、味方を盾にしたりと別の形でプレイヤーに迷惑をかける男でした
やる気はあるけど言う事を聞かないベジータと、
頼りになるけどやる気の無いベジータ……
とりあえずはプレイヤーを困らせないと気が済まない様です
そう言えばゲーム冒頭で悟空が「かめはめ波が出ねぇ…!!」と訴えますが、その戦闘の際に偶然かめはめ波が撃てるカードが来たので使ったら「空気読め」と言わんばかりにキンカーンに弾かれて戦慄しました
以後気をつけますので弾くのはやめてあげて
コメントさんきゅ~です。
前の人のデータでベジータが2番目。
私も最初はそうしていたんですけどねぇ。
1ターン目の3~5人目の調整で必殺技出せるカードが集まらなかった時
2ターン目のベジータが苦労をぶち壊すカードの使い方にキレちゃいましたね(笑)
カードを集めたのに
「爆」「光」2回使用。
そこまでお膳立てしてやってくれないってのは呆れますね(涙)
雑魚のキンカーンに弾かれるのはショックですね…
というか、通常かめはめ波も弾ける判定なのがインフレって感じがしますわ。
修行も難しかったですので、あまりうまく行きませんでした。
コメントさんきゅ~です。
ベジータの扱いは苦慮しますよね。
修行の巻物めくりも感覚覚えるのが結構大変ですし~
悩みの種でしたわ。
結果、私は摘み取っていたわけですが(苦笑)