highdy の気まぐれブログ

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バーベキューコンロを作ってみる

2021年02月08日 | 雑学知識



たまには庭で友人たちと BBQ (バーベキュー)大会
楽しむのもいいかと、そのコンロを考えてみました。

鋼鈑の調達
 鋼鈑の販売会社はその昔 highdy がよく利用しましたが、世代も変わり現在は誰一人知った方はいません。
一元の客」と思われると価格に吹っ掛けられる恐れもあり、昔「○○工業(地元では比較的有名な会社)の技術開発部にいた△△という者ですが・・・」と highdy の出身会社名を挙げて切り出し、薄鋼鈑4枚を注文しました。結果、とても良心的で思ったより安く購入できました。

鋼鈑の曲げ加工
 曲げる位置の罫書(ケガキ)をする石筆も手持ちがなく、サインペンでマーキング。万力を固定して板を挟んで手で曲げようと試みるも、薄鋼鈑(2.3mm)ながら板が広いので力が分散してかなりの難作業になることが判明、逆転の発想で鋼鈑を足で踏み万力に集中力をかけるラクな方法を思いつきました。
やはり、頭は生きているときに使うものですね。それにより、思い通りにきれいに曲げることができました。

 

溶接機を購入
 当初は四隅に穴を開けワイヤーで仮止めする計画でしたが、しっかりしたものが作りたいため溶接することにしました。溶接機はあらゆる場面で簡便に使えるので、使える人は持っておいて無駄にはなりません。
電気またはガス溶接、ガス溶断は、ド素人には大変危険な作業で安易にはできません。

 

溶接を個人の DIY でする場合は、資格は不要ですが、業務で利用する場合には、事業者は「労働安全衛生法59条」の適用を受け、法に則った対応が必要です。
highdy の場合は、若い頃に上記の会社で溶接士の資格取得のための学科・実技、クレーン運転士資格の学科などを教えていた経歴もあり、その方面の知識は十分にあります。
Amazon家庭用(100V)電源で使える溶接機・溶接棒・保護マスク・保護手袋を購入しました。

組み立て溶接
 作業を進めていたら前日ドライブを楽しんだ友人からサポート要請が入電(こんなときに先日のスマートウオッチは便利ですね、いちいちスマホを取り出すこともなく即応答できます。)して一旦中止、帰ってから再開。
溶接と言っても、ひとコーナーに5カ所、全部で20カ所程度の点溶接です。
でも、50年以上も当該機器に触ったこともなく、さらに新しい機器でいきなりですからそれほどきれいには仕上がりません。業界用語でいう「イモ付け」の類ですが、強度的に云々いうものではないのでOKです。

 


試し焚きも問題なし
 コンロが完成したので、企画通りに煙突なしでうまくドラフト(空気の吸い上げ)して燃焼するか試してみました。バッチリ、大成功!!です。


計算通りにコーナーの隙間サイズも丁度良かったようです。(大きな装置だとドラフトの計算もできますが、この手の物はトライ&エラーで計算通りにはいかないもので、」だけが頼りです。)
手近な所にある切り倒した乾燥樹木の切れ端を投げ込んで燃やしましたが、煙も殆ど出ることなくよく燃えます。
これなら網や鉄板、金属串を利用して、家庭での BBQ が楽しめそうです。焼き芋専用土鍋もあるので、独りで焼き芋もいいかなぁ~。早くコロナが収まらないないかなぁ・・・。

 






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