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全員集合!太陽系「全惑星」が勢ぞろい

2022年06月02日 | 雑学知識



今月の天体ショー 
 今月中旬から下旬の4時ごろから明け方にかけて、地球より内側を公転している内惑星(水星・金星)と外側を公転している外惑星(火星、木星、土星、天王星、海王星)同時に見ることのできるチャンスです。
南の地平線近くから東の地平線に向かって、土星、海王星、木星、火星、天王星、金星、水星を同じ天球で見ることが可能です。
(ただ、海王星は肉眼では見ることはできません、天王星は空の状況(暗ければ)によりギリギリ見ることができますが・・・)これまでにご紹介したアプリを使えばより探しやすいでしょう。
以下の画像をクリックしてのリンクは参考になります。


https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2022/06-topics01.html

主な惑星
 以下の惑星は、いずれも明るい惑星ですので、見つけやすいです。
水星は、18日~27日の夜明け前、東の超低空(地平線から8°以上)に、明るさは0.6等~マイナス0.1等なのでよく見えます。
金星は、「明けの明星」として夜明け前の東の低空に、明るさはマイナス3.9等で非常に明るく見えます。
火星は、夜明け前の東南東の低空に、明るさは0.6等~0.5等で明るく見えます。
木星は、夜明け前の南東の低空に(金星ほどではありませんが)明るく見えています。
土星は、深夜午前2時頃~夜明け前の南東の空に、0.7等~0.6等で火星とほぼ同じ位明るく見えます。
(天王星、海王星は望遠鏡でないと無理です、天王星は全く不可とは言えませんが・・・。)  

YouTube にも解説動画が・・・
 こちらのサイトにも解りやすい解説動画あります。
これらのショーは2月頃から始まってはいるのですが、6月半ばから7月にかけてが最大の見頃になり、満ち欠けする月との競演も楽しみです。特に、月は惑星を探す目安にもなります。前掲のアプリ(スマホ用のSkyWalk2」など)を併用すれば、より確実に見つけ出すことができます。
(iPhone の方は無料ではありません。数百円程度必要と思われます。)


  
今月の主なイベント

7日 上弦の半月 日没時 南中(南の空で一番高い位置)
12日 金星天王星大接近 夜明け前 東の低空。
14日 満月 日没時 東の地平線
16日 水星が太陽の右側に西方最大離角(一番離れて見える位置)
18日~27日 上記の太陽系の惑星が勢ぞろい 夜明け前の空
19日 土星(月の右上)
21日 下弦の半月 深夜(午前2時くらいから) 東の地平線
    海王星(下弦直前半月の上、肉眼では見えない)
22日 木星(下弦過ぎの半月の上)
23日 火星(下弦過ぎの月のすぐ上)
25日 天王星(細い月の左、月明かりに負けて難しいかも)
26日 金星(非常に細い月の左下で見やすい)
27日 金星水星(非常に細い月の右上には金星、月の下には水星)
29日 新月月が観測出来ない。太陽方向にあるため)






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