SysMain ファイルの削除(第4弾!)
「SysMain」とは、PCのメインメモリーにはある程度の空き容量がある筈」という前提のもとに、メインメモリーの空き領域をパフォーマンスの向上に役立てる機能です。PCが勝手に「これは将来使う可能性がありそうだ !」と勝手に判断して、次々に溜めていってしまいます。
何もしなければ、この機能は通常「自動」になっています。
メリットとしては、メモリが大容量なほど有効的に活用でき、よく使うアプリの起動速度が速くなります。
デメリットは、パソコンの起動がやや遅くなり、メモリーが少ないと使用メモリーが膨れ上がって作業に支障が出ます。場合によってはフリーズ(固まって)しまいます。
パソコンの動きが悪い場合、下記に記した方法で一時的に「停止」にすると、負荷が下がってPCが軽くなることがあります。
SysMain は、古いPCでは 「Prefetch」 と呼ばれていましたが、windows10 のバージョン1803までは「SuperFetch」、バージョン1809以降(2018年10月)は、「SysMain」と変更になっています。(新しいPCでは SysMain ですが、念のためご自分のバージョンをご確認下さい。確認の仕方は、[Windows] +[ I ](アイ) → バージョン情報)
しかし、低能力・少メモリーのPCにとっては大変な負荷になっています。
そこで、先ずはこの機能によって保存されたファイルを削除し、機能自体を無効にしてしまいます。
高能力のCPUで 8GB以上のメモリー、且つSSDをお使いの方は無効にしないでください。何も対応しなくて結構です。
ファイルの削除の方法
シリーズ 8、9と同様、[Windows] + [R] → ファイル名を指定して実行 → 「SysMain」(または SuperFetch、または Prefetch)と入力 →
(画面が現れたら)[Ctrl] + [A] と操作すると、すべてのファイルがハイライトされています。(図は、シリーズ 8、9と同様なので、以下割愛します。)
→ (全選択ができたら) → [Delete] を押します。
→ もし、「アクセス許可」がないという警告が出た場合は、「続行」を選択します。
→ 同様に、「……操作操作を完了できません。」の画面では、「すべての項目にこれを実行する」に[レ](チェック)を入れ、「スキップ」(飛ばす、除く)をクリックします。
最後に、いくつか残ると思いますが、そのままで画面を閉じれば完了です。
いま消したファイルはゴミ箱に入っていますので、ダブルクリックして「ゴミ箱を空にする」を実行してください。
→ (全選択ができたら) → [Delete] を押します。
→ もし、「アクセス許可」がないという警告が出た場合は、「続行」を選択します。
→ 同様に、「……操作操作を完了できません。」の画面では、「すべての項目にこれを実行する」に[レ](チェック)を入れ、「スキップ」(飛ばす、除く)をクリックします。
最後に、いくつか残ると思いますが、そのままで画面を閉じれば完了です。
いま消したファイルはゴミ箱に入っていますので、ダブルクリックして「ゴミ箱を空にする」を実行してください。
SysMain の別の開き方
スタートボタンを右クリック → コンピューターの管理 → サービスとアプリケーション(左カラム)→ サービス(右カラム)をダブルクリックから、下の方へ探す という方法もあります。
ところが、この機能は Windows を起動するたびに実行されます。
この機能を停止させることもでき、タスクバーからタスクマネージャーを起動 → サービス → SysMain で「停止」は可能ですが、一時的なものでPCを再び起動すると復活してしまいます。
SysMain の無効化
スタートボタンを右クリック → コンピューターの管理 → (画面が開いたら左カラムの)サービスとアプリケーション → (右カラムの画面が変わり)サービスをダブルクリック → SysMain(または SuperFetch、または Prefetch)を探し、右クリック → 無効 を選択し画面を閉じます。
SysMain の無効化
スタートボタンを右クリック → コンピューターの管理 → (画面が開いたら左カラムの)サービスとアプリケーション → (右カラムの画面が変わり)サービスをダブルクリック → SysMain(または SuperFetch、または Prefetch)を探し、右クリック → 無効 を選択し画面を閉じます。
PCによっては「無効」がなく、「停止」になっています。「停止」を選択しても「自動」に戻りますので、その上をダブルクリックすると新しい画面が出て、「開始」が選択できる状態であればOKです。
ただ、問題がありまして、Windows10が大型アップデート(バージョン変更)された場合には再設定が必要になります。
ただ、問題がありまして、Windows10が大型アップデート(バージョン変更)された場合には再設定が必要になります。
この「重い・遅い Windows10 を速くする!」シリーズは、それを購入時のサクサク状態に限りなく近づけているのですが、そもそも購入時に間違った選択をされていては、それ以上の性能は引き出せません!
オーナーにメッセージ(PCの方はクリック、スマホの方はQRコードを読んでもOK ! )
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