highdy の気まぐれブログ

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教えることは、教わることでもある。

2021年10月23日 | 処世訓(highdy のことば)



教えてみると分かる、自分の教え方
 他人に教えることは、教わることでもあります。教えた後で、質問が多く出るということは、内容が理解できなくて質問することが多いものです。
もちろん、自分の理解度の確認や、応用範囲に関する場合もありますが、大部分は理解を深めるための質問です。
質問する人も何を質問してよいか、質問の仕方が判らず質問しない人もいますが、ある程度解ってくると、教えた内容やその場面では考えもしないような質問が飛び出すことがあります。そこで即答できなければ、教える人は自分の権威にも関わりますからできるだけ多くの予備知識を用意しています。
しかし、その教え方次第では相手が分かり易い教え方やその工夫もあります。より多くの具体例(実行例)や、応用例を示せば理解度は深まります。
つまり、教える人は、教わる人に教え方を学んでいると思えばよいのです。もっと言えば試されていると認識すべきでしょう。



教えてやるでなく、一緒に学ぼう!
 世の中の教師には、「きょうは何々を教えるぞ~、よく覚えとけ~」的な方がおられます。当然教える方はより多くの勉強をされた方なので尊敬すべき方なのですが、生徒側からチェックされ、教え方を学んでいることを忘れ、とかく上から目線的な方と感ずることが多々あります。highdもそのようなことがあるかも知れませんが・・・)
highdy のブログは(紙面の都合で細かな部分まで書かないことが多いため)別として、実践では授業やサポートの際に質問が出ない(必要でない)ように心がけ、関連技術も併せて教えたり、サポートしています。
常に、「一緒に学ぼう!」スタイルが多く、例題を沢山取り上げるようにしています。従い、サポートもメールではなく音声を中心にしています。文章では時間がかかる割に多くの内容を伝えることができません。



教えるには何倍もの知識が必要
 highdy の無料パソコン教室でも例外ではありません。何の世界も学ぶことは奥が深いもので限りない範囲があります。他人に教えるためには、教える内容の10倍も20倍もの知識が必要である。
何がしたいかにより、PC機種も入門用・一般用・特殊用途(専門業務・ゲーム)など、用途や能力の選択法も変わってきます。PCの環境や機種やアプリの種類によって、教え方も変える必要があるのです。
PCの電源のON/OFF、キーボードの意味・操作、フリーズ(固まった)場合の対処法から始まり、定番的な Office 関連アプリ(ソフト)を中心に、画像処理や音声・映像・ゲームなどその種類も数多くあります。
ハード面だけでもCPU、メモリー、HDDやSSDの違いから始まり、SDカード、USBメモリー、DVDやCDなどの選択法を知る必要があります。インターネットの接続法でも有線LAN、無線LANがあり、ハードの各機器をPCに接続するにも有線や無線、その無線の中にもWiFiと称するものにいろいろな種類があり、Bluetooth一つとっても幾つもバージョンがあるなど、どれも知らない状態では適切に使えません。間違った選択をすれば、折角の能力が生かされないだけではなく、機能しないことだってあります。




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コメント (6)    この記事についてブログを書く
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6 コメント

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難しいですね~ (屋根裏人のワイコマです)
2021-10-24 09:56:33
教える側も・・教わる方も、知識の量も・・
経験も・・私も研修会や講習会で解ったような
思い込みで、実はいくらも判っていなんった
なんて経験がたくさんあって、汗顔の至り。
まして、最近のパソコン時代に入ってからは
カタカナ言葉がたくさん出てきて、カタカナ言葉
にいつも忙殺されています。
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心に沁みました。  (fumiel-shima)
2021-10-24 11:34:12
highdyさん、こんにちは。

自分の経験上、また体験上からも教える立場、教えられる立場の両方に言えることを
あらためて思い起こしました。

私自身は『我以外皆我師』を常に忘れないようにしようと心掛けているところです。
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こんにちわ。 (野次馬ジジイ)
2021-10-24 12:32:45
おっしゃる通りです。
現役の頃、新人教育の一講座を任される事があり、気を付けたのは自分達にとって常識と
思われる専門用語でも相手は知らないと
考えて説明した事です。
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講習会というものは・・・ (highdy)
2021-10-24 15:11:02
屋根裏人のワイコマです

そもそも講習会というものは、知らないから勉強に来られているのですから、この先生なら答えが貰えそうだと分かると、質問攻めに遭うことがあります。
そのための想定問題や関連知識を沢山準備しておく必要もあり、社内講習に比べて気が引き締まると同時に資料準備も大変です。
その代わり、講演料や接待といった恩恵もありますが・・・。
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ある程度のベテランの方は経験済みで・・・ (highdy)
2021-10-24 15:25:11
fumiel-shima さん

歳を重ねるごとに学びの量も増えてきて、ある程度のベテランになれば、何事も狼狽(うろた)えることなく無難にこなすことができますが、中小企業に在籍していた若い頃は教えることそのものさえ大変だった記憶があります。
その経験が、転職後に大いに生かされ、顧客にプレゼンに行っても、数々の分野のベテラン(居並ぶ専門担当者)の前で堂々と発表することができるようになりました。
吉川英治が良く使ったと言われる「我以外皆我師也」という言葉は、Shima さん同様常に肝に銘じています。
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どなたも経験済みですね。 (highdy)
2021-10-24 15:36:27
野次馬ジジイ さん

解らない人には、その業界では誰でも知る(専門)用語であっても、先ずはその用語を他の言葉に置換するのは大変です。特に短いカタカナ用語が説明の日本語ではなかなか適当な言葉が無く、詳しい説明が必要になることさえあります。
政治家によくあるパターンで、大したことは言っていないのに一般用語で簡単に説明できるところを、いかにも詳しいが如く見せるために目新しいカタカナ用語や英語を使って演説することがあります。
詳しい方ほどやさしい言葉で表現したり、適切な喩え話ができる能力を持っているものです。
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