情報も食べ物も飲み物も、刺激と過剰さ、物質的な量を減らしていけばいい。本当に欲しいから求めていたのではなく、刺激と過剰さを求めていたのだと気付くだろう。そして、それは習慣として。
20年くらい前は、情報を得るのは四苦八苦、しかもかなり高い投資をしないと重要な情報は手に入らなかった。当時は今のように、ググれば、多種多様な情報が即座に、しかも無料で入手できるなんて夢のまた夢だった。でも、それが良かったのかもしれない。自分でも、ない知恵を絞って必死に考えた。
人は言い訳を作るのが上手く、自分を虐げる生き物。その側面を知らずして、自分を愛で溢れさすのはきっと難しい。
「自分でいるために、自分らしく生きる」など「自己の確立」とする状態は、一人(単一)でなく全体である。自分は何もせずとも助けが押し寄せてくるような、支える手をいくつも感じるような。他者を助けることを率先し、助けてもらうことにも心を開けてるのは=「自己の確立」と言っても良いと思う。