ユア・ハイハート、自らの神聖さと共に。

心や魂のこと。生きる勇気と希望。
世界はいつも儚く光に溢れてる。誰もが強くて優しい。No worries, 大丈夫。

偶然、必然。

2017-07-19 00:04:57 | Music
私は普段から「偶然はない」と思っています。100%同意できるほど、私も人間練れていませんが、やはり「すべては必然」なのでしょう。でも、最近、これは偶然じゃない!と、瞬時にそう信じられた出来事がありました。

ひとつは、今年の夏至の日、6月21日に雨が降ったこと。
夏至とは、前年の冬至に生まれ変わった太陽の力がピークになる日です。「昼が一番長い日」という、日照時間の問題ではなく、私は太陽の降り捧ぐ光の純粋さ(キメの細かさ)が最大限になる日・・のような解釈をしています。ピーク=「強さ」が最大となるとは個人的には思いたくないのです。そして、その日に雨が降りました。確か、前日から降っていたように思います。

夏至の日に、太陽が見えない。それは、私が夏至を意識し始めてから、初めてのことでした。
2017年、その力がピークとなる日に、太陽と水が融合した・・・偶然では決してない、とても大きな意味があるのだと感じました。
そして、その雨は夕方にはあがり、水に洗われたごとくの太陽が空にありました。温かく、優しい太陽でした。そして、街も、人々も、輝いていました。




二つめは、ふと目にした車のナンバー。
その日、積み重なった疲れを抱えきれず、精神的にもかなりヘコタレていました(もうこれ以上は、ちょっと無理かも・・というくらい)。甘いものでも食べて少しでもゆっくりしようと、立ち寄った深夜のコンビニ、駐車場に一台だけ停まっていた車のナンバーが、7-17でした。

7月17日は、ベーシスト・沢田泰司さんのご命日です。

笑う方もきっと多いと思いますが、私はそれを目にしたとき、泰司さんが「大丈夫か?がんばれ。」と言って下さったように思えたのです。そして、アイス買って、泣きながら家まで帰りました(苦笑)。。私は、起こった出来事は、割と素直に信じます。ジタバタしても仕方ないですし、疑うのは勿体ないです(*^^;)

誰にとっても、日々、いろいろと起きます。
でも、そうやって、日々が動いていくのはとても有難いことではないでしょうか。停滞を感じるとき、私は最も苦痛です。古きものが朽ち、新しく生まれ、力がピークになる経験も、衰えて分かる自分の至らなさも、循環という輪の中の一つの出来事として、一つひとつ経験できたなら、とても豊かだと思います。


7月17日  
RIP 泰司さん。
With our highest respect.


今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
今日も、皆さん一人ひとりが優しさに包まれる一日でありますように。

Be the light.

2017-05-19 22:03:15 | Music
『Be the light』 ONE OK ROCK

この曲を初めて聴いたのは、今年の3月10日。
明日が東日本大震災から6年という、その日の夜でした。

当時の沢山の映像をバックに、最後は、ぶちまけたいような思いをどうすることもできず、自分に出来ることがあるとすれば、今はこれしかないと(私がそう感じただけなのですが)、ボーカルのTakaさんが手を合わせ、祈りを捧げるかのような映像で終わるクリップで、この曲に出会いました。

そして、曲のラストの部分、この3行にさしかかったとき、
私は、まるで雷に打たれたような衝撃を受けました。

Yesterday's night turns to the light.
Tomorrow's night returns to the light.
Be the light.


私の意訳です。

昨日までの悲しみが光となる。
明日への怒りと不安も光へと戻る。
その、光となれ。

昨日と明日の間にあるのは、「今」であり、
「今」という領域では、すべてが光である。
その、光となれ。

過去も未来も、おびただしく何重にも意味付けされた網の目から見えている世界に過ぎず、
意味付けしてきたのは各自、自分自身。網の目から見ているのも、各自、自分自身。
そうして、過去から引き継いだ世界に生きてるのだと思います。
そうして、創った未来の世界に生きてるのだと思います。

しかし、これらの意味付けから解放された「今このとき」は、すべてが光であり、
それは、理(ことわり)に沿って、自在に生きる(自律できる)ということ…ではないかと思ったりします。

Be the light. 「その、光となれ」とは、
いろんなことにオープンになる。そして、その領域がだんだんと増えていくことだと考えていいのかもしれません。
でもそれは、許し難く、受け入れ難いことに直面し、向き合うことにより、初めて、その理解を経験できるものなのでしょう。

作詞はボーカルのTakaさんです。
今回、私は勝手にインスピレーションを頂いてシェアさせて頂きましたが、
本当に本当に素晴らしく感動的な歌詞であり、曲だと思いました。
Takaさんの歌唱力も圧倒的です。

ONE OK ROCK - Be the light [Official Music Video]


また歌詞はこちらです。



今日も最後まで読んで下さってありがとうございます。

今日も皆さんのすべてが慈しまれる一日でありますように。



肯定してもらうこと

2016-04-14 13:58:45 | Music
特に春先から夏にかけては、私は音楽からインスピレーションを得ることが多いです。
hideさん、Micheal Jackson、TAIJIさん・・私にとって今も敬愛して止まないアーティストの命日が続いていることも一つなのでしょうが、「音」とは、宇宙のコアな、凝縮した一点のように感じるのです。

最近、音楽の他にも、映画、本、和歌、格言など、私の心に今も輝き続ける作品を書き留め始めました。それらを生み出して下さった方々への感謝と共に。

私は「記録は命」と、今までも何度かブログ等でも書きましたが、それが後世にどんな影響をもたらすのか、そのとてつもない重要性を自分なりに理解しているつもりです。たとえ市井の一人の民の、些細な記録であっても。


『human nature』米倉利紀さん。

この曲にも忘れられない思い出があります。この時、この場所に私もいました。
また、この日のこのライブは、米倉利紀さんの代表曲の一つである「大丈夫っ!」のアカペラを初めて聴けた場所でもありました。
あの日の感動は、今も胸にズシっと甦ります。米倉さんが、あの日どんな想いでマイクを外し、ご自分の生の声を私達に届けてくれたのか。

さて、戻って『human nature 』。びっくりするくらい泣きながら聴いた曲でした。
実は、この前日に、当時付き合っていた彼から言われた一言があり・・
「君はいつも難しく考えるから嫌なんだよ。俺はもっとシンプルに生きたいんだ」

それがとてもショックで、落ち込みから立ち直れないまま行ったライブだったこともありますが、何故、びっくりするくらい泣いたかと言うと、この曲の終盤に次の歌詞があるのです。

「難しく生きることも悪くない。それがあなたらしさなら」

私は難しく考えてるつもりなんてなかったし、何よりも否定されたことが(そう思ったのも、そう言うのも彼の自由です。そしてそう感じたのも私の選択です)耐え難く、少しでも触れられたら心の表面張力が崩れそうな、そんな精神状態であったことも確かですが、この歌詞を通じて、この曲を通じて「肯定」をものすごく貰えたように感じたのです。「それが、あなたらしさなら」と。あの瞬間にどれほど救われたかしれません。

最終的に自分を救うのは自分でしかないので、外からの助けは真の意味での救いではありません。
でも、このように、気付きを促す出来事は、様々な形で与えられています。決して見捨てることなく。この日の私の場合、それは「私は肯定されるべき人間である」と、自分を自分で納得することへの促しだったのでしょう。

そして、しかし実際は、自分自身の肯定については、この時からかなり長い時間が掛かっています。
ただ、こういう事は、どんな状態になったらゴール、というものでもありませんので。。


米倉利紀 human nature



最近やっと自分の時間が取れつつあるので、また、米倉さんの声を聴きに、ライブに行きたいです。


今日も最後まで読んで下さって本当にありがとうございます。
今日も、皆さんの全てが慈しまれる一日でありますように。


音楽・・ふと思い出したこと

2014-08-04 00:23:56 | Music
最近になって、私は意外と「聴覚派」かもしれない、と思うようになりました。
自分では、圧倒的に「視覚派」と思ってきたけれど。

振り返ってみれば、音楽や歌によって得られたものは、例えようもなくかけがえがありません。
人生を分けたと言ってもいい大きな分岐点も、音楽によって導かれたものでした。

私自身は、何一つ楽器はできません。
歌うことは好き。でも、たまにカラオケに行くくらい。
音楽や歌に関して、何をしているかというと、ただ聴いているだけ。

本当に、申し訳ないくらいに。


今日、久しぶりに聴いたこの曲。久しぶりに見たこの動画。

2012年、確か3月頃。
Loudnessのライブに行きました。場所は渋谷公会堂。

Loudness、 一度、生で聴いてみたいと、一度、ライブに行ってみたいと思ってました。
でも、私は、ライブの間ずっと、向かって左側だけしか見ていなかった。

渋谷公会堂。
向かって、ステージ上、左側。

ここに、TAIJIさんは、間違いなく立っていたんだと。
ずっと、それだけを思い、見えない姿を見つめ続けていました。

突然に、そして脈絡なく、結論もなく、そのことを、ふと思い出した今日でした。

LOUDNESS - CrazyDoctor -



今日も最後まで読んで下さって、本当ありがとうございます。

今日も皆さんのすべてが慈しまれる一日でありますように。



沢田泰司さん 三回忌

2013-07-18 23:28:26 | Music
2013年7月17日。

ベーシスト沢田泰司さんのご命日、そしてあの日から2年を迎えました。
この日、twitterにも入れましたが、「ぼんやりと」過ごしました。

悲しみにくれる日は他にも沢山あって・・・だからなのかもしれませんが、この日は放心状態に近くなります。

昨年もそうでした。
昨年も、外に出る度、道を歩く度、一日、空ばかり見上げていたように思います。


書きたいことは色々ありますが、今までもそうだったように、書けるときに書いていければと思います。
もちろん、今日も「書けるとき」です。余り深い意味はありません。文章がある程度まとまりそうでしたので。。


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7月12日が泰司さんのお誕生日に当たります。12日は明けるやいなや、泰司さんの誕生日を祝うメッセージがtwitterのタイムラインに溢れました。そして17日も同じく明けると同時に、泰司さんの逝去を悼み、泰司さんを称えるメッセージが次々と投稿されていました。その数は、私の目算でしかありませんが、昨年より多かったかもしれません。そのどれもが、優しくて、純粋で、暖かくて、思い出せば胸にこみ上げてきてしまいます。

沢山の方々が、泰司さんに対し、深い愛と尊敬の念を抱き続けいている証がそこにありました。


私も、泰司さんの最期に、未だ納得しているわけではありません。
例えば、何故、御親族、婚約者、関係者の方々への連絡が遅れたのか。
何故、元マネージャーさんの、なりすましと思われる行為(メール)が成されたのか。

私は、これは日にち操作のためだと思っています。
17日・・・2011年のこの日は、ドイツ現地時間で女子サッカーワールドカップ決勝戦の日でした。日本時間では、18日の早朝が、優勝が決まった瞬間です。そして17日は、京都の祇園祭、山鉾巡行の日でもあります。泰司さんの死は、女子サッカーワールドカップ優勝という快挙の報道の嵐の中、本当にひっそりと知らされました。実際に、世間の目をそらすために、このように大きな報道に合わせて発表されることがあるそうです。

もしそうだとして、元マネージャーさんが何を守りたかったのか知る由もありませんが、
多くの方々から寄せられた想いは、そんなものの為に泰司さんの尊厳がくつがえされることなんて決してなかった証でもあると思いました。

考えても考えても分からないことだらけですが、私はこれからも、泰司さんへの想い、残して下さった音楽を大切にしていきたいと改めて誓いました。


写真は、17日の夕暮れ、金色に染まった夕暮れです。
偶然にも、4本の弦が、そこにありました。

泰司さんの魂が安らかでありますように。お元気でいらっしゃることを心より祈ります。
そして、私もがんばっていきます。