天国からの手紙

愛よ届け

大学生の娘さんから、ご家族への手紙

2018年08月27日 15時43分45秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                                       

 

大学生になさせてもらったのに、ごめんなさい

お父さん・お母さん ごめんね

心配かけた、たくさん不安にさせた

あっというまに逝ってしまって、ごめんなさい 

この言葉しかいえなくて申し訳ないし、もどかしい

 

皆で盛り上がってしまって、花火しようてなった、浅はかだったと思う

 

お母さんが責任感じないで、ね、お願いだから

 

お祖父ちゃん

孫に先立たれて、早く傍にいかなければなんて思わないでよ

そんなこと言わないで、お祖父ちゃんはまだまだ元気で居てくれなくちゃ

お祖父ちゃんの作る野菜、供えてくれたら嬉しいな

 

弟に 

バカな姉ちゃんで悪かった

けどさ、たまにケンカもしたけど、弟が居てくれるから安心もしてる

きっと君が存在してなかったら、今よりもっともっと辛くて罪悪感で一杯になってたと思う

まだ高校生だけど、頼っていいかな

大事な時期に負荷かけて悪いなと思ってる

それでも、自分の為にも両親の為にも、時を大事に頑張れ!

 

お父さん・お母さんに

やっぱり謝る言葉しかでてこない

大切に育てて貰った、大事に大事にしてくれてたな 

こうなったら、特にそう分かる 愛情受けて育ったんだと

私 幸せだった

この家でこの家族で生まれ育って、ほんと幸せだった

どうやっても生き返ることは出来ないけど

出来ることなら、次にはうんと親孝行な子供になるから

また両親の子供として生まれたい

 

どうか私の想いが届き、両親が一日でも早く元気を取り戻せますように

 

 

                                          

 

 

 

☆初めてお読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です


事故で先立たれたお母さんから ご家族への手紙

2018年08月19日 14時24分07秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

                                          

 

幼くして親との別れを経験し、孤独に生きてきた

そんな私にも、人生を共に歩める相手が漸く見つかり

これほどに幸せを感じたことはなかった、それなのに

急いで帰路に向かう途中、人身事故にて幕が閉じてしまいました

 

私は、事故後も家に帰らなくちゃ、夕飯の支度に取りかからないと

その想いしかなく、身体と心が離れてしまったことにさえ、気付かない状態でした

ふと気付けば、主人や子供たちが泣いていて、病院の安置所

あまりに突然なことに私もそうですが、主人や子供たちが可哀想で

どうにか出来ないかと、ここに来ました

 

 

主人と子供たちへ                  お母さんからの最後の手紙を託します

 

 

 

ビックリしたでしょう、あまりの出来事に狼狽えるしかないよね

 

皆の事が心配

これからどうするのか、家事はほとんどお母さん一人でやってきたから

可笑しいね、自分が死んじゃったていうのに

食事や洗濯物、会社に来ていく背広やシャツののアイロンがけ、子供たちに持たせなきゃいけないプリントや体操着が気になってるなんて

 

お父さんが、気丈にふるまってくれてるから何とかなってはいるけど

だから余計に心配だな

お父さんだから、子供たちの為に耐えている

そんな姿が辛そうで、見ていられない

 

どこかで心の内を出して、じゃないとお父さんまで病気にでもなったら大変!

今は誰かの手を借りて、頼りながら一歩ずつ生活していこうよ

子供たちにだって、辛そうな姿を見せたっていいんだから

私たちの子供たちは、きっと受け止めてくれるはず

 

子供たち、ごめんね

Sの中学校の卒業式、出れなくて

Mちゃんの参観日にも行けないし、遠足や運動会のお弁当も作ってあげられない

でもね、その代りずっと見てる、二人を見守り続けていくから

いつだってどこだって、お母さんは二人と一緒に居る

 

S,お兄ちゃんらしくなったね

たくましく成長していってほしい

Mちゃん、おしとやかな女の子になんて言わない

自分らしく伸びやかに育ってね

 

最後に

お父さんと三人で手を携えて乗り越えて、元気で生きていってほしい

それがお母さんの望みです。

 

                                         お母さんより

 

                                          

 

 

 

 

☆初めてお読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です


親を看取るとき

2018年08月18日 11時09分05秒 | 日記

命の選択

と書いてしまうと、重いテーマに気持ちが沈んでしまうかもしれません、ので

なるべく後悔せずに済む看取りとは?

どうすれば看取る側も、看取られる側も、心置きなく過ごせるのか

 

 

私の母は、ずっと以前から延命はいらない胃瘻もしてくれるな

と言っているので、本人の希望通りにしてあげたらいい、という道しるべがあります

けれど、どうしてほしいか聞く間もなくそういった状況になったら

家族はきっと迷うと思うのです

 

病院では様々な決断を迫られることになる

気持ちの整理がつかないまま

 

そんな時、どうしたらいいんだろう?

ケースバイケースで当然違ってくると思うので

高齢者の親を看取るに絞って対話しました。


 

 

光)いつまでも生かしてあげたい、元気になってほしい、その気持ちは

  たとえ意識がなくとも、相手にしっかりと伝わっているのですよ

  看取られる親は、子供に様々な経験という宝物を残して去っていきます

  看取る子供が、しっかりと考え下した決断を

  どんな決断であっても、愛情を持って受け入れます

  そうして成長していく我が子を誇らしく想い、

  旅立ちのタイミングは、一人一人のベストなタイミングを持っているのです

 

 

(私)もしも、最期の瞬間を看取れなくて一人で旅立たせたとしても?

私の父は部屋で休むと言って昼寝をしてそのまま・・・気付いた時にはもう手遅れでした

亡くしたばかりの頃は、もっと早く気付けていればと後悔してばかりいました。

 

(光)お父さんにとって、それは幸せな時間だったのね

   だから、その時を選んだ

   

(私)そういえば、私たち子供や孫もそろっていて、とても賑やかでした

 

光)そのように、それぞれが望む形があるのです

   一人で旅立たせてしまい孤独に見えても、看取る側に後悔が残ったとしても

   意味があるのですよ

 

   一人で旅立つことは、実は無いのです

   沢山の光が迎えに来ます

   縁のある人達、親兄弟や人生で繋がり共に歩んだ人々が傍に来ます

   本当の意味では孤独ではないのですよ

 

   看取る側は、今できる最善と思うことをすればいい

   できる範囲はそれぞれ違っていい

   その心が、愛情が伝わり、看取られる側も幸せな気持ちで迎えれるのです

 

 


 

今できる最善を尽くす

けして無理をしてでもという意味ではなく、出来る範囲の最善を尽くす

 

何かのヒントになり、心が少しでも軽くなることを願っています。

 

 

 

☆初めてお読み下さった方へ

(光)とは私と繋がり導いてくれる存在で、ピンク文字で表しています

茶文字は私自身の言葉です