故人からのメッセージです
俺は台風の影響がここまで及ぶとは考えもしなかった
関西あたりに上陸しているのだから、まだまだ大丈夫、その程度の認識で甘かった
一緒に行った友人たちに申し訳ないし、自分にも悪いことした
命は戻らない
あたり前のこと、それは分かっていたはずなのに
もっと注意しておけば、後悔という言葉では足りない
命を与えてくれた両親と家族にメッセージを残します
俺の両親はサラリーマン家庭で、共働きをしながら子供を育ててくれた
常に忙しく働いて、それでも、子供の頃は連休があれば旅行にも連れて行ってくれた
小・中・高それぞれのクラブにも応援しに来てくれた
家の両親は・・いい両親だ
どんどん、両親との良かった思い出が押し寄せてくる
叱られたことさえ、いい思い出だ
小言を言われたことさえ、今はただ懐かしい
特に抜きん出て優秀というわけでもなかったけれど、それなりの息子だったと思う
只、両親にとって親孝行な息子になれなかった、それはすごく残念だ
残念で、申し訳ない
こんな結末は受け入れられないのも、よく分かる
それでも、それだからこそ二人で支え合って生きて欲しい
きっと一人じゃ乗り越えれない、けど二人なら大丈夫だと思いたい
最後に
息子に産んでくれてありがとう
☆初めてお読み下さった方へ
このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです
茶文字は私自身の言葉です