故人からのメッセージです
私は神戸で専門学校に通っていました
二十歳になり、数か月後の出来事でした
心の整理がつくまで時間がかかったから、両親への気遣いが遅くなってしまった
私が謝るのを、きっと両親は喜ばないと思うから
ごめんなさい、は言えません
今、お互いに話ができるのなら、父さんのやるせなさもお母さんの哀しみも
分かち合えるのに
せめて、娘が今は穏やかな場所にいると知らせたい
今でもよく思い出すのは、家族で楽しく過ごした時間
学校行事には二人で来てくれていたね
お祝いは必ずテーブルを囲んで、ハッピーバースデイをしてくれた
恵まれた子供だったよ
当たり前と思えるほど、何にも憂うことなどなく、愛情を受けて育ちました
ありがとう
哀しみに終わりはないけど、悔しさも尽きないけど
ただもう私は、そこに気持ちは無くて
原因を作った人さえも憐みだけがある
偽り無い気持ちだよ
お父さん・お母さんには幸せに生きてもらいたい
幸福を感じて・・・その気持ちは私にも伝わって、幸せな気持ちになれるから
綺麗な景色を見て感動したら、娘にも見せたかったと想ってくれたら
私にも感動が伝わって、同じ景色を眺めている
一緒に感動を共有するの
それが私の供養になると思ってくれたら嬉しい
このことを一番伝えたかった
娘としてのお願いです。
2018年2月
☆お読み下さった方へ
このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです
日付はお伝えしたかった日です