天国からの手紙

愛よ届け

二十歳の女性からご両親への手紙

2019年07月17日 10時04分09秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                              

 

私は神戸で専門学校に通っていました

二十歳になり、数か月後の出来事でした

 

心の整理がつくまで時間がかかったから、両親への気遣いが遅くなってしまった

私が謝るのを、きっと両親は喜ばないと思うから

ごめんなさい、は言えません

今、お互いに話ができるのなら、父さんのやるせなさもお母さんの哀しみも

分かち合えるのに

せめて、娘が今は穏やかな場所にいると知らせたい

 

今でもよく思い出すのは、家族で楽しく過ごした時間

学校行事には二人で来てくれていたね

お祝いは必ずテーブルを囲んで、ハッピーバースデイをしてくれた

恵まれた子供だったよ

当たり前と思えるほど、何にも憂うことなどなく、愛情を受けて育ちました

ありがとう

 

哀しみに終わりはないけど、悔しさも尽きないけど

ただもう私は、そこに気持ちは無くて

原因を作った人さえも憐みだけがある

偽り無い気持ちだよ

 

お父さん・お母さんには幸せに生きてもらいたい

幸福を感じて・・・その気持ちは私にも伝わって、幸せな気持ちになれるから

綺麗な景色を見て感動したら、娘にも見せたかったと想ってくれたら

私にも感動が伝わって、同じ景色を眺めている

一緒に感動を共有するの

それが私の供養になると思ってくれたら嬉しい

このことを一番伝えたかった

娘としてのお願いです。

 

                                     2018年2月

 

                                   

 

 

 

 

☆お読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

日付はお伝えしたかった日です

      

 

 

 


香川県にお住まいだった女性より、子供たちへ

2019年07月03日 10時39分08秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです。

 

                              

私は香川県で生きておりました

享年62歳の女性です

お年寄りの介護職をしており、ギリギリまで働けたことが私の誇りです

それは私にとっては満足のゆくものでしたが、

残された家族にとっては後悔になってしまっているようで

私は、私のやりたかったことをして生きていたことを伝えたくて

メッセージをしたためます

 

働かせ続けたから、病気になって早く死んでしまった

そんなことないの

確かに平均寿命より数年早かったかもしれないけど、

望んできたこと

精一杯働けて、あまつさえ人に必要とされる職業を最後に修められた

豊かに生きられました

 

子供たちが、お母さんの事を想ってくれるのは嬉しい

贅沢させてやりたかったと想ってくれるのも、有り難い

何より、思いやりのある人に育ってくれたことが誇らしい

 

母の人生は思う様に生きれました

だから後悔することは無いの

それぞれが、各々の人生を豊かに生き切ってくれること

それが何よりの親孝行です

誰が一番ではない、それぞれの幸せの在り方で

 

見守っています。

 

                                 2019年4月

 

                              

 

 

 

 

 

☆お読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です