故人からのメッセージです
西川と言います
生まれは宮崎県、嫁いでからは兵庫県に住んでおりました
主人に先立たれ、それでも息子と二人つつましやかに暮らしておりました
私は十分に長生きもしたし、思い残すこともそうはないのだけれど
一人身の息子がどうするのかが気がかりで
息子に手紙を残して逝きます
母はいつもあなたのことを想い、幸せを願い、健康を願っています
仕事ずくめの日々の中でも、趣味の仲間を作ったり
仕事以外の付き合いも大切にして下さい
そうすれば、定年後も寂しくはないと思うから
誰かいい人とご縁があるなら、それにこしたことはないけれど
そうでなくても幸せになる方法はあるから、心配しなくてもいいよ
母さんを最後まで看取ってくれてありがとうね
施設に入れたからといって、看取っていないわけじゃないのよ
最後まで責任を負ってくれた、面会にも来てくれた
出来ることしてくれたんだから
親孝行な息子と自負していいのだからね
あなたと暮らせて母は幸せでした
小言も云ったけど、それもまた幸せな思い出
やんちゃな少年時代も、困らせられた事さえ良い思い出です
これからのあなたの幸せを願い
お別れの言葉とするね。
☆初めてお読み下さった方へ
このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです
茶文字は私自身の言葉です