故人からのメッセージです
大阪勤務 47歳 男性
尾道に居る家族へ
親父へ
心筋梗塞に気を付けて、無理はあかんで
おかんが一人になる期間を、出来るだけ短くしてあげてや
一日でも長く、長生きしてや
親より先に逝ったもんが何言うて、怒らんでな
出来れば俺も親父たちを看取るまで生きたかったけど
こればかりはしようがない
運転中も気いつけて
姉兄妹の内、一人でも同居していたらここまで言わんのやけど
それから俺の荷物な、大阪にある物は処分してくれていいから
マンション引き払うのも一仕事だから、兄妹にやってもらってくれ
だんだん居なくなった実感が湧いてきて、寂しがるだろうから
おかんを気遣ってあげてな
逢いたくなれば、俺が逢いに来てる
墓に居るわけじゃない
もっと自由で素晴らしいところ
命ある限り、二人で仲よう
こっちはこっちで楽しゅうしてる
後顧の憂いなく、今を満足いくまで生きてな。
姉兄妹へ
おかんへはあえてメッセージを残さないでおく
これ以上泣かせてしまうのは、望まない、寂しがるのはわかっちゃいるけど
不出来な弟の最後の頼みと思い、聞いてくれると嬉しい
一番は親の今後の事
二番は遺品整理の事
三番・・・俺には彼女が居て、彼女が望むようであれば、望むだけの思い出品を渡してほしい
彼女は俺を支えてくれた、大事な人
よろしく頼むわ
姉ちゃんは子供の事やで時間も取れんだろうけど
兄は家族や仕事もあろうが、そこは長男として頼りにしとる
末っ子、和ませてやってな
これらの事、よろしくお願いします
それでは皆の健勝を願い、別れの挨拶とします。
2019年10月28日
☆お読み下さった方へ
このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです