幸田といいます
僕は自ら命を絶ったものです
そんな情けない僕が誰かにアドバイスするような立場にはないと思うのだけれど
嘘偽り無い 僕の体験が誰かの役に立てるなら
僕が自らの命を軽んじて投げ出してしまった後の話です
僕は、この命さえ消えたら心の苦しみや辛いことから逃げ出せると思っていた
けれどそれは大きな間違いだと気付くのに、指して時間はかからない
子供の頃、死んだらどうなるのか聞いたことがあった
言葉では天国とか悪いことをすれば地獄とか教わったけど
そんなのはお伽噺で骨だけ残り、跡形もなく消えてしまうと僕の周りも僕の親もそう思っていたように思う
ダイブした後、身体は無いのは分かってる でも心は残っていて辛い状態のまま
そこから一歩も進めない感じ
こうしたいと考えても行けない 周囲がざわざわして僕だけが取り残されている
そんな時がどれくらいたったのか 永遠のように思えていた
一人が光る感じに視えて、そこを着いてきた
何故動けたのかは分からないけど、とにかく暖かい光だ
今まで何人もこうしてきた人なんだと直感で分かった
それからは、順番を待ちこうして話している
僕がダイブするには勇気は必要なかった だって、楽になれると信じ込んでいたから
だけれどもそれは違うと知っていてもらいたい
今更だけど他の方法を見つけれたらよかった 後悔はいっぱいした
許せないのはいつだって自分だった
今度生まれ変わった時には 僕はきっと自分に同じ課題を課すと思う
その時が来て 同じ轍を踏まないように 僕は僕自身にこの手紙を残します。
この方のお話を皆さんに伝えていいものなのか少し思案しました
私は、こういった方が来られた直後はお話はしません
ただ感覚で感じてはいました
改めて言葉にして伝えてくれたこの方の勇気に ありがとう と言いたくなり
ブログに載せました。