天国からの手紙

愛よ届け

父から家族へ

2019年10月19日 14時40分44秒 | 天国からの手紙

被災された皆様の、一日でも早い復興を

心よりお祈りしております

さらに雨が降っているので、どうか皆様お気をつけ下さい。

 

 

故人からのメッセージです

                           

 

私は納富と申します

佐賀県の酒造に勤めておりました

折角なので、メッセージを残して逝きます

 

家族へ

突然の訃報にさぞや驚き悲しませた事と思う

僕自身も、ここまであっけなく身罷ることになるとは、生前は想いもよらなく

やり残したことが沢山ある

仕事・仕事と言わずに、もう少し子供の行事や授業参観に参加してみたかった

家族で長期の旅行にも、連れて行ってみたかった

命の終りを迎える間際には、このようなことを考えていた

 

先の水害時も父親不在で不安な夜を過ごしたね

これからも、こういうことは起こるけれど、

傍に居て守り、安心させてやることが出来ない

だから君が、しっかりと子供を守らなければ

災害緊急時の荷物・はぐれた時の子供との連絡の取り方

待ち合わせ方法を細かに決め、息子にも覚えさせておくといい

家族の事を想う父親として、せめてものアドバイスだ

ならば傍に居て欲しかった、君はそう思うだろうが

叶わぬことよりも、出来ることを伝えていきたい

 

しっかりした君でも、一人の子育ては並大抵の事ではない

気負い過ぎないで、母親の負担を少しでも減らせるように、、

お祖母さんの手を借りたりして、息子にも手伝わせて、

幸せな子育ての時間を増やせればいいが

 

祖父さんや祖母さんが世話を焼いてくれて、孤独にならずに済むのが

本当に有り難い

これで少しは安心していったん戻ることができる

君に出逢えて、家庭を持てて俺は幸せでした

 

命ある限り守り、家族を養い慈しむ、そう約束した日の

限りは今後も続いていく

死してもなお、家族を大切に想う

息子にもそう伝えて下さい。

                                  2019年8月没

                                       12月記

 

                           

 

 

 

 

☆お読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です

 

 


お詫び申し上げます

2019年10月12日 15時36分44秒 | 天国からの手紙

この台風の被害が最小限で済みますように

どうか安全を最優先に、皆様ご無事でありますように

祈っています。

 

 

故人からのメッセージです。

                              

私は二年前の交通事故で、命を落としました

人身事故、高齢者のドライバーです

 

自身が原因で、若い命を巻き込んだ

ショックとしか言いようがなく

償いようがない

命の重さ

詫びでは済まない、事の重大さに、只々恐れおののいています

 

このような手紙を書くことで、ご遺族の方が不快に想われないかと不安です

が、それでもお詫び申し上げねばならない

申し訳ありませんでした

後悔と悔恨、只々悔やまれてなりません

ご遺族と犠牲になられた方に

心からお詫び申し上げます

詫びたからと、赦されるとは思ってはおりません

私を恨んで下さってかまいません

辛く悲しませた私が悪いのです

申し訳ございませんでした。

 

                                 2017年3月

                                    愚かな加害者より

                               ご遺族様へ

                           

 

 

 

 

☆お読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です