天国からの手紙

愛よ届け

秩父にお住まいのご主人へ 奥様からの手紙

2018年10月29日 14時07分27秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

                                         

 

埼玉県秩父から来ました

秩父神社の守り神さんから、教えて貰いました

 

 

瑞乃の家族へ

 

さようなら

いままでありがとう

 

お父さんを遺して、逝かなければなりません

病気に勝てなくて、先に逝くことになってごめんね

これからが、大変よ

何もかも一人でしていかなければならないもの

掃除・洗濯・毎食のこと、誰かに頼ることができないから

何とか慣れていくしかないけど、もう世話を焼いてあげれないのは少し寂しくもあるわ

一人息子は、自分の事で手一杯だろうから

お父さんがこれから、一人暮らしで寂しくないか心配

一人ぼっちだと、内に閉じこもっていきそうで..

何でもいい、夢中になれる物を作っていけたら、少しは気晴らしになると思うよ

隣人とも適度に上手くやってみて

主人(あなた)の良さが周りに伝われば、私は安心なんだけど

主人は生真面目でいい人よ、だから自信を持って

 

細々した事を言い出したらキリがないけど、面倒くさがらずにご飯炊いて、ちゃんと食べてね

遠くの空から観てる

これまで、お世話になりました。

 

                                                  敬具

 

                                          

 

 

 

☆初めてお読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です


ご主人から奥様とご家族への手紙

2018年10月26日 12時29分13秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                                            

 

神奈川県と静岡の県境に住んでいました

不思議な体験などしたこともなく、まして死後の世界や、神仏を信仰するでもない自分が

このように死後の手紙を残すなど、思いもよらなかった

家族も、まさか家の父が!と驚くであろう

生前は、家族にも自分にも厳しく、ぶっきらぼうで頑固者

自分で言っていて可笑しくなるが、昭和の親父だな

そんな俺に嫌気をささず、添い遂げてくれた妻へ感謝の気持ちを伝えたい

 

あれは昭和18年だったろうか、初めて逢った時から気に入っていた

だから結婚が決まった時には、それは嬉しく喜んだものだ

とはいえ、そんな気持ちを表すことは男子としてあってはならない

そんな教育を受けてきた自分だから、言葉に出して伝えることなどなかった

今更だが、いや今だからか、言っておく

真面目で働き者で、よく尽くしてくれた

外では夫を立ててくれた

ほんとうに好く出来た妻でした

 

死んでしまうと、素直になれるものなんだな

あの父がそんなこと言うなんて信じられないと、家族が言う姿が浮かぶな

 

これから母さんの面倒をよく看て、なにかと力になってやってくれ

一人でいると、不安になるものだ

顔を見せて、大事にしてやってくれ

頼んだぞ

 

 

                                           

 

 

 

 

☆初めてお読み下さった方へ

       

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

        

茶文字は私自身の言葉です


伊能さんから 彼女さんへの手紙

2018年10月22日 14時28分09秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

                                         

 

伊能といいます

歳は享年48、井之頭公園付近に住んでいました

 

 

一緒に住んでいた、彼女へ   別れの挨拶を

 

自由な関係で居たくて、社会的な戸籍に拘らずに、お互いが良い関係で居れるのが

最善だと思い、共に過ごしてきた

俺の身勝手な発想だとは思っていなく、そうすることがお互いに取りベストだと思えてならなかった

けれど、今では分からなくなった

 

俺の考えを押し付けるのではなく、君の意見をもっと聞き

どういう関係性でありたいのかを聞き、受け入れていれば良かったと思っている

 

こんなに早く寿命を迎えるとは、予想だにしていなかったが

君を未亡人にしなくて良かったと思う、反面

何も残してやれないもどかしさも感じている

 

二人の共有する思い出

共に過ごした時間

先に逝く僕には、それが一番の贈り物だが

これからの君に役立つものを少ししか残してやれなかったことが、心残りになってしまった

 

想いを言葉に出して伝えるのに、気恥ずかしさから、ストレートに表現できていなかった

君を大切に 大切に 想う

これからも

 

まだ若い君だから、これからの出逢いも大切にし

俺に囚われることなく、闊達に自由に生きて欲しい

 

これまで楽しかった、ありがとう。

 

                                              

 

 

 

☆初めてお読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です

 


十代の娘さんからご家族への手紙

2018年10月17日 11時11分13秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                                           

 

自ら命を絶った者です

 

歌のお仕事が出来て始めは喜んでいたけれど、どんどん自分が自分じゃなくなるようで

苦しくなっていった

将来の事だって考えなくちゃいけないし、そう思って

活動を控えて学業も頑張りたかった

 

今更、恨み辛みを言わなくても家族は分かってくれている

それだけでも、私の心が救われた

 

子供だからって、社会に出ると守られる訳じゃないんだ

そんなことも知らずに、無智だったな

身を守る知恵と、何よりブレない自分が出来上がっていれば良かった

出来れば..私のような子が、でなくて済む社会になれば

そんなルールが出来れば、私の死も無駄にはならないのに

 

 

うんと悲しませてごめんなさい、お母さん、お姉ちゃん

弱虫な私を許してほしい

許してくれたら、私の心は私の事も許してあげられる

お母さんの悲しい顔と、お姉ちゃんの苦痛が

私がどんなに馬鹿なことをしてしまったかって、後悔しても後悔しても..

取り返しはつかない

 

お母さんは悪くないよ、悪くない

お母さんは一生懸命、私の夢を応援してくれただけ

それに精一杯育ててくれた

お母さんを苦しませて、ごめんなさい

育ててくれたのに、ごめんなさい

 

お姉ちゃん、お姉ちゃんにも辛い思いさせて、ごめん

これから、お母さんを支えるお姉ちゃん

言葉が出てこない、何て言えばいい

何も言う資格がないよ、私

お姉ちゃんに任せてしまう私のこと、許してとは言えない

それでも、お姉ちゃんはお姉ちゃんで幸せになってほしいと願ってる

 

天国から、見守るよ

それしか出来なくて ごめんね

 

                                           

 

 

☆初めてお読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です


沖縄県の男性から ご家族への手紙

2018年10月09日 13時41分26秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                                        

 

沖縄県からです

歳は57、男性 死因は病死

沖縄は狭いので、それに同じ苗字がいっぱいいるから、名前で掲載して下さい

貴巳彦といいます

喉頭癌を発症し、今に至ります

 

家族へ 別れの手紙を

 

 

親父へ

 

先に逝って、悪いな

年老いた親を残して、嫁さんに任せて逝くのが心残りではある

送り出すのは、子の勤めなのにな

見送らせてしまった

今まで世話になり育ててくれた恩は、これから先も忘れん

先立つ親不孝を許してくれ

 

 

妻へ

 

看病から家の事まで、ご苦労やった

病院の付添、祖父ちゃんの世話、子供たちの世話と大変だったな

いくらも寝ないで、俺たちの為に駆けずり回ってくれた

ほんとうにお疲れ様

これからも大変だろうが、出来るだけ体を労わりながら

皆の事を頼む

いつも気丈な妻だけに、自分のことより家族を優先してくれているが

たまには息抜きもして、自分のための時間を持つのがいい

そのために子供たちも協力してやってくれ

あまり照れくさいことが言えないが、

結婚できて、共に家庭を築け、よかったと思う

少しばかり一人にしてしまうのが早すぎたが

子供たちとの幸せを願う

 

 

子供たちへ

 

息子へ

これまでのようにはいかないことは分かっているだろう

出来るだけ、母さんの手伝いを頼む

祖父さんもきっと、頼りに思っている

父も息子が居てくれるのが、心強く想っている

後を頼む

 

娘へ

もっと父親の役目を果たしたかったが、それも叶わない

夢があった、結婚式で手を取り、安心できる相手に託し

娘によく似た孫娘を抱くこと

まだ中学生なのに何言ってる、と笑われるな

まだまだ先の事ではあるが、父が任せてもいいと想える相手を選んで

安心させてくれ

成長を見守っている

 

一番は、家族皆が仲良く健康で過ごせることが父の願いです

 

                                         

 

 

☆初めてお読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です