来たる！！

３月26日は、「大10回八戸東ライオンズ杯少年レスリング選手権大会」です。
場所は、八戸市武道館で開催されます。
日ごろ鍛えた体力と技を大会の場で披露！・・・と言いたい所ですが
我が子たちは、私に似たのかおっとりと言うかのんびりと言うか・・・
要するに、まったく闘争心がないモンで勝ったためしがありません

私が教えてあげられないせいか？と思い、一緒に参加して覚えた技を
理論的に伝授（？）してみたんですが空回り・・・
やはり、本人に「やる気」が出ないことには、周りがどんな方法で教えても
10を聞いて１も解からないと言う事の様です。
と、言うことは問題は「強くなる方法を教え込む」のではなく
「強くなりたいと思わせる」事が一番難しいってことかな。

以前、うちのエースのコーチが「勝たせるのは簡単、勝たせ続けることが難しい。
時期を早まって無理に勝たせるとその子は潰れてしまう」と言うようなことを
おっしゃってました。（Ｏ田コーチ違ってたらスイマセン）

これ聞いたとき、すっごいいい事聞いたって思いました。
コーチはいつもとても子供達の気分を乗せるのが上手で、
厳しい時はメッチャ怖いんだけど、遊ぶ時もメッチャ面白くて、
ホント子供達が群がるぐらいの人気者なんですよ～
メリハリがあるって言うんでしょうね！
これですよこれ

子供の「やる気」さえ引き出せればレスリングだけじゃなく、
なんでも一生懸命やれる子になるに違いない！

と言うわけで、今の私の教育方針は「自発性を育てる」だけ。
おかげで最初は、忘れ物はするわ宿題はやらないわで先生に
結構叱られ、私まで「お母さん、ちゃんとみてあげてください」と注意されてしまいました。
（みてるんですけどね～。忘れるのを）
でも、定着するのに時間が掛かるのは解かってたし、皆に迷惑かけるのは忍びなかったけど
習慣になるまでの間だけだと割り切って先生にも説明して解かって頂けたと思います。
私はこう見えて（ボーっ）結構悩んでいるのですが、パズルのピースのように
なかなか揃わなくて形にならない時が多いんです。でもたまに天啓の命を帯びたとでも言いましょうか（←大げさ）
パッと閃く時があるんですよ。（それが正しいか否かは死ぬ間際にならないと解からないだろうケド）

今回の件も「海外に転勤になった日本人家族」の体験談を読んだことも
ベースになってると思います。その体験談は簡単に言うとこうでした

「子供が通う学校は弁当持参でした。だけど、ある日持たせるのを忘れてしまった。
母親が弁当を学校に届けると先生は、『持って帰って下さい。これではあの子はいつまでも、
お母さんが持たせなかったから忘れたと思うでしょう』
と言って母親から弁当を受け取らず帰らせました。
昼食を食べ損ねた子供はその後、自分で弁当を忘れず持っていくようになりました」
と言うような話でした。外国と日本の文化の差はあるでしょうが、
自分のことを自分ですると言う様な考え方には賛成です。

子供は親が何でもやってくれるとそれを当たり前だと思うし、
親が自分のことを自分でやるよう任せるとそれを当たり前と思うのではないかな。
だったら早く意識を高めてくれれば私は楽にな～る（←ラクし過ぎ）
でもラクそうに見えて「見守る」って結構つらいんですよ～
頑張って見守って時々ちょっぴり道しるべを示してあげながら、一緒に泣いたり笑ったりして成長していきたいです。
頼りない母だけどこれからもヨロシクね～！

とにかく、今は試合に向けてがんばるぞ