Every Day ~日常~

専業主婦で毎日家にいるだけの私。
でも、なかなか退屈しないもんなんだなぁ~!

鬼が笑う☆

2007-12-09 13:20:23 | Weblog
子供の頃・・・引っ込み思案で 食が細かったと言うと みんな笑うけど、子供の頃の私は 本当におとなしく、すぐ泣いて、ご飯もお菓子もちょっとだけしか食べれないひ弱な子供でした。

幼稚園に入っては乱暴な男の子にいじめられて 『もう お家に帰りたい』 って泣いて、毎日すみっこの方にばっかりいたし、小学校に入ってからは 給食が食べれなくて泣きながら5時間目まで食べて 『もう 幼稚園に戻りたい』 って思ってたし、中学に行ってからは 部活の先輩にビシビシしごかれて 『もう 小学校に戻りたい』 って思ってたし、高校に行ってからは 8時間目まであるし 車の免許取るどころじゃないし 『もう 中学校に戻りたい』 って思ってたし、社会人になってからは 会社の上下関係や労働の大変さに 『学生の頃は 良かったよな』 って思って・・・

とにかく後ろ向きな人生でした。

”隣の芝生は青く見える” ってことわざがぴったりの、今の自分が置かれてる現状をなんとかしようとしないで、他人を羨む、情けない人ですね。


ま、生命力が無いというか、常に、何をやらせても同級生と比べて半分以下しかできなくて、よく親に せめて普通になってちょうだいと言われたものです。


そんなダメダメの私でも 何とか生きていて、最近やっと人並みになれてきたのではないかなぁと思います。

別に ”せめて普通になってやる!” とがむしゃらに何かを頑張ったわけではありませんが、私には良い背後霊かなんかが 憑いているのか知りませんが、自然と苦労するような状況におかれて もがいてると、誰かヒントを与えてくれるような人が現れて助けてくれる、という感じで 少しづつレベルアップしたような。。。


自分でも かなり 運が良い方だと思います。


そう言えば10代の頃 バイトしていたカラオケ屋さんで、、、

そこは ボックスじゃなくてお店になっていて お昼の2時開店なんですけど、そんな時間にカラオケなんかしに来る人がいるのかよ?と思ってましたが、場所が 市場の近くなので 夜中から働いた オバチャンたちが昼頃 店じまいして、ちょっと息抜きに歌いに来るって寸法だったんです。

ちなみに20年近く前で、料金は 2時間 千円。ワンドリンクつき、歌い放題だったかな?

安いですねぇ。


そこで私は、オーダーを聞いて、飲み物をお持ちして、カラオケのリクエストに応じてレーザーディスクをかけるという仕事をしてました。

そしたら、ある日 訪れたお客さんに・・・その人は、常連が多いお店には珍しく 一見さんだったんだけど、お連れさまの話では 良く当たる占い師だということでした・・・『あんたは一生苦労しない!』 と断定的に言われたことがありました。



そん時は 『へぇ~ラッキー。私って苦労しないんだぁ~♪』

とのん気に喜んでましたが。。。


あれから もうすぐ20年。。。

占い通り 私がなんの苦労もしなかったか、というと、ひとことでは答えられません。。。


いろんな大変なことがあり、その時は 『なにが一生苦労しないだよ!んなことあるわけないじゃん!』 って思ったこともありますが、後になってみると ああゆうことがあったおかげで今の私になれたわけだし。。。

もしかしたら苦労って、したらした分 自分が向上するのではないか。。。

それに、子供の頃から思い返すと、体格と食の細さは改善されたものの、相変わらず すぐ泣くし、こらえ性のないところも残っていて、これではいけないと反省している毎日の私の苦労なんて、他の人から比べたら苦労のうちに入んないかもしれないし。


あ~あ、、、見た目は オバチャンになったのに、いつになったら中身が伴うのでしょう。。。




と自分でもあきれ返りますが、占い師さんの言ったこともまんざら当たってないわけでもないかなぁ、、、と思ってきた今日この頃。

今日の苦労は明日の幸せ。



来年は、今年より、もっと素直になって自分の意見を言えるようになって、もっともっと強く たくましくなりたいです


あと何年かで 苦労の山を登り終わって、楽チンな下り道になることを夢見て