姫と太郎の賑やかなお家

姫14歳、太郎9歳。高機能広汎性発達障碍の子供たちとの賑やかな暮らしぶりを綴っていこうと思います。

父に感謝

2010-01-07 17:59:07 | 日記
昨日の夜の微熱はどこへやら
姫は今日も朝練からの登校です

今朝になって「出すの忘れてた」とたくさんの手紙
「冬休みのすごし方」って

「姫、今日から3学期よ。冬休み終わってから出されても困るよ」
「忘れてたんだもん
「もういいけど・・・他には?持って行くものとか大丈夫なの?」
「あ~!雑巾1枚
「おいおいまだあったかなぁ・・・
あった!あったよ、雑巾1枚!これで大丈夫?」
「うん!ありがとう!もう大丈夫!・・・たぶん

新学期早々、朝から賑やかです

太郎が「姫、どこ行くん?
「学校!学校に決まってるやん!
「ふ~ん、カバンいらんの?
姫、手ぶらでした
「もう!わかってるんやって!
はいはい、いってらっしゃ~い

姫が出かけて入れ替わりにじぃが来てくれて太郎は大喜び
「おじいちゃん!」
「おう!タロ、元気そうやな
ちょとだけ、じぃの仕事についてきてくれるか?」
「おっけ~ トラックで?もちろん行く~」
「出かけても大丈夫か?」と私に聞くので
「熱は無いから大丈夫タロもその方が嬉しいと思うよ」
と、じぃにお任せして私は仕事へ

仕事に行ったらまさかの事態が
同じ部署の人が一人来ない
電話しても出ないし、みんなで「どうすんの~」と大騒ぎ。
結局、連絡の行き違いで今月変更になったシフトが伝わっていなかったみたい
とりあえず、片っぱしから電話して、やっと一人「すぐ行くわ!」と来てくれることに
私まで休まなくて良かった
部署のリーダーは「どうしよう。私の責任よね」と凹みっぱなしでかわいそうなほど・・・
「仕方ないよ。とりあえず何とかなったんだし」って言っても
「ぜ~~ったい、メチャクチャ怒られるわ~」と。
私は午前で終わりなので先に帰りましたが、今頃どうしているのか心配です
さっき休憩に合わせてメールしたけど、返事はないし・・・
心配です

昼過ぎに家に帰るとじぃとタロが仲良くテレビを見ていました

せっかくトラックがあるので灯油を買いに連れて行ってもらいました
自転車で行くと1缶しか買えないし、重くて大変なので助かりました

いつまでも父に頼りっぱなしで申し訳ないと思いつつ、いくつになっても一人娘の私
父の「よっしゃ!」につい甘えてしまいます

父が目を細めて「タロは賢いの~ ええ子や、ええ子や」とタロの頭を撫でるのを見ていると昔を思い出します。
父は私のこともよく褒めてくれました
「ようやった!えらかったの~」「上出来や!」
親バカだなぁと思いながらとても嬉しくて

姫のことも嬉しくて仕方に様子です。
全国大会の新聞記事を切り抜いて大事にしています
「ほ~ 姫もたいしたもんや!えらいの~」って

「お父さん、私の時は本番に来たことないでしょ」って言うと
「お前の時は練習見てるからなぁ
お母さんと違って、ああいう場所は苦手や。性に合わん
「でも、今度、姫の本番に行きたくない?」
「そうやなぁ、死ぬ前に一回行っとくのもええかもな

そう、私が姫のように頑張っていた中学生の頃、毎日夜遅くまで練習して、
夏休みも毎日練習してた頃。
父は時々アイスクリームやジュースを差し入れてくれました。
みんなで喜んで辛い練習も頑張れました
父は仕事の途中に学校の傍を車で通っては練習の様子を伺っていたようです

友達に「さっき門の所に止まってた車ってYのお父さんじゃない?」って言われて
「お父さん、今日学校に来てた?」って聞いたら「ちょっとだけな」って
今なら不審者で通報されそう

でも、これはうちの父に限らず友達のお父さんも
お弁当を届けてくれたり、本番の時に荷物を運ぶのを手伝ってくれたり、遅くなったら迎えに来てくれたり
楽しい思い出です

いつまでも父の「よっしゃ!」に頼ってばかりではいけないと解ってはいるんですが
今日は本当に父のおかげで家も職場も大助かり。
父に感謝です



なが~い1日でした

2010-01-07 16:23:19 | 日記
昨日、姫の今年最初の本番は無事終了

成績や評価はないのでみんなのびのびと楽しそうで、こちらも楽しめました
去年はインフルエンザのおかげで大会以外の本番は出演自粛ばかり
久しぶりに楽しめたのではないかと思います。

昨日は何かとアクシデント続きの1日でした


午前中、仕事を終えて13時前に帰宅。

ふとお昼ご飯を食べている太郎を見ると、首や顔に発疹が
もう午前の診察時間は終わってるし、水曜日は午後の診察は休診なので電話で聞くしかありません。
慌てて病院へ電話「先生!太郎に発疹が・・・
「熱が無いならやっぱり抗生剤が合わんかったんかも。飲むの止めて痒がるようなら薬飲ませて」

去年の2月に抗生剤で酷い薬疹が出た太郎。
今回は違う抗生剤、比較的副作用の少ないものを処方していただいたんですが

それにしても、歯痒いのは主人です。
半日も太郎と一緒に居ながら気づかないなんて
もっと早く気づいてたらちゃんと受診出来たのに

とりあえず感染性の発疹とは考えにくいから外出も大丈夫ということで出かけることに

そこへお義母さんが車で到着
しかし、何故か主人の姪っ子が一緒

主人も「チケットが無いと入れんって言うとったのに

お義母さんのこういうところが苦手です
「無理を通せば道理引っ込む」的な考え・・・

楽しみについてきたであろう姪っ子はかわいそうにそのまま家へ送り返されて
いくら自分の孫でもあんまりでは?と思うのですが

今回のチケットは入手困難なチケットで出演者の家族向けの前売りでやっと手に入る物。
だからみんな何カ月も前に「行けるかどうか判らないけど、とりあえず家族全員分買っておこう!」と申し込むんです。
お義母さん「行ったら何とか入れるんじゃないの?」ぐらいの気だったようで
会場のホールの名前を聞いてもそんな簡単には入れないと思ってもらえないのだろうか?
学校の体育館や公民館じゃなくて、ちゃんとしたホールで全席指定なんですけど・・・
太郎でさえ1席分買ったというのに

まあ、主人の身内のことだし、姪っ子も慣れてるかもしれないと思い直してホールへ。

姫たちののびのびと楽しそうな様子と客席からのたくさんの拍手に
他の団体も素晴らしく、私も心からたくさんの拍手を贈りました


さて、お義母さんの困ったは太郎にも降りかかります

「はい。タロくん、お年玉」
「おばあちゃん、ありがとう
中を覗いた太郎が「お母さん、お金が2つも入ってる
「あ~そうそう。姫のも一緒に入れてるから。袋代を節約したのよ~
タロくん、それ姫ちゃんに渡してね」

ここで太郎は困ったようです。
自分にくれたんじゃないの?これはタロのもの?姫のもの?
これを姫にあげたらタロのは????

しゅんとなって黙って私に袋を渡した太郎。
かわいそうだけど説明は家に着いてからにしよう
しかし、袋代の節約なんて初めて聞いた
お年玉っていうのは小さい子も「自分が貰ったもの」って思えるからいいんじゃないのか?
本当に会えば一度は驚かされる
結婚して13年、未だにお義母さんに慣れないです

会場には姫の学校の先生方の姿も
去年転任されたM先生にもお会いして
M先生は姫が2年の時の担任です。
「とてもよかったですよ」と言っていただいて

それから3年の時の担任のK先生。
「よく頑張ってますね」と言っていただきました
「姫ちゃんから年賀状を貰いました。ありがとうございます
僕のは明日には届くと思うんですが、遅くなってしまってすみません」と言われて、
思わず「え!?K先生にも出してたんですか?」って言っちゃいました
「はい。とても嬉しかったです
喜んでもらえて良かったです

帰ってから姫にK先生が年賀状を喜んでいたこと。頑張ってるねって褒めてくれたこと。
M先生も来てくれて褒めてくれたことを話すと
「K先生とM先生来てたの?恥ずかし~」って言いながらも嬉しそう
「M先生、変わってなかった?」って。
「うん、相変わらず『こんにちは~!』って元気だった
「ジャージ?
「まさか!いくらM先生でもあそこにジャージでは来ないでしょ
あ、でも奥さんかな?女の人と一緒だった」
「奥さんに決まってるやん!結婚してるのに
「M先生が結婚してるって知らんかったわ」
「お母さんでも知らんことあるんや
「そりゃあるよ~

姫にとってM先生は面白くてよく遊んでくれる先生でした
おかげで授業は遅れるばかりでお母さん達には不評でしたが、
今思えば姫は楽しんで学校に通っていたと思います。
私は「子供たちと一緒によく遊ぶ先生だな~」と思って見ていました
学校に行く度に見かけるM先生はジャージ姿で子供たちに囲まれてもみくちゃになりながら笑っていました。
親の目線で良い先生と子供にとって良い先生は一致しないものですね


一方、太郎は保育園に行くためには発疹が酷過ぎて
「病院で証明書貰わなくちゃ」と初めての病院へ
ところが「100%薬疹と言いきれないので休まれる方がいいと思いますよ」と
他に休む人がいて交替できる人がいないから私は休めない
どうしよう・・・こんな時はいつも父が頼り

で「明日と明後日、タロをお願い!」と頼むと
いつものように「よっしゃ、わかった」と言う返事
助かりました

この時点でもうクタクタで
晩ご飯は回転寿司に行きました

食べ終わって家に帰ってお風呂に入ろうとすると
今度は姫が「なんかしんどい
熱を計ると37.2度

私は大急ぎでお風呂に入って「さあ!寝るよ~」
22:30 やっと

なが~い1日がやっと終わりました
記事も長くなってしまいました

ぐだぐだとした記事を最後まで読んでくださってありがとうございます