今日は待ちに待った精神科医N先生の医療相談の日でした。
昨日は38度の熱を出した姫でしたが、
今日のお昼前には36.2度に下がっていたので連れていきました。
部屋に入るなり太郎は車の本を見つけて眺めていました。
姫はキョロキョロしながら、何やら手をクルクル動かしています。
N先生に「何か探してるんかな?」と聞かれて
「こうするの」と手をクルクルする姫
「あ!ルービックキューブ?」と私が聞くと
「名前知らんもん」
「なるほどなぁ これかな?」とN先生が出してくださったルービックキューブを見て「それ」
嬉しそうに受け取ると夢中でクルクル回していました
N先生の質問にポツリポツリ答える姫。
N先生とは話が出来るようです。
時々、太郎も交えながら暫く話をしてから
看護師さんに姫と太郎を部屋の外へ連れて出してもらいました。
過去記事にも書いた「KN」という女の子のことを聞いてみました。
「う~ん、思春期ぐらいまではあるけどなぁ。
イマジナリーフレンドって言うんやけどな。
ぬいぐるみや人形相手に会話する。
架空の、空想の友達やねんけど、大事な友達やねん。
そうすることでストレスを軽くしたり
落ち着けたりするわけやから暫く様子を見たらどうやろう?」
ということで、一安心
「それより携帯でそんなこと出来るんやなぁ
そっちの方がビックリやで」とN先生
もう一つの携帯の悩みは従姉妹達との関係です。
夢中でメールしていた姫ですが、どうやら上の従姉妹は姫の頻繁なメールに耐えかねた様子
メルアドを変えてしまったようです。
姫は必死で下の従姉妹に「Rはメルアド変えたん?新しいの教えてって言って!」とか
義父母に「Rのメルアド知ってたら教えて」とメールをしたようですが
従姉妹からは「Rには言っとくわ」
義父からは「じいも変わったの知らんわ」
義母からは「用があるんならおばあちゃんから伝えるよ」
等々の返信が・・・
これはどう考えても拒絶されてます
そのことを姫に解らせるべきかどうか迷っていました。
「それはハッキリ解らせるべきや。解らなあかんことやから。
幸い今回は身内の話やし、良い機会ちがうかな?
この先、友達との付き合いをするためには知っておかなあかんことやで。
『距離を詰め過ぎたら相手がしんどい』って教えとかんとな」
確かにそうです。
姫は話をする時でも近づきすぎてくるので
「ちょっと近過ぎるよ。もう少し離れてくれる?」と言うこともしばしば
今回の従姉妹達に宛てたメールの殆どが
「7時45分までに返事ちょうだい」
「今日メール出来る?」
「今度はいつメール出来る?」
「明日、10時からメールしよう」
と、私ならうんざりするようなものばかり
こういうメールを受け取る側の気持ちをどう伝えるか。
何と言えば姫が理解するのか。
難しいです
最後は友達関係
これは姫を見てくださっている先生方と私に共通の心配です。
「友達関係だけはしっかり見といてあげてな。
これが一番大変やと思うけど、目ぇ離されへんで。
この子はまだ自分で自分を守られへん。
相手の悪意や裏側が解らへん。
友達やと思ってついて行くのに精一杯やもんな。
けどな、お母さん。
あと何年かして気付く時が来るで。
友達やと思ってた子らの本心や自分への仕打ちに気付いてしまう時が来る。
その時がもっと、今よりもっと辛いで。
何より本人が一番辛い思いをする。
ホンマに見ておられんぐらいにショック受ける子もおる。
その時にしっかり支えてあげんとな」
気付く時がくる。
自分を守るためには必要なことだけど、
友達を信じている今が姫にとって幸せなのかもしれない。
でも、いつかきっと気付いて乗り越えてほしいと願っています。
その時には私だけでなく、本物の友達がいてくれたらいいな
今日も色々と考えさせられました。
さて、一緒についてきた太郎についてN先生
「マイペースやなぁ
お姉ちゃんに負けんくらい賢いみたいやし・・・
高機能広汎性の特性をしっかり持ってるなぁ
これくらいマイペースでしっかりしとったらお姉ちゃんとは違う心配があるんかな?
姉弟喧嘩する?」
「お互いに無い物を持っているので
共通の興味や目標を見つけた時はいいんですけど、
衝突するともう収集がつかなくて・・・」
「お互いにいい刺激になるんちがうかな」
目を細めて楽しそうに太郎の様子を見ておられたN先生。
「二人ともめっちゃ賢いんやからな。
算数もちゃんと出来てるで。自信持ったらええ。
『嫌や』『出来ひん』言うとらんと頑張りや」
そう言ってもらえて姫も太郎も
男の人が苦手な姫がN先生は平気なのはこういう人柄だからかな?
黙っていると怖そうなんですけどね
昨日は38度の熱を出した姫でしたが、
今日のお昼前には36.2度に下がっていたので連れていきました。
部屋に入るなり太郎は車の本を見つけて眺めていました。
姫はキョロキョロしながら、何やら手をクルクル動かしています。
N先生に「何か探してるんかな?」と聞かれて
「こうするの」と手をクルクルする姫
「あ!ルービックキューブ?」と私が聞くと
「名前知らんもん」
「なるほどなぁ これかな?」とN先生が出してくださったルービックキューブを見て「それ」
嬉しそうに受け取ると夢中でクルクル回していました
N先生の質問にポツリポツリ答える姫。
N先生とは話が出来るようです。
時々、太郎も交えながら暫く話をしてから
看護師さんに姫と太郎を部屋の外へ連れて出してもらいました。
過去記事にも書いた「KN」という女の子のことを聞いてみました。
「う~ん、思春期ぐらいまではあるけどなぁ。
イマジナリーフレンドって言うんやけどな。
ぬいぐるみや人形相手に会話する。
架空の、空想の友達やねんけど、大事な友達やねん。
そうすることでストレスを軽くしたり
落ち着けたりするわけやから暫く様子を見たらどうやろう?」
ということで、一安心
「それより携帯でそんなこと出来るんやなぁ
そっちの方がビックリやで」とN先生
もう一つの携帯の悩みは従姉妹達との関係です。
夢中でメールしていた姫ですが、どうやら上の従姉妹は姫の頻繁なメールに耐えかねた様子
メルアドを変えてしまったようです。
姫は必死で下の従姉妹に「Rはメルアド変えたん?新しいの教えてって言って!」とか
義父母に「Rのメルアド知ってたら教えて」とメールをしたようですが
従姉妹からは「Rには言っとくわ」
義父からは「じいも変わったの知らんわ」
義母からは「用があるんならおばあちゃんから伝えるよ」
等々の返信が・・・
これはどう考えても拒絶されてます
そのことを姫に解らせるべきかどうか迷っていました。
「それはハッキリ解らせるべきや。解らなあかんことやから。
幸い今回は身内の話やし、良い機会ちがうかな?
この先、友達との付き合いをするためには知っておかなあかんことやで。
『距離を詰め過ぎたら相手がしんどい』って教えとかんとな」
確かにそうです。
姫は話をする時でも近づきすぎてくるので
「ちょっと近過ぎるよ。もう少し離れてくれる?」と言うこともしばしば
今回の従姉妹達に宛てたメールの殆どが
「7時45分までに返事ちょうだい」
「今日メール出来る?」
「今度はいつメール出来る?」
「明日、10時からメールしよう」
と、私ならうんざりするようなものばかり
こういうメールを受け取る側の気持ちをどう伝えるか。
何と言えば姫が理解するのか。
難しいです
最後は友達関係
これは姫を見てくださっている先生方と私に共通の心配です。
「友達関係だけはしっかり見といてあげてな。
これが一番大変やと思うけど、目ぇ離されへんで。
この子はまだ自分で自分を守られへん。
相手の悪意や裏側が解らへん。
友達やと思ってついて行くのに精一杯やもんな。
けどな、お母さん。
あと何年かして気付く時が来るで。
友達やと思ってた子らの本心や自分への仕打ちに気付いてしまう時が来る。
その時がもっと、今よりもっと辛いで。
何より本人が一番辛い思いをする。
ホンマに見ておられんぐらいにショック受ける子もおる。
その時にしっかり支えてあげんとな」
気付く時がくる。
自分を守るためには必要なことだけど、
友達を信じている今が姫にとって幸せなのかもしれない。
でも、いつかきっと気付いて乗り越えてほしいと願っています。
その時には私だけでなく、本物の友達がいてくれたらいいな
今日も色々と考えさせられました。
さて、一緒についてきた太郎についてN先生
「マイペースやなぁ
お姉ちゃんに負けんくらい賢いみたいやし・・・
高機能広汎性の特性をしっかり持ってるなぁ
これくらいマイペースでしっかりしとったらお姉ちゃんとは違う心配があるんかな?
姉弟喧嘩する?」
「お互いに無い物を持っているので
共通の興味や目標を見つけた時はいいんですけど、
衝突するともう収集がつかなくて・・・」
「お互いにいい刺激になるんちがうかな」
目を細めて楽しそうに太郎の様子を見ておられたN先生。
「二人ともめっちゃ賢いんやからな。
算数もちゃんと出来てるで。自信持ったらええ。
『嫌や』『出来ひん』言うとらんと頑張りや」
そう言ってもらえて姫も太郎も
男の人が苦手な姫がN先生は平気なのはこういう人柄だからかな?
黙っていると怖そうなんですけどね