姫と太郎の賑やかなお家

姫14歳、太郎9歳。高機能広汎性発達障碍の子供たちとの賑やかな暮らしぶりを綴っていこうと思います。

初夏を感じさせるもの

2010-06-14 23:46:50 | 姉と弟
初夏を感じさせるもの・・・

そう「カブトエビ」の季節がやってきました。

田んぼに水が入ると泳ぎ回るカブトエビたち

不思議な生き物ですよね

水田が秋には稲穂が刈り取られ、畑になって野菜を作り
春になって野菜の収穫が終わるとまた水が入って水田になって・・・

あんなに何度も何度も掘り返されて耕されているのに

カラカラに干されている時期もあるのに

どうして毎年、水が入ると現れるんでしょう


今日、買い物の帰りに田んぼの横を通って泳いでいるカブトエビ達を発見

「あ~ また暑くなるなぁ」とぼんやり考えていました。


夕食の時、太郎が
「今日な、田んぼの水の中で何かヒラメみたいな形で
でも、足としっぽがあって、いっぱいで泳いでるのがおったけど
何やろう、アレ・・・

姫が「カブトエビやろ?タロ、毎年見てるやん

「カブトエビって言うって知らんかったもん
え~ でも、何でカブトエビって名前なんやろう?
柔らかかったし・・・ぷにぷにしとったで

「触ったの?」姫と私、同時に叫んでました

名前も知らない、得体の知れないものを触るなんて・・・
さすが太郎

「気持ち悪ないん?」と姫は言うけれど
そう言う姫だって、幼稚園の頃は触っていました
自分で捕まえることが出来なくて
「とって~」とせがまれて私が捕まえました
ガラス瓶に入れて「かわいい~」って眺めてたのに
忘れちゃったのかな


太郎は短時間にしっかり観察してきたようです。
「ぷにぷにして柔らかかったで。
端っこは赤くて、真ん中の方は白かった。
たまにダンゴ虫みたいに丸くなるのもおった。
丸くならんのもおったけどな

普段と変わらない時間に帰ってきたのに
良くそこまで触ったり観察したり出来たものです

「どんだけ触ってきたんよ~ 気持ち悪い」と姫は言うけど
連れて帰らなかっただけマシかも


姫は「かわいい~」といろんな生き物を連れて帰ってきました。

ダンゴ虫はガラス瓶にいっぱい
 (さすがに鳥肌が立ちました)

ミノ虫はポケットの中
 (気付かずに洗濯機で洗ってしまいました)

飼育ケースをわざわざ持って行ったと思ったらカナヘビを連れて帰ってきました
 (1年生の頃、クラスの男子に貰ってきました)

そんな姫が「気持ち悪い」だなんて

そういうお年頃なのかなぁ


とにかく、良い機会なのでカブトエビについて調べてみるのもおもしろいかも