地域再生のヒントがいっぱいの「アネモメトリ」、その中で有田焼を再生のこの話は素晴らしい!
今年は佐賀県あげての再生プロジェクトに発展、4月にはイタリアのミラノサローネ(国際的なデザインの見本市)にプロジェクトから多数出品するそうで、これも楽しみです。
以下、柳原さんのプロジェクトの紹介
「本誌の特集では、「地域とものづくり」を大きなテーマとして取り上げてきた。そうするなかで、「伝統産業の今とこれから」についても考えてきたつもりである。
地域に根ざした技術や手わざは全国に数多あるけれど、今の時代に合わなかったり、作り手の後継者がいなかったりと、状況はとてもきびしい。「ローカル」がキーワードとなり、あちこちで町おこし、村おこしが行われていても、それが結果に結びつくケースは決して多くはない。
それにはいくつも理由があるけれど、ひとつ大きいと思うのは、外からの一時的な関わりかたである。外部のひとが地域に入り、プロジェクトなどを行い一時的に盛り上がったとしても、それが持続せず、外部が去った後は地域のひとたちだけでは何もできない、というようなことも話に聞く。外の視点を取り入れて地域を変える可能性は大いにあるが、その場限りでは何も変わらない。住民が主体的にものごとに関われる仕組みを考え、良い方向に回り出すような「好循環」を生みだすことが大切なのではないだろうか。」
今年は佐賀県あげての再生プロジェクトに発展、4月にはイタリアのミラノサローネ(国際的なデザインの見本市)にプロジェクトから多数出品するそうで、これも楽しみです。
以下、柳原さんのプロジェクトの紹介
「本誌の特集では、「地域とものづくり」を大きなテーマとして取り上げてきた。そうするなかで、「伝統産業の今とこれから」についても考えてきたつもりである。
地域に根ざした技術や手わざは全国に数多あるけれど、今の時代に合わなかったり、作り手の後継者がいなかったりと、状況はとてもきびしい。「ローカル」がキーワードとなり、あちこちで町おこし、村おこしが行われていても、それが結果に結びつくケースは決して多くはない。
それにはいくつも理由があるけれど、ひとつ大きいと思うのは、外からの一時的な関わりかたである。外部のひとが地域に入り、プロジェクトなどを行い一時的に盛り上がったとしても、それが持続せず、外部が去った後は地域のひとたちだけでは何もできない、というようなことも話に聞く。外の視点を取り入れて地域を変える可能性は大いにあるが、その場限りでは何も変わらない。住民が主体的にものごとに関われる仕組みを考え、良い方向に回り出すような「好循環」を生みだすことが大切なのではないだろうか。」