夏目漱石著「三四郎」@Amazonオーディブル聴了。
高校生の時に読んだから中身をほとんど覚えていなかった。
単に青春小説かと思ったが、文豪の作品は奥が深い。若い時よりもずっと内容が理解出来る。
平塚雷鳥がモデルと言われる三四郎憧れの里見美穪子が、良く描けている。自由放任主義で育った都会の女性には、私も含めて若い時には誰でも一度は憧れる。
そんな彼女に翻弄される苦い経験は誰にでもある。だから世間を知らない高校生や大学生の時に読むより、結婚して女と暮らして、女の本性を知ってから読む方がいいねぇ。
また漱石のエッセイを読むと明治と言う時代への批評が多くて食傷気味だが、広田先生に語らせる世相や人生は、的を得ていていいねぇ。
高校生の時に読んだから中身をほとんど覚えていなかった。
単に青春小説かと思ったが、文豪の作品は奥が深い。若い時よりもずっと内容が理解出来る。
平塚雷鳥がモデルと言われる三四郎憧れの里見美穪子が、良く描けている。自由放任主義で育った都会の女性には、私も含めて若い時には誰でも一度は憧れる。
そんな彼女に翻弄される苦い経験は誰にでもある。だから世間を知らない高校生や大学生の時に読むより、結婚して女と暮らして、女の本性を知ってから読む方がいいねぇ。
また漱石のエッセイを読むと明治と言う時代への批評が多くて食傷気味だが、広田先生に語らせる世相や人生は、的を得ていていいねぇ。