円山応挙展@根津美術館。
「写実主義を超えて」と言う割には、龍とか中国の絶世の美女とか山水画とか架空が多いのだけれど。
それでも「雲龍図屏風」や「藤花図屏風」とか素晴らしい!藤花図屏風の解説で、花の部分は印象派のようだと書いてあったけれど、速水御舟の菊の花のように立体的に浮きだって見える。ゴッホのように絵の具で山を作っている訳ではないのに。
そして、建物や庭がまた素晴らしい!とてもあの醜悪なプラダのビルと同じ南青山にあるとは思えない。常に鳥がさえずり、静かで自然がたくさん残っていて、昔の茶室が点在している。今にも、その茶室から益田孝とか根津嘉一郎などの数寄者達、明治の文化人の息遣いが聞こえてきそう。
バックに醜悪な六本木ヒルズが見える時は最悪だけど。
「写実主義を超えて」と言う割には、龍とか中国の絶世の美女とか山水画とか架空が多いのだけれど。
それでも「雲龍図屏風」や「藤花図屏風」とか素晴らしい!藤花図屏風の解説で、花の部分は印象派のようだと書いてあったけれど、速水御舟の菊の花のように立体的に浮きだって見える。ゴッホのように絵の具で山を作っている訳ではないのに。
そして、建物や庭がまた素晴らしい!とてもあの醜悪なプラダのビルと同じ南青山にあるとは思えない。常に鳥がさえずり、静かで自然がたくさん残っていて、昔の茶室が点在している。今にも、その茶室から益田孝とか根津嘉一郎などの数寄者達、明治の文化人の息遣いが聞こえてきそう。
バックに醜悪な六本木ヒルズが見える時は最悪だけど。