滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2000.05.28 比良の滝/神爾の滝

2000-05-28 18:53:33 | 比良の滝
2000.05.28[リフト山麓駅~雌滝~雄滝~リフト山麓駅]
※雌滝ルートは一般登山道ではありません!
これで、神爾の滝は8度目となる。今日は神爾谷入口から谷に下り、ほとんど廃道と化した不明瞭な道を雌滝へと目指した。一昨年晩秋に全瀑連の仲間たちと来たときよりもさらに荒れており、初夏ということでブッシュも多くクモの巣と戦いながらの前進となった。昨日は結構な雨が降ったにもかかわらず水量はさほど変わらなかったのは、花崗岩という岩質が雨水を吸収しやすいということからであろうか。雌滝でじっくり滝を眺め写真を撮り、今日は左岸より雌滝を越え、直接雄滝へと向かった。この2ツの滝の間には落差10mほどの2段の滝と、落差5mの直瀑が存在するが本日はパスする。雄滝では滝壷付近に積もった流木掃除をしてここでもじっくり鑑賞する。さらにこの上流には3ツの滝があるそうだがルートはなく、悪いゴルジュになっているそうでかなりの経験と技術を要するようである。本日も雄滝で滝巡りを切り上げ、今度は一般登山道を利用し、途中カマブロ洞を見て駐車場に戻った。


神爾谷最初の滝はリフト山麓駅の裏にある。


旧道を歩き雌滝へ。この道は年々荒れて途中からはほとんど道はなくなっている。


雌滝のこの美しさはスラッとした女性的な曲線ですが、滝の勢いは強く男性的。


溝状の流れからはみ出した流れは岩を細く伝い糸を引いたよう。


滝の下部は岩が黒く、滝の白い水とのコントラストが美しい。


雌滝から滝を2つ挟んで上流に雄滝はある。


雄滝の跳ねた水流は岩にあたって元に戻ってくる。


新緑が美しかった。緑と白の色の組み合わせも素晴らしい。


雄滝の滝壺は浅い。


少し離れてみると、緑を纏った優雅な滝に。


支流のシャカ谷にあるカマブロ洞。


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